7月20日
初めましてユキチと申します。
一度投稿した小説なんですが段落が無く読みにくい、名前を付けた方がいいなどと意見を頂き再度投稿させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。
「後7日で夏休みだよ!楽しみだなあ…」
2時間目が終わると同時に友達の誠が幸せそうに僕に話しかけてきた。
「いやー、1年って早いもんだよね。」
「もう俺たち2年生だぜ?来年には受験勉強だよ…」
「それ今言うか?」
楽しい夏休みがもうすぐだと言うのに来年の事を考えてしまって2人で暗い雰囲気になってしまった。
しかし本当に早いものだ、僕達は今高校2年生であり高校1年生の夏休みはどう過ごしたのかあまり覚えてない。
今年は何をして遊ぼうなどと考えていると
「今年は遊ぶ前に宿題終わらせなさいよ?」
笑ながら近づいてきたのは沙耶である。
沙耶は高校1年生の時成績で上位をキープしていた女の子だ。
今年も上位をキープするであろう沙耶は僕と誠にこう言ったのだった。
「あんた達去年宿題結局終わらなかったんだから今年は終わるまで遊ばせないからね!?」
「ちょっと待ってよ、誠はともかく僕はギリギリ終わらせたよ?」
「いや…ギリギリじゃない…早く終わらせれば夏休みの最後までたっぷり遊べたのよ?」
僕は沙耶にそう言われ言葉を無くしてしまい、誠は宿題の事を言われ立ったまま気絶してしまっている。
「まあまあ、そこまでにしてやれよ沙耶。」
司が話に入って来た。
司は隣のクラスで休み時間はいつも僕達のクラスに来ている。
「この2人がちゃんと宿題してくれたら何も言わないわよ。」
「今年は俺と沙耶の二人がかりで祐希と誠を見てやればいいさ。」
「そうね…。去年しっかり確認しとけばよかった…。」
沙耶はそう呟くと僕と誠の事を一瞬睨んだ。
しかし、すぐ笑い、
「楽しい夏休みにしようね。」
と言い僕達は皆になった。
「さて、来年は受験勉強で遊ぶ暇はあまり無いんだから今年は遊ぶぞ!」
「おぉー!!!」
司がこう言い僕達3人は同時に返事をした。
返事が大きかったせいかクラスの皆に笑われてしまい僕達は恥ずかしくなったがすぐに笑った。
丁度その時予鈴が鳴り皆席に着き司もまた後でと言い教室を出て行った。
3時間目の授業が始まり20分が経つ。
僕は夏休みがとても楽しみになってしまい授業がなかなか頭に入って来ないのであった。
我ながら小学生みたいだなと思ったが周りを見るとクラスメイトの殆どが夏休みを楽しみにしている顔をしていて僕一人だけじゃ無いんだなと思い少し笑ってしまった。
さて…この夏休みをどう過ごすかはまだ分からないけどきっと一生の思い出になるんじゃないかと思いとても楽しみになってしまった。
読んで頂きありがとうございます。
どうでしたか?
いい作品にして行きたいので意見などございましたら教えて下さい。
感想お待ちしております。