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手紙に託された思い

柊が静かにこの世を去った日。


 


彼女の家族、結人、先生、そして親友の七海のもとに、一通の手紙が届いた。


 


手紙は柊が心を込めて書き残したもので、それぞれへの想いが綴られていた。


 


家族への手紙には、深い感謝と「いつもありがとう」という言葉が溢れていた。


 


「お父さん、お母さん、私を支えてくれてありがとう。あなたたちの愛があったから、ここまで来られました」


 


結人には、ずっと伝えられなかった気持ちと、これからも強く生きてほしいという願いが綴られていた。


 


「結人へ。あなたの優しさにいつも救われました。どうか、自分の幸せを信じて、前に進んでください」


 


先生には、教え子としての誇りと、これからも希望を持ち続けてほしいと託された言葉があった。


 


「望先生、あなたの教えが私の力でした。これからも、多くの子どもたちに希望を届けてください」


 


親友の七海には、笑顔でいられるようにとの願いと、ずっとそばにいてほしいという想いが綴られていた。


 


「七海へ。これからも笑っていてね。ずっと友達だよ」


 


四人は手紙を読みながら、柊の言葉に励まされ、支えられていく。


 


柊の最後の願いは、形を変えて、彼らの心に灯り続けた。


 


その灯火は、これからの人生を照らし、彼女が紡いだ絆を永遠に繋げていくのだった。

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