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昼夜の温度差



 人体の限界に挑戦するほどの全身痙攣を見せる倉林を放置し、千尋はもう何度目かの全力逃走でその場を去った。倉林は最後まで笑ったまま。笑って死ねる、ある意味見事な人生だった。まだ生きていると思うが。

 ホテルを失い、野口の家に行くワケにもいかず、再び行き場を無くした千尋は何も考えずに目に付いたラーメン屋へ入る。

 ホテルから約3キロ離れた所にあるラーメン屋で、安全な距離とはいえなかったが、正直その時の千尋にはどうでもいい事だった。

 もっとも倉林と一緒に居た刑事達は、騒ぎのせいで千尋を追うどころではなくなっている。

「いらっしゃいませー!」

 高校生のアルバイト店員の声に迎えられ、千尋はカウンター席に沈み込んだ。しかし直後に席を立って食券を購入する。

 東京を中心に関東圏全域へチェーン店を展開させているラーメン店は、サービスの形態からラーメンを作る作業までシステム化されており無駄が無い。食券を出してからラーメンが出てくるまで実に5分とかからない。

 千尋はとんこつベースの熱いスープをレンゲですすり、機械的に麺を口に運ぶ。味なんてよく分からない。

 腰を落ち着ける事が出来ればどこでも良かったのだ。ラーメン屋でも定食屋でもファミレスでも居酒屋でも。

 脳が活動を拒否していた。叶うならば今は何も考えずに眠りたい。

 自分は何をこんなに必死になっているのだろうと、ラーメンのどんぶりの中に今更な疑問が浮かんだ。

 無実の証明、先輩を殺した真犯人の特定、ただ生き残る事。どれも大事だ。それは今も変わらない。

 だが、今は何故かそれが他人事にも思える。疲れにも似た諦めの気持ち。

 頭が全く働かない。動力を身体に伝える大事な歯車が、欠けてしまったかのようだった。

 いつの間にかスープだけになっていたラーメンどんぶりを前に、ボーっと虚空を眺めて呆ける千尋だったが、5分くらいそうしていた所に携帯電話の着信バイブが。

 携帯電話も、千尋が握りしめていたせいで大きくヒビが入っていた。

 携帯電話の液晶画面には、事件記者の野口真太の名前が。名前まで登録した覚えはなかったが、それもどうでもよい事だった。

「……はい」

『あ……あー……げ、ゲンキー?』

 微妙に裏返った声で、取ってつけたような挨拶をしてくるのは紛れも無く事件記者を自称する野口真太その人だ。ヒビ割れてはいるが、携帯電話の機能に問題は無いらしい。

『あれ、なんかホテルであった? なんか連絡取れなかった、みたいな……?』

「……警察に踏み込まれたんで逃げました」

『あ、ああそう……だからか……』

 野口は歯切れ悪く口籠くちごもり、その事については何も言わなかった。

『そ、それでな……例の証拠な、た、た、多分使えそうなんだよなー。でー……弁護士とかの協力者にさ、あ、会って見る――――い、いやぁ会った方がいい! 会ってくれ、な?』

「え、ええ? 会うんですか? その弁護士って信用出来ます? 買収とかされない? 権力に負けない?」

『そう……そうだなー、大丈夫だ』

 あからさまに様子のおかしい野口だったが、そこに割って入るもうひとりの声があった。

『その記者さん、例の御大臣とその飼い犬に捕まったわよ。キミを誘き出すのに利用されてるわね』

「…………」

 もう驚く気力も無かった。

 何も心配無いとか、今度こそ無実を証明出来るとか電話口から聞こえてくる気もするが、千尋の思考は停止したままで、何も応えないままに通話を切る。

 切れた電話に命綱を断たれた格好の野口が黒スーツに囲まれ青くなっていたが、千尋がそんな事を知る由も無い。想像を働かせる気も無かった。

「………フハ………」

『………?』

「……ハハ……アハハハハ………アハハハハハハハハハハ」

「お、お客様ー!?」

『ヤダ、そっちは修理できないのに……壊れちゃった?』

 現実が許容出来る範囲を超えて、心の方が壊れたとしても、誰が千尋を責める事が出来ようか。

 オモチャの人形のように、口だけ笑って肩を揺すっている千尋の姿はかなり不気味だった。店員が千尋に声をかけ、他の客も何事かと千尋を見るが当人はもう知った事ではない。今なら大統領だってぶん殴れそうだ。いっそそれも良いかもしれない。

