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4話 怒り×怒り

ドアをいきおいよく開け、教室に入ってきたのは見ためが中学1年くらいの身長の女子だった。

その女子の名前は黄泉川留美よみかわるみ、静間の友達、大地の幼馴染兼もう一人の幼馴染の彼女だ。

なぜこんな回りくどい言い方かというと、静間と大地は小学校が違い、中学からの付き合いであるのでこんな言い方になっているのである。

その姿を二人は見て、「あ〜ぁ、めんどくさい奴が来た」と言わんばかりの顔をする。


「あぁ! 何よその顔! めんどくさいのが来たって顔!」


留美が指差してわめきだした。


「してないから黙れ」


軽く疲れているため強気で言う大地。


「大地! まて! 今の留美の状態からして近くに奴がいる!」


留美は普段はクールなのだがある人物が近くにいる時だけは子供みたいに明るくなるのである。

つまり今の状態である。


「俺の彼女の留美になんて口聞いてんだぁ?」


怒りのオーラを体中にまとった巨大な男子が留美の後ろから現れた。

留美より身長が30cm以上高い男子だった。

この男子は井野内勇いのうちいさむ、一年にしてバレー部レギュラーを取れるほどの運動神経で、成績は学年ベスト3位に入る学力を持ち主だ。

そして大地のもう一人の幼馴染兼留美の彼氏である。

普段はこの四人でつるんでるときは兄貴的な存在だが、留美の事が絡むと軽く暴走してしまう。

それ(暴走中の勇)を確認した大地は、


「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」


叫びながら窓の枠に足をかけていた。

そして最後に、


「この場は任せたぁぁぁぁぁぁぁ」


と言って飛び降りてしまった。

そう、飛び降りたのである。

言っておくが静間と大地の教室は3階に在る。

普通に窓から飛び降りたら普通はただじゃ済まないのだが、大地は普通ではない。

運動能力がずば抜けているので、こんな高さから落ちてもへっちゃらなのである!

――足を滑らせいてたような気がするが気のせいだ。

静間は自分に言い聞かせながらとりあえずあれらをどうしようと考え始めた。

視線の先には怒りを溜めた大小の二人がこちらに迫ってきていた。

どれくらいすごいかというと、二人のあまりの怒気に、二人が通りすぎた後の女子達の目じりに涙を溜めている位だった。

――俺も大地みたいに逃げようか?

と、静間は考えてみたものの、大地みたいに運動能力がたかくない静間には無理な芸当であった。

テストのとき意外にあまり使わない頭をフルに稼動させてみたが、世界はそれほど甘くなかった。

二人は静間の目の前にやってきた。


「静ちゃんにはおしおきをしないとね」

「くっくっくっくっくっ、俺の留美にふざけた口を聞いたのはこの口かぁ?」

「まて、話せばわかる。だから話を聞いて―――――ギャァァァァァァァァ!」


そしてその後、ニコリと天使のような笑顔をしているが、瞳の奥には何か冷たいものを潜ませた美少女と、すごい怒りのオーラを身にまとった美男子のおしおきが起こったのは言うまでもない。

最近眠たいです。

静「それいつもだろ?」

いつもだけどね〜。

更新おくれたにゃ〜。

静「そりゃ小説も書かずに他人の小説読んでると遅れるだろう」

それは言わない約束でしょ!

静「黙れ! 言い訳は聞きたくない!」

また今度会いましょ〜。

「スルーかよ」

できれば感想お願いします。

あれば心の燃料となります!

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