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黒詩集  作者: ユーリ・S・イブニングムーン
37/40

証拠

色々と考え事しているけども、なかなか進まない。

自分自身が嫌になってくる。


そういうことを考えながらも期待。

自分はマンガの主人公みたいに強くはないし。

強い意思もスキルも能力も魅力もない。


だけれども夢だけは描いているんだ。

いつも頭の中で。


でも現実とのギャップがあるせいで自己嫌悪に陥る。

それが悪循環の始まりで


フィードバックしてしまい発散してしまう。


なにか掴もうとはするけれども。

それは自分の手をすりぬけてしまう。

自分が何がやりたいのかなんて、自分にも分らない。


自分がやりたいからやっているはずなのに。

だけれども自分が自分で、やりたいからやっているのだ。


人のせいにしてはいけない。

自分のせいなのだから。


頑張らないといけない

がんばる。


それは自分を追い詰める。

変わりたい気持ちと、

変わりたくない気持ち。


自分が求めているものはなんだろうか。

まるで水の中にいる気分。

何も考えられない

何も考えたくはない


ただ自分のいる存在証明がしたいだけなんだ。

自分はここにいて良いって。

誰かに知ってほしかった。

誰かに知ってほしいんだ。


なんだっていい、自分が生きた証拠が。


ここにあるなら。

私はなんだってできる気がする。

それだけが自分の夢なのだから。


人に自分のことを知ってもらいたい。

自分のことを知ってもらいたい。


でも口がうまくないから。

でもはずかしいから。


口には出さないけれども。

口には出せないけれども。


私は私なんだって。

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