 不気味な笑顔のまま固定化された表情で、千尋と同世代の女性店員を脅えさせながら会計を済ませた後、千尋はアテも無く夜の帳の落ちた街中へと潜った。

 それから何時間歩いたのか、倉林にホテルへ踏み込まれてから時間の感覚が失せている千尋には判然としない。

 気が付けば、そこは見知った景色だった。よく知った場所だからこそ、紫紺の色彩で変わっていても、見間違えたりはしない。

 森一つ抱え込んだような寺社も、雨の前になると変な臭いが立つ水路も、喧嘩腰に並んで建つ二つのコンビニも、そして千尋の住む家と隣の幼馴染の家も、千尋の記憶と何ら変わりなくそこにあった。

 たった6日でそんなに変わってたまるか、とは言わないで欲しい。千尋の体感時間的にはもう5年前と言う感じだ。

 千尋の家はごく普通の一軒家だ。だが、今の少年にはどこよりも安全な場所に見えてしまう。

 今、自分の家の扉を開けて、中に入り、風呂に入って寝てしまい、夜が明けたら何食わぬ顔で以前と同じ生活に戻れれば。

 それは強烈な誘惑だったが、ギリギリの一線で千尋の理性が現実から逃避する事を許さなかった。

 追い詰められてみないと、自分の本質は分からない。手に負えない事態にならねば、自分の限界は計れないという。

 それが分かった所で袋小路で手に負えなくなってる事実は変わらんだろうがー、と思考的なドツボに嵌るだけだったが、そうと思えばもう何をやっても同じな気がしてきた。

 と言うか、面倒臭さと危険回避の天秤が振り切れたという感じ。キレたのは千尋の精神とか正気とかなんか、そんなモノだったのかもしれないが。

 プラスチックのガワに亀裂の走っている携帯電話を取り出すと、千尋は電源を入れて直近の着信番号へと返信する。

 電源投入と同時に、センターにリザーブされていた着信案内が雪崩を打って携帯電話へ入ってきたが、どれも千尋が返信したのと同じ、野口の携帯電話番号だった。

『はい野口!! おまっ―――! 何度電話したと思ってんだいきなり切りやがるしよ!! こ、こっちはお前心配して―――――』

「一緒に居る黒服のおっさんらに代わってもらえますか」

 コール直後に繋がった野口は、怒りとも喜びともつかずに半泣きの声でまくし立てたが、斬って捨てるような千尋の一言に絶句する。天の声に千尋が事実を教えられているとは想像もできないだろう。

 声に詰まってしまった電話口の野口の様子に、構わず千尋は言葉を続ける事にする。

「じゃ伝えてもらえますか。明日、大臣本人が直接来なければどこか適当な国の大使館にでも飛び込みます。例の映像データはいくつかコピッとくんで……そうですね、自分で持ち歩く分以外はUSBメモリで豆みたいに渋谷スクランブル交差点にでもバラ撒きますか。説明用のテキストファイル付きで」

『お……な……何言ってんの?』

 千尋の声はどこまでも平坦だった。過去の仕事でインタビューを行った時に、こんな声色を聞いた覚えがある野口の背筋が冷たくなる。

「伝えてもらえれば分かると思いますけど、オレを追いかけて来てた刑事はブッ殺しました。黒服のも何人来させても無駄です。どうなったかは知ってるでしょう。こっからは、自棄ですので」

 ヒモの暴力亭主にキャバクラ勤めさせられているオンナの、ダンナを差し殺す直前に見せた気持ちの悪いフッ切れ方。不当な訴訟に負けて原告を刺し殺す事を宣言し、実行して見せた告発被害者。冤罪をかけられ、遺書を残して首を括って死ぬ前に取材をした男。

