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The dream never ends〜Four_paines編〜  作者: 小山シホ
四人の抱える四つの痛み
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第0話「Four_paines オープニング」

概要

音ゲー風の小説です。(参考:プ■セカのストーリー)名前はオリジナルです。(恐らく)

主要の登場人物

月乃瑠奈

日上晴那

星川ヒカリ

土山地花

──大切な友達が居た。

いつも四人でバンド活動をしていた。

私達はいつも人気で…

──いつも仲が良かった。

────その筈だった。

──私達の絆がバラバラになったのは…


〜一年前〜

〜放課後〜

〜渋谷川学園〜

〜中三 教室前にて〜

此処は渋谷川学園の中等部。そして、月乃瑠奈達が中三だった時の話。それも二学期くらいの時だ。

「ねえ、『Non-Four-Seasons』って知ってる?あのバンド、悪い噂ばっかりだよね。」

Non-Four-Seasonsとは瑠奈がかつて所属していたバンドユニット。メンバーはVo.の月乃(つきの)瑠奈(るな)、Gt.の日上(ひうえ)晴那(はるな)もしくは《はれな》、Key.の星川(ほしかわ)ヒカリ(ひかり)、Dr.の土山(つちやま)地花(ちか)。

かつては大人気バンドで殆どの人が知っている状態だった。だが、とある事件をきっかけに悪い噂が流れるようになってしまう。

「だよね。確か…何もしていない人とかに強く当たっていたとか…後、音楽をやっている人に無駄に喧嘩売ったりだとか…」

生徒が話していると、偶然瑠奈が歩いて来る。瑠奈は生徒の話を聞いてしまった。

「……そんな事、していないのにな…」

「(どうしよう…やっぱり、あの事件のせいなのかな。)」

〜図書室にて〜

一方、図書室では晴那がただ一人。やはり、彼女もあの事件の事で悩んでいるようだ。

「(…なんで?どうしてこんな事に…)」

「(私たち、Non-Four-Seasonsは順調に人気を伸ばして来た。)」

「(それなのに何故こんな事に…)」

そして図書室の別の所にはヒカリも居た。

「はぁ〜何か嫌な事ばっかりだな…」

「学校内では悪い噂が流れてばっかりだし、メンバーとも最近会えてないし…」

「大丈夫かな…」

さらに別の教室では地花が一人で呟いていた。

「は?何このコメント?学校用のやつで世界の人に見られないとは言え、何言ってるの?」

彼女が一人で見ていたのは『ミュージックチューブ』。ミュージックチューブとは音楽を公開出来る所だ。全国に公開するか、学校のみに投稿するかは投稿者が決められる。地花はそのコメント欄を見る。その動画はNon-Four-Seasonsが人気になって来た時の動画だ。

『NonーFourーSeasonsってさ、そんな良くない人ばっかりらしいよ。』

『それ聞いた事あるな。ボーカルの人はともかく、それ以外の人は結構ヤバくない?』

『まあ、ギターの人は普通にしても、キーボードの人とか明る過ぎない?大目に見ても異常なレベルなんだけど。』

ヒカリのディスがコメント欄の一番上にはっきり書かれている。だが、一番目立っていたのはそれでは無かった。

『でも、一番ヤバイのはドラムの人だよね。』

『ホントにね!あの人さ、あまりにもぶっきらぼうすぎない?』

『いつ頃か忘れたけどあの人、わたしがちょっとNonーFourーSeasonsの愚痴を言っていただけで「おい。流石にないよ?お前がNonーFourーSeasonsの愚痴を言う事は。」と言われたし…』

