襲われる生徒達
エリンラックと剣神と別れた私は生徒達の避難に向かっていた。
「うわ、うわぁぁぁぁ」
あちこちに生徒たちの悲鳴が聞こえ、様々な方向に生徒たちが逃げ惑っていてパニック状態だ。
おかしい。悪魔は校舎上空に一体。東校舎に一体。西校舎に一体のはず。中央校舎のここには悪魔がいないはず、なぜこんなにパニック状態なのか。
私はマップで悪魔の位置を確認すると、近くに無数の悪魔がいる。校舎の中を縦横無尽に動きまわっている。
その時私の前を一体の悪魔が通っていった。この悪魔はヴェパル。魚型の悪魔で、『ソロモン・ゲート』では雑魚モンスターだが、今学校に現れているのは数十体のヴェパルだ。
レモリーめ、雑魚モンスターだと思ってこいつがこいつらを私たちに伝え忘れていたな。
私は一体のヴェパルに隔離玉を銃弾にした隔離弾を当てる。しかし、隔離されるのはその一匹だけで、校舎にいる無数のヴェパルは暴れっぱなしだ。
「やっ!」
目の前でヴェパルに襲われている生徒がいたから、ヴェパルの頭を撃ち抜いてやった。これは一体一体隔離するより、倒してしまった方が早そうだ。
「コスプレ露出お姉さんありがとう」
さっき助けた生徒が私に礼を言う。
コスプレっていうな。私のは鎧だ。
それよりも、皆の援護に行くのはちょっと遅くなりそうだな。
私はまだ数十体残るヴェパルを倒しに向った。




