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1.私が異世界転生!?

この度は、ほのぼのライフをおくりたいを目にして頂きありがとうございます。この作品は処女作となっています。誤字脱字等ありましたら、ご指摘よろしくお願いします。


 私は佐藤慶子。夫と、子供2人に恵まれ、専業主婦をしていた忙しい日々だったが、毎日充実していた。子どもたちも結婚し、孫にも恵まれた。仕事が忙しかった夫も退職し、なかなか行けなかった旅行に行くようになった。夫婦で行くなんて、新婚時代を思い出すねって話したりもしたわね。懐かしいわ。人生最後は夫、子ども、孫に囲まれて眠るように死んだのだ。思い出すのは家族の笑顔、温かい家庭、幸せな日々ばかりだった・・・。


「ここはどこかしら?」


 目を覚まし、辺りを見回す。そこは、あたり一面何もない真っ白な世界だった。“死んだ筈の私がなぜ生きてるの?”

 

『佐藤さん初めまして。私は全知全能の神アルデルドです。貴女は天寿を全ういたしました。家族に囲まれた素敵な最後でしたね。』


いつの間にか目の前にいる金髪美女が、話しかけてくる。いやー、ここまでの美女に御目にかかれるなんて、幸せすぎる!!


「え、神様??」

『美女なんて嬉しい!ありがとう。まあ、私は地球の神ではないのだけどね。』


え、地球の神ではないってどういうことから?あれ?私は美女ってこと口に出していたかしら???


『口に出てなかったわよ?神だから心の声が聞こえるのよ。』

「あ、そうなんですね。神様ってすごいですね。」

『そうでもないわよ。早速本題に入りましょう!』

「本題??」

『そう、本題。貴女をここに呼んだのは、私の守護する世界に転生してもらいたいの。』


 神様が言う世界とは、地球にはいない、エルフやドワーフ、獣人、精霊や魔物などと共存する世界。魔法が日常的に使われており、そのせいで有害なガス?みたいなものが発生する。異世界人(地球人)の魂がその世界ににあることで空気が浄化される。そして前に転生した者が亡くなったら新しい人を転生されるということらしい。


「なるほど。今流行りの異世界転生ですね。」 

『まあ、早い話しそういうことね。でも、貴女よく異世界転生知ってるわね。』      

「まあ、若い頃からファンタジーな話が好きだったのもありますが、孫と一緒に異世界転生ものの小説やゲームをやっててそういうジャンルは知っていましたから。でも、なぜ私が選ばれたのでしょうか?」

『なるほどね。それなら納得だわ。基準はそうね。1.天寿を全うしていて、今世に未練がない。2.悪事に手を染めていない。3.正義感に満ち溢れすぎて空回せず、平々凡々に生活していた。4.弱いものに手をさしのべられる勇気と優しさも兼ね備えているっていうのが選択基準かしら。まあ、他にもその基準に当てはまる人がいたから最終的にクジで決めたわ。』

「・・・あ、クジなんですね。」

『ふふふ。そんなことはさておき、転生お願いできるかしら?』

「勇者になれとか、何かをしろなどの使命はあるんですか?」

『ないわよ。転生してくれて、生きてさえいてくれれば、何をして生活してもいいわ。』

「そういう感じなんですね。あ、いるだけで世界が浄化するって言ってましたもんね。あれ?じゃあ、聖女ってことですか?」

『うーん、聖女ではないわね。あなたがいる国だけが浄化されるのではなく、全世界が浄化され続けるから。』

「なるほど。」

『でも、最短100年に1度しか転生させられないの。あなたがすぐに死んでは困るから特典をあげるわね。』

「特典?」

『そう。何がいい?』


急に言われても何がいいかわからない。


「今まで転生した人たちは、何を特典にしたんですか?」

『美形な容姿や全属性魔法、あらゆる種族、地位とかかしら。』


なるほど。容姿や地位をお願いすると後の楽しみがなくなるから、運に任せよう。でも病気や怪我に悩みたくない。すぐに死なないためには、病気になりにくくするための健康な身体と運があるといいわよね。あとは私の癒しのためにモフモフは重要だから動物と仲良くなれるといいわ。あとは努力すれば強くなれるように上限突破をお願いしたいわね。

『では、私の加護、健康、運、上限突破、全ての生き物に愛される特典を与えます。』

「え、全部叶えてもらえるんですか?」

『ふふふ。1つとは言ってないから全部大丈夫よ。教会に行き、お祈りすることで私に会えるようにしておきました。あなたの新しい人生楽しんできてください。あなたに会えるのを楽しみにしていますよ。』

「いろいろありがとうございます。必ず教会に会いに行きます。またお会いしましょう。行ってきます。」


その言葉を最後に目の前が光り、意識はなくなった。


1話を最後まで読んで頂きありがとうございます。

2話目以降も宜しくお願いします。

頑張って作成しますので、少々お待ち下さい。

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