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魔法少女BLOOD  作者: 佐月雨
第1夜 黒い魔法少女
4/50

4

「魔法少女?そんな話してたっけ」


「してたよ~!噂がどうのこうのって!」


「まだ夢の中なのかもしれないな。一回頭叩いてみるか、起きるかも」


「教科書の角で叩くと良いって聞いた事あるよ。美琴ちゃんには勉強よりも良い使い道だと思うの」


「そうだな、やってみるか」


「ちょっ、ストップ!あ~はいはい、魔法少女ね!思い出しましたとも!」


「それは結構」


「えーと、あたしもまだそんなに詳しくないんだけどね。最近巷で突如意識不明になった人が何人か搬送されてるのは知ってる?」


「ニュースでやってるやつね。原因も不明だけど、当人に外的要因が見当たらない事から事件性はない、何らかの感染症や病気の可能性が高いって話だけど……」


「命に別状はないけど、意識が戻らないんだってね」


確かに、気になる話ではあった。そこまで大々的になっていないのも少し不自然だと思う。ゴシップ好きの美琴が飛び付きそうな話だ。


「その話が魔法少女とどんな関係があるの?」


「目撃者がいるんだよ、倒れた人のすぐ側に少女らしき人影がいたってね」


「ほう」

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