 小さな記事にすらなれなかった取材対象達の事が思い出される。今の千尋の声は、絶望しきって覚悟を決めてしまった人間達に声に、あまりにも似すぎていた。

 そんな人間に何と声をかければいいか。ゴクリと喉を鳴らして野口は考えるが、すぐ後ろの出入り口からは黒スーツのひとりが野口を見張っている。

『………ど、どこに行けって?』

 そんな事しか思いつかなかった自分に、野口は初めて吐き気を催した。追い詰められないと、自分の本質は分からない。

「……場所の事はまた連絡します。あ……連絡は野口さん以外とはしません。他の人間が出るようなら即駆け込みます、って伝えといてください。そういうことで……」

 そう括って電話を切る千尋だったが、具体的に何時何処いつどこに呼び出すかまでは考えてなかった。わざわざ口には出さなかったが。

 どうせ仕込みにどれだけ時間を要するかも分からないのだから、その辺の目処が立ってからでも良いだろう。

『どうしちゃったのかしらこのオトコノコは? 急にやる気出しちゃって』

「えー……これ以上逃げるのもしんどいので、ダメもとでどうにかしようと……」

『大使館云々とかデータの事とかは?』

「適当ブッこきました。USBの方は、今思いついたにしては悪くないかもしれんけど」

 データは野口のノートPCと千尋の持つUSBメモリの中にある。用心の為、と考えていたワケではなかったが、オリジナルのデータを千尋が持っていたのは運が良かった。

 大使館の方は本当に単なるハッタリだ。日本の大臣の手が届かない場所、と言っても英語も喋れないただの一般人など、どこの国だろうと親切に保護してくれるとは思えなかった。

「相手が嫌がりそうな事は何でもやってみるし、何でも言ってみますよ。多分並大抵の相手には殴り合いでも負けないと思うし」

 ビジネスホテルの5階から落ちた。その直前にも、あの腐れ刑事にメチャクチャにやられたにも関わらず、千尋の身体にダメージは全く無かった。心の方は深刻だったが。

『場当たりというか、本当に自棄ヤケでどうしようもなくノープランだけど、やっと開き直ってくれたのならそれでいいわ。おやりなさい』

 言われなくとも、と思うし細かく説明する気も無かったが、謎の声には野口が捕まった事を教えてもらった借りもある、と思う。未だに謎多過ぎる存在だが、そこだけは感謝しても良いだろう。

 成算があるワケではない。こうなったら、もはやこのくらいしか出来る事もやる事も無いのだから仕方ないではないか。

(もうちょっと頭良ければマシな作戦も浮かぶんだろうけど……結局最後のネタまで映画のパクリか。オレの引き出しって、テレビとか映画くらいしかないんだなぁ……)

 手持ちの武器が酷く頼りない事に今更ながら気が付くが、気分はそれほど重くもない。

(多分どうにかなるんだろうけど……でもアレを巻き込むのはなぁ……。もし逮捕とかされたら共犯? 回収したのを連中に知られて何かあったら、おばさんらにも申し訳が立たん……)

 それなりに――穴だらけだが――計画も考えていたのに、のっけからつまずく千尋。

 現場と証拠を押さえるには、おとりになる自分以外にも、もうひとり必要。

 こんなことなら野口がとっ捕まる前にどうにか出来ればよかった、と思うが、そもそも野口がとっ捕ま

ったからこの状況なのであった。

(ま、まぁうまくいけば回収は自分で出来るし……、保険程度に……やっぱり他に誰かいないか)

 この致命的厄介事に巻き込んで、命の心配をしなくてもよい知人。そんな都合のよいキャラは始めから設定してないし、それは誰のせいでもない。

 問題に頭を抱えた千尋が、どうしても目を離す事の出来ない最後の寄る辺。

 視線は何故か、真っ暗な自分の家ではなく、隣の家の方へと向かっていた。


                           ◇


 時刻は深夜に近く、基本的に規則正しい生活を行っている少女が眠気を覚えるのも当然の事だった。

 これでもそこそこねばったのだ。ただ眠りたくないというだけで、不必要とも言えるほど授業の予習復習を行い、おかげで今期の中間テストは鉄板であろう。まだ2カ月近くあるが。

「ん~~~~~……もう――時……」

 庭の植え込みからか、ジーという虫の音が窓とカーテン越しにこもって聞こえる。虫の知らせ、なんてものは大抵悪い知らせと相場が決まっているが、虫にしてみればわれなき冤罪えんざいであろう。

 ちなみに、虫の音を楽しむ習慣は欧米には無いらしい。耳障りなノイズにしか聞こえないのだとか。それを勿体もったいないと取るか、ご愁傷さまと取るか。

 もっとも、感性などは所詮個人に因って変わってくるので、国民性や人種の為と一概には言えないだろうが。

 蒼鳴夏帆あおなりかほには、風情を楽しむ感性があった。

 背伸びしながら机を離れる寝間着姿の少女は、虫の音と一緒に秋風でも取り入れようとカーテンを引き、

「ッ~~~~~~~~~~~~!!!?」

「ぅぇえッ―――――!!?」

 窓ガラス越しの目前に千尋がいて、それでも悲鳴をこらえたのは、少女の胆力の賜物だった。

 そして生来の気の強さが、少女に即座に窓を開けさせ、呆気に取られて動けない千尋の鼻っ面にコブシを叩き込むという行動を選択させた。


                           ◇


「あんたって今までどこで何してたの!? おばさんとおじさんには連絡した!? 何で逃げたりしたのよこの大馬鹿!!」

 オッズ。確率。それは概ね正しい道を予期示す。事前の予想通り、最初に来た科白セリフがこれである。

「………オレ二階の高さから落ちたんだけど、それについてはなんかないの?」

 しかも頭から。普通だったら首くらいは逝ってもおかしくない角度の着地だった。

 明りの付いていた窓目がけて普通ではない行動をとった千尋にも非はあろうが、綺麗な正拳突きを千尋の鼻に喰らわせてくれた事に対する蒼鳴夏帆の謝罪、またはそれに類する言葉は現時点までで皆無である。

