世界
此処は何処か分からないとこ。
少なくともこの世界とは違う。
でも少し近い場所。
私たちはそのままではいけない。
少し変わらなければいけないところ。
そこは、魔界あるいは天国または地獄、異次元、異世界。
色々な呼び方をされる。
でも共通してるのは。
この世界とは隔絶されてるってこと。
たまに神隠しなんかあるじゃないですか。
それが起こるのはそこに行っちゃうから。
ここからそこへ。
そことここは時間の流れが違うの。
浦島太郎もそこへ行ったんじゃないのかな?
そこは素晴らしくこことは違う。位相が違う。
見てるものが違う。見える世界が違う。
オカルト好きな人がおかしいのはきっとそのせい。
向こうの世界を感じてしまってるから。
此処の世界に興味がない。
こことそこはそれほど違う。
感じられる人は迫害される。
此処の世界がいやになる人もいるそうだ。
コノセカイハアブノーマルに優しくない。
皆がノーマルに生きようとする。
でもな、本来はみんな違う。
星を見上げる。
昔からあったもの。
空を見上げる
今から生じるもの。
月を見上げる
それでもそれでも、世界は回る。
私がどうしようが世界は回る。
絶えず動き変化し、回ってくる。
動かなければ同じはずがない。
動いてもその変化にあがらうことなどできないのだから。
それでもなんでも、回ればいい。
のど元過ぎれば熱さを忘れる。
どんなにつらいことがあっても、それはもう終わったこと。
これから始まることに、関係ないとまでは言えないが、
過去は過去と割り切ることができればいい。
なんだって、それでよくいく。
きっとこんな文章を、皆は流して読むんだね。
わかってる。自分もこんな文章があったとしたら流して読むもの。
べつにいい。それでも。
なんだっていい。重要なのは、此処にいるということ。
それが必要にして要求。
此処はここ、そこはそこ。
私がいるのはここでそこではないというはなし。
此処に書かれるのはそんな重要でないこと。
脊髄反射で書き連ねる文章。
それを真面目に受け取ることなかれ。