『その後、「もう二度とNonーFourーSeasonsのメンバーと関わるな。」と言われんだ…』

一番目立っていたもの。それは地花への悪口だった。

「はぁ…私、こんな事言ってないし。」

「(そもそもコメントを打っている奴はデマを学校中に広げて楽しいの?)」

「(そのままだったら瑠奈も晴那もヒカリも良い気分にはならない。)」

「(…これはしたくなかったけど言うしかないか。)」

その後、地花は空いていた教室に三人を集めた。

〜17:30 空き教室〜

「それで地花。なんでわたしたちを呼んだの?」

瑠奈が聞く。すると地花は言うのを躊躇った。

「…………」

「地花ちゃん?言いたい事は言って欲しいよ。私たち、仲間だし。」

晴那が優しく問う。地花はお礼を言った後、呼び集めた理由を言う。

「今日からさ、Non-Four-Seasonsは解散にしない?」

「!?」

暖かった空気が一気に冷める。地花以外の皆はこの事に賛成していないようだ。最初に意見を言ったのは瑠奈だった。

「ねえ、それ本当?Non-Four-Seasonsはわたしたちの大切なバンドだよ?それなのに…」

「そうだよ!るーちゃんの言う通りだと思う!このバンドはアタシ達の大切なものだよ?それなのにちーちゃんはそれを壊そうとしているの?」

ショックで落ち着きの無くなった二人。すると、晴那はそんな二人に対して冷静に伝えた。

「二人とも。落ち着いて。地花ちゃんの言っている事も聞こう。話はそれからだよ。」

「ご、ごめん…」 「ご、ごめん…!」

落ち着きを取り戻した二人を見た地花は話の続きをした。

「…此処からが本題なんだけど。」

「まず、私達は高校生になったら渋谷川学園に内部進学する。これは前にも言ったよね。」

「そしてその時に、Non-Four-Seasonsを解散する。具体的にはミュージックチューブの動画の削除。そして単位制から学年制への移動。空き教室への使用許可も先生に言って他の人に渡す。…基本的な事は言ったかな。」

「え…?じゃあわたしたちが取っていたスタジオはどうするの?」

「──予約キャンセルしたよ。もう、いらないと思ったから。」

「…!」

これには流石の晴那も頭に来たらしく、彼女は地花に対して強目に言った。

「本当に言っているの?地花ちゃん。」

「本当の事だよ。これは。」

「待ってよ!地花!なんでわたしたちに言わずに予約キャンセルするの!?」

「そうだよ!ちーちゃん!キャンセルするんだったらアタシ達の誰かに言ってよ!」

三人は地花に向かって意見を言う。落ち着きがない瑠奈とヒカリは特に強く言っていた。だが、地花にそれは届かない。

「それ言う必要ある?私達はもう既に学校の生徒達から批判や誹謗中傷を受けている。皆もそれは知っていたでしょ?」

「それだったら、もう『Non-Four-Seasons』は解散する事は絶対に分かってた筈だけど。」

「批判や誹謗中傷を受けるぐらいならバンドを解散した方が良いと思った。だから今、このような形で報告するようになっている。」

地花は三人の話すら聞かずに解散の話を進めた。結局、話し終わった頃には18:00になっていた。「時間だし取り敢えず帰ろう。」と思った四人は一人で家に帰って行った。

〜月乃家 瑠奈の部屋〜

「はぁ………」

深いため息をつく。だが、それは瑠奈にとって無理もなかった。

「何でわたしたちのバンドが解散する事になったの?」

「(わたしは地花がバンドを解散しようと行った時、信じる事が出来なかった。)」

「(だって、このバンドは皆の大切な居場所だから。それは地花も分かっていたと思う。)」

「……明日、何もしたくないな。」

皆さんこんにちは。小山シホです。さて、新しいドリネバが始まりましたね!実はこの第0話の本文は一年前に書いたものとなります!だから今と書き方も違うかもしれませんがご了承願います。

それはそれとして、今回のFour_painesは結構シリアスかもしれません。もしかしら残酷な描写が出てくるかもしれません。出てきたらすぐに作品の設定を変えます。

次回予告

そして月日が過ぎ、高校一年生。他のクラスメイトは楽しそうだが、瑠奈はそうではなかった。さらにその他の三人も同じで…

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