「連絡もしないでいきなり窓から来るあんたが悪い!」

 根本原因が相手にあるのなら、その後の自分の行為も全て正当化されるという、まことに正しい交戦規定だった。世界から戦争が無くならない筈だ。

 こと暴論にかけては千尋がこの同い年の幼馴染に勝てた例は無く、近年は千尋も危うきに近寄らずを決め込んでいた。その判断は正しかったと、少年は心から認識していた。

 ヒトを叩き落としておいてさっさと上がって来いと言い、上がって行ったら行ったでお説教タイム突入。いや御変りがなくて何より。

「本当に……よく無事だったわね」

「………ん」

 厳密には少しも無事ではなかったが、あらゆる意味でそんな事は言えなかった。

 一頻ひとしきり怒った夏帆は、心底心配したような顔を見せている。千尋が悪いワケじゃなくても、申し訳なかった。

「……心配させた?」

「別に! 一昨日とかその前は取材がウザったかっただけ。ヒトの事よりあんたの方心配なさい。どうすんのよこれから。一緒に警察行く?」

 幼馴染に付き添われて自首とか、想像するだけで泣きそうになる。勿論却下。

「じゃどーすんの? このまま逃げ続けるつもり? ……ウチでかくまってもいいけど……お姉えも親も多分賛成してくれるし」

 それも切な過ぎるから嫌だ。ヒモと言うかペットと言うか。

 とにかく、この幼馴染の前であまり情けない姿は見せたくないのだ。頼みごとをしに来ておいて何だが。

「頼みって、なにを? ……なにそれ?」

 頼みたいのは計画の要点。と言うか保険的予備手段。この幼馴染に動いてもらう時には、全てが終わっている予定にはなっていた。

「……あんた何考えてる? まさかカッコつけた事考えてないよね!? 自分一人で無実を証明するとか、そんな何かの映画みたいな事、あんたなんかに出来るワケ無いじゃない!!」

 もっともな物言いだった。千尋だって昨日一昨日まではそう思っていた。今だってそうだ。

 ことの事実など関係無く、ただのいち高校生の意見など、圧倒的多数の意見という社会的正義の中に容易く埋もれてしまう。

 出来る事など何も無い。千尋だってそう考えるのだから、より堅実な思考を持つ幼馴染なら当然無理無駄だと言うだろう。

 フと、千尋は身体の中から熱が逃げていくような感覚を味わった。ガッカリしたと言うか、白けたと言うか。

「な……なに? なによ、わたし……変な事言った?」

「は? いや、なにも………」

 言うなれば温度差、だろう。事態の中に在り続けた少年と、そうではない幼馴染。社会的な常識を疑わない少女と、そんなモノどこかに忘れて来た千尋。思えば遠くに来たもんだ。

「な……なによぉ………怒ったの? 怒ったのなら怒ったってちゃんと言ってよぉ……」

「なんも怒ってねーし……。ただ……なんて言うか……」

 若干幼馴染が涙目になっているのは気のせいだろうか。そんな拗ねたような顔をされると、少年は非常に困る。何というか困る。


 その後、『怒った』『怒ってねぇ』とスリ替わってしまった問題で何度も応酬し、細かい説明を求める幼馴染をどうにか誤魔化して、千尋は後をたくす事が出来た。

 万が一幼馴染が暴走しやしないかと心配にもなったが、最後の場所はギリギリのタイミングで連絡すれば、決着の前やその最中に乗り込まれる事も無いだろう。

 そして最後の小道具を取りに家に帰るべく、再び窓へと向かった千尋はハタと気が付く。

「そう言えばカホ、どうしておじさんの部屋に居たの? 助かったけど」

「うッ!? あ、そ、そう部屋を代わってもらったのよ、また! 狭くなっちゃって……」

 この、その場凌ばしのぎの嘘のせいで後日、夏帆は子供の頃のように部屋を戻す事になったのだが、その話は文字通り後日談となる。



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