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4話 魔法

今回は初めて魔法が出てきます。まだ迫力のない魔法ですが、そのうち迫力満点の魔法を出していきたいと思っています。今後も頑張って書いていくので、たくさん読んでくれると嬉しいです。

 今日はいよいよ二回目の魔法の授業だ。テテロスはお昼過ぎに来るらしい。もしかしたら今日は実際に魔法を使う授業をするかもしれない。めちゃくちゃ楽しみだから、早く来て欲しい。


「こんにちは。」


 そう言ってテテロスが家に来た。


「今日は魔法を実際に使います。ここでは物を壊してしまうかもしれないので、訓練場に行きます。ついてきてください。」


「分かりました。」


 そう言ってテテロスのあとについて行った。やった。今日は初めて魔法が使えるみたいだ。


 5分ぐらい歩いたか、訓練場に着いた。訓練場はあまり整備されているわけではなく、ただの広い空き地のようなものだった。


「それでは早速ですが、魔法の使い方を教えます。では、一度自分の魔法を見てください。」


「分かりました。」


 実は結構緊張している。俺は本当に魔法が使えるのか不安だからだ。テテロスはどんな魔法を使うのだろうか?


『ファイヤーボール』


 そういうと火の塊が出現して、前方に飛んでいった。


「この魔法は初級の魔法で、魔法の技には初級、中級、上級、王級、神級、神王級のランクがあります。私は火の上級魔法まで使えます。」


 テテロスは自慢げに言った。神王級魔法とはどんな魔法なのだろう。ほぼ使える人はいないのだろう。


「応用魔法を使うためにはどのぐらいのランクの魔法を習得すればいいのですか?」


「誤差はありますが、王級の基礎魔法を習得すれば、初級の応用魔法が使えるようになるらしいです。そう古代文書に書いてありました。現在では応用魔法が使える人はほとんどいません。それより、ファイヤーボールを使ってください。コツは体内の魔力を意識して、空気中の魔力を取り込むようにすることがポイントです。」


 応用魔法を見てみたかったので、少しがっかりした。それよりも言われた通りにファイヤーボールを使ってみよう。


 まずは火の塊を出すイメージをしよう。体内の魔力を意識して。


「あ、火が出た。」


「その調子です。」


 次は火の塊を前に飛ばすイメージをして。


「出来た!!」


 初めて魔法が使えた。めちゃくちゃ嬉しい。


「まさか一発でできるとは凄いです。もう一回やってみましょう。」


「分かりました。」


 二発連続撃とう。


『ファイヤーボール』


『ファイヤーボール』


 しっかり二発撃つことが出来た。


「そんなに無茶しちゃ駄目です。初めて魔法を使うんですよ。」


 そうだった。忘れていた。


「すみません。」


「まぁ、いいです。今日はこれで終わりです。ファイヤーボールが出来るまでやろうと思っていましたが、思っていたほど早く終ってしまいました。帰りましょうか。」


 家に帰るとデロッサが待っていた。


「今日はどうでした?」


 デロッサがテテロスに聞いた。


「ファイヤーボールを一発で習得しました。素晴らしい才能です。私はこれで失礼します。それではまた来週です。」


 そういうとテテロスは家を出て、帰ってしまった。


「ライカート、すごいわね。今日はゆっくり休みなさいね。」


「分かった。今日は休むよ。」


 初めての魔法で緊張したが、うまく使えて良かった。いろんな魔法が使えるようになりたいな。次はどんな魔法を教えてもらえるのだろうか。早くほかの魔法も使えるようになりたい。めちゃくちゃ楽しみだ。



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