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魔法少女BLOOD  作者: 佐月雨
第4夜 会者定離
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8

古神が構える。最初の居合いとは違い、刀身を付き出す様な構え。


「もう逃げられないよ。君の魔法のからくりも分かったし、この技は絶対に当たる仕組みになってるから。例えいくら眼が良くても、これだけは防げもしないし、避けようもないんだ」


「逃げないさ。お前だけは死んでも殺すって決めたから」


「あぁ、死ぬのは君だけだ。いくよ……奥義『虚空』!」


今だ。『超動体視力』、決して未来予知などではないこの魔法は……。


「『未来予見式真紅眼(インサイトブラッド)』ッッ……!!」


また、時が止まる。全てがスローモーションになり、映し出されるヴィジョンは………………。


______。……………なるほど。これは………………、これは。避けられない。避ける事は叶わない。血に染まる未来が、そこにはあった。


映像が止まる。時が動き始める。


古神の刀が私に突き刺る。避ける事は叶わない。その結果を私は受け入れる。


「ッ……!!!」


腹に馬鹿みたいに大きい風穴が空いていた。口からも盛大に吐血し、自分でもまだ死んでいないのが不思議だ。


この技の正体は魔法のブーストで速度を最大限までに加速させた恐ろしく速い突き。それに加えて、『何でも斬れる刀』の性質を使い、相手が"避けるという結果を斬って"いる。さっきこいつが言った通り、絶対に当たるというのは嘘でもハッタリでもなかった。

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