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『埴谷雄高論』2

⑴『埴谷雄高論』・・・死の結果に関する観念の位置

自同律という言葉を引き出して、「死は観念である」、或いは、「観念は死である」、というもはや自同律ではない文章を創造し、難解を図式化した。しかしまた、この図式が読解には繋がらないという点で、矛盾を抱えた考察になったとする、評論的文章。

⑵『埴谷雄高論』・・・空前の位置

我々とは全く異なる位置に居る埴谷を理解するには、空想論の切り替えだけでも、読者は宇宙へと行かなければいけない。まだ未到達な場所への接近こそが、空前の位置に居る埴谷を理解出来るとする、評論的文章。

⑶『埴谷雄高論』・・・安易な足場から、小説に転落するまで 

明確な意思を持って踏み入れた訳ではなかった、埴谷の小説に置いて、一度踏み入れたら脱却不可能な、その世界観から、理論で這い上がっていくことは、埴谷も同じ道を辿っただろうとする、評論的文章。

⑷『埴谷雄高論』・・・眼前に明示される、不動の言葉達

飛躍性と、定位性を併せ持つ、埴谷の小説家的有利性は、揺るがないアイデンティティを感じさせる。内容は宇宙的であるにも関わらず、言葉は眼前で不動であるとする、評論的文章。
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