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魔法少女BLOOD  作者: 佐月雨
第4夜 会者定離
34/50

3

夜____


仕事から帰ってきた母さんと一緒に夕飯を食べている。暫く家に戻ってこれないと思うと少し寂しいが、私の事を認識出来なくなる事だけがまだ救いだった。


「浮かない顔してる。何かあったの?」


「なんでもないよ」


「そう……?」


母さんは何でもお見通しか。


「強いて言えば、馬鹿な友達が悪い遊びを覚えたって事ぐらい」


「年頃の女の子だもの、そういう事もあるわ」


「お母さんもそうだった?」


「そりゃお母さんも、ちょっとはね」


「えー、気になる」


微笑む母さんの顔。束の間でも、落ち着く穏やかな時間。


「また今度、ね」


そう、母さんが言い終わった瞬間、ごとり。と、音がした。首。首、が床に転がり。転がった母さん、だったもの、と目が合った。また今度。永遠に訪れる事のなくなった、また今度。テーブルの上や、床、壁、私の顔、などなど辺り一面、私の視界全てが朱く染まって。


「え、かあ、さん」


はっ、はっ。

何が起きたのか理解出来ず、上手く、呼吸が出来ない。


「私の名前は古神雫(こがみしずく)。さぁ、開始めようか?」


巫女装束を纏い、日本刀を携えた少女がそこにいた。

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