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8話 地理書

今回はこの世界についての話です。アドバイスや感想などあったらよろしくお願いします。

 今日は魔法の授業も剣術の修行もない。なので、書物庫に行って地理書でも見てみようと思う。この村の近くのことについて何も知らない。この村の近くのことだけじゃなく、この世界のことを知ることは今後役に立つと思う。早速行ってみよう。


 5分くらい歩いて書物庫に着いた。地理書は5,6冊あったが、どれが良いのか分からなかったので、適当に選んだ。俺が前世の地理書にはこの世界の地理について書かれていた。この世界は人間領と魔族領があるらしく、地球と同じで球体であるらしい。人間領は十字型の島であるらしく、中央島、北島、東島、西島、南島があるらしい。中央島、北島、東島、西島、南島と言っても、全て陸続きで繋がっているらしい。自分の住んでいるアビス村はどこにあるのだろうか。どこにあるのかは分からなかった。この世界には20個の国があるらしく、それ以外は小さな村という扱いらしい。ただ、古い本だったので、どのくらい本当なのか分からなかった。もしかしたらかなり世界と状況は変わっているのかもしれない。参考程度にしておこう。魔族領は中央島の裏側にあり、北島、東島、西島、南島の先にあるらしい。魔族領はとても大きな一つの島らしく、人間は行ったことがある人はほとんどないらしい。この地理書はある程度読んだので、別の地理書を読んでみよう。次は少しきれいめで新しそうな本を選ぼう。新しい世界の情報が欲しいからな。


 次の地理書はこの村の近くについての地理について書かれていた。この村は中央島にあり、中央島には4つの国があるらしく、フルメン王国、ジョルド皇国、ザルドー王国、ボルダ騎士国があるらしくい。フルメン王国は農業王国らしく、ジョルド皇国は宗教国家らしく、ザルドー王国は最も治安が悪い国らしく、ボルダ騎士国は最強の騎士団を保有する国らしい。この村の近くにはフルメン王国とジョルド皇国があるらしい。また、中央島の主権をジョルド皇国とボルダ騎士国の二国が争っているらしい。この地理書もある程度読むことが出来た。今日はもう夕暮れなので、帰ろうと思う。そう思って帰ろうとすると書物庫の奥にとても古びた扉を見つけた。なんだろう、そう思って開こうとしても魔法陣みたいなものが出てきて開かなかった。とても気になったが、今日はもう遅いので、帰ることにした。


 家に帰ると、デロッサが夜ご飯の準備をしていた。おいしそうな匂いがした。


「お帰りなさい。今日の夜ご飯は唐揚げよ。」


「分かりました。」


 この世界の唐揚げは鳥型の魔物の肉を使っている。日本で食べていた肉はほとんど食べられていない。魔物を倒すことで村の被害が少なくなるし、食料まで手に入れることができ、一石二鳥なのだ。また、魔物のせいで鶏や豚などはかなり数が少なく、貴重らしい。たまには前世の料理を食べたいと思い、恋しくなる。今日はこの世界のことについて知ることが出来て、とても良かった

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