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11話 テーラの才能

久しぶりの投稿です。今後は不定期で投稿していきたいと思います。

 今日はテーラに会う日だ。テーラに魔法を教えることになっている。俺は急いで身支度をして、カカロスの木に向かう。とても楽しみだ。


 カカロスの木に着いてもテーラはまだ着いていないようだった。しばらくするとテーラが来た。


「あ、もう着いてたんだ。待った?」


「全然、今着いたとこだよ。」


 実際は待っていても待っていないというのは男として当たり前だからな。


「早速、魔法を教えてほしいな。前に教えてもらう約束をした時からとても楽しみにしていたんだよ。」


 テーラはとてもワクワクしているようだった。そんなにも魔法に興味があるのか。


「そしたら火の初級魔法のファイヤーボールからやろう。」


「どうやってやればいいの?」


「まずは火の玉を作るのをイメージして体内の魔力と空気中の魔力を合わせて火の玉を作るんだ。そのあと、作った火の玉を飛ばすイメージをして飛ばすんだ。」


「分かったよ。やってみるね。」


『ファイヤーボール』


 そうやっていとも簡単そうにファイヤーボールをやった。


「すごいよ。そんなにも簡単にファイヤーボールを打てるなんて。」


 魔法にとても興味があってこんなにも才能があるなんて将来は凄い魔法使いになるかもしれないな。


「やった。魔法ができるようになって嬉しい。ありがとう。」


 そう言ってファイヤーボールを楽しそうに使っている。


『ファイヤーボール』


『ファイヤーボール』


「魔法が使えることがこんなにも面白いなんて思いもしなかったよ。」


「魔法はとても楽しいんだよ。」


「あ、もう日が落ちそう。他の魔法も教えてほしかったんだけど、今日はママに早めに帰ってきてと言われてるんだよね。」


 いつの間にかなり時間がたっていたようだ。


「そうなんだ。また今度ね。」


「そうね。また今度ね。バイバイ。」


 そう言ってテーラは帰ってしまった。時間も遅くなってきたので、自分もそろそろ帰ろうか。


 帰る途中に村の南の入り口で人だかりがあることに気が付いた。何があったのだろうか。人だかりの間を割って人だかりの一番前に来ることができた。子供の体だからすんなりと一番前にまで来ることができた。前にはラインドと馬に乗った見たことのない騎士のような人がいる。この世界に転生してからは見たことのないとても凄い装備をしていた。どこかの大国の騎士なのかもしれない。対してラインドはいつもの私腹を着ていて装備差はとてもあるのだろう。この騎士はどこから来たのだろうか。それに一触即発な雰囲気だが大丈夫なのだろうか。



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