01話:いきなり死亡!?
俺は、今人生最大のピンチに陥っている。
目の前から大型トラックが迫ってきているのだ。
何故こんな事になったのかと言うと......
チュンチュン チュンチュン
「あぁ、気持ちの良い朝だ。こんな日はもうちょいゆっくりしていよ...」
「翔~?起きてるー?ちょっと買い物行ってきて欲しいんだけどー!」
母親だ。よりにもよって連日雨が降っている中珍しく心地の良い天気だと言うのに、、、まぁしょうがない。
「はいはい、わかったよー!」
まぁ買い物くらいいいだろう。最近はまともに外に出ていなかったからな。
そんなこんなで俺は買い物に出かけた。
すると、横断歩道の真ん中で突然眩暈がした。そろそろ夏になってくる。恐らく熱射病だと思う。
不運にも俺はその時に、大型トラックの、前に出てしまったのだ。しかもよく見るとトラックの運転手は眠っていた。
そうだ、確かそんな感じだった。そして今に至るんだ。あぁ、もう目の前にまで迫ってきている。
そして、何tもの鉄の塊が俺にぶつかった。
「ハッ!」
周りを見るとよくゲームとかに出てきそうな王城の中にいた。そして目の前には小学生位の偉そうな見た感じ王様って感じの幼女がいた。