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終わりを迎える僕と始まりに向かう君。

作者:風林火山
 君と出会ったのは十一月の文化祭。真面目な君と不真面目の僕は相性が悪いと思っていた。当然僕は君のことが嫌いだった。
 ある日、僕は君の笑顔を見てしまう。綺麗だと感じたその日から頭の中は君でいっぱいになった。親友の忠告を無視し、君と関わることを選んだ僕と君の思い出。楽しい時間が終わることも、辛い時間が来ることも知っていたはずなのに。
 これは後悔真っ只中の僕が書いた、最初で最後の君への手紙。
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