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6 スタンピード

「今日裏山の伐採地に魔熊がでたんですって…!!」


 ルーシュが慌てふためている。

 村民にとって魔熊はとても恐ろしい。

 

「また出たんだ?僕もこの前魔熊を一匹狩ったばかりだけど…」

「そ、そういえばこの前シチューにしたわね…リュカはいつの間にそんなに逞しくなったのかしら…?!」

「えっと…最近ギークやサザと狩りの練習しているからね。そのお陰かな」

「そうだったのね…!でも、絶対に無理しないこと!いいわね?」

「うん。ちゃんと気を付けるよ」


 どうやら裏山にまた魔熊が出たらしい。

 裏山にいるのはせいぜい魔鼠、魔兎や魔猪、魔牛くらいだと聞いていた。

 魔牛はごくたまに凶暴化するが基本的に草食なので人間の脅威ではない。

 しかし魔熊はふつうに人間も喰うので大変危険だ。


「ちなみに誰の情報なの?」

「ターニャのお父さんよ。ターニャのお父さんは木こりでしょう?だから伐採中に遭遇したんだって」

「そうなんだ…でもターニャのお父さんは無事だったんだよね?」

「そうなの、幸い無傷で逃げられたんですって!」

「それは本当に幸運だったね」

「ええ、本当にね。でも…ちょっと気になることを言っていたの」

「気になること?」

「うん。魔熊は凄く怯えた様子だったんだって。魔熊が怯えるって…いったいどんな魔獣がいるっていうのかしら…?!」

「魔熊が怯えるほどの魔獣…」


 ルーシュは魔熊より凶暴な何かを想像してさらに慌てふためいている。

 確かにターニャのお父さんがいうことが本当ならば一刻を争う事態だ。

 つまりスタンピードの前兆かもしれないということだ。

 スタンピードの規模にもよるがこの村に在中している衛兵の規模では太刀打ちできないだろう。


 この小さな村『ナハロ』は獣人族の国『サハス』との境の警備を任されているランス辺境伯の領地だ。

 なのでナハロ村にいる衛兵は数こそ少ないがランス辺境伯の凄腕の兵士ではある。

 獣人族はとても強い。

 獣人族は強靭な肉体を持っているので武器を持たない人族など一瞬で負ける。

 勿論獣人族がみんな戦闘狂だったり乱暴者なわけではないが、通行所を通らずに不法に入国する獣人も一定数いる。なのでランス辺境伯は王都の騎士団に匹敵する強靭な兵団を率いて国境の警備を行っている。

 

 ただ、いくら衛兵が優秀でもその場にいなければ意味がない。

 この平和な村での有事を予測し人員を割くのは神の所業だろう。


 …動ける俺が行こう。それが一番早い。


 俺の杞憂ならそれで良い。

 杞憂だと裏付けるために裏山を調査する必要がある。


 「ルーシュ。少し散歩してくる」

 「裏山は行っちゃだめよ?」

 「…うん」


 ルーシュに嘘をついてしまったが仕方ない。

 この前錬成した【弓(並)】を装備し俺は急いで裏山の伐採場へ向かった。





***



「…よし。異変はないな」



 ものの数分で伐採場に到着する。

 全速力で走ったから少し疲れた。

 この体も大分体力がついてきたと思う。

 

 

「衛兵は来てないか…」


 もしかしたら調査に来ているかもしれないと思ったが調査の為の人手は足りないのだろう。


「さて、魔熊もいないな」


 ターニャの父上が遭遇した魔熊はいったいどちらへ行ったのだろうか。

 来た道を戻ることは考え難い。

 村に下りてきていないなら右か左かどちらかになる。


「…左に行くか」


 俺は耳がいい。

 なんとなく左手の方が騒々しい気がするのでそちらに行くことにした。

 



 俺が慎重に歩いていると、前方にグリの実を喰い散らかした跡を見つける。


 グリの実は魔熊の好物だ。

 この近くに魔熊がいるのかもしれない。


 魔熊一匹なら大したことはないが、数匹となるとこの体ではなかなかに厳しそうだ。

 俺の感覚にこの体はまだついてこれない。

 当然筋力も少ない。

 逃げることを一番に考えながら俺は先へ進もうとした。


 その時だった。




 「…きゅーん…」




 微かだが、獣の鳴き声が聞こえる。

 

 「…どこだ?」


 幼獣だろう。

 成獣の鳴き声にしては弱弱しすぎる。

 

 



 

 「「「ギャー‼ギャーーー‼‼」」」





 突然、遠くの魔鳥たちが騒ぎ始めた。



「……なんだ?」

  


 森が揺れ動く。


 無数の足音が、俺に向かってくるのがすぐに解った。



 

 高鳴る鼓動を感じる。

 神経が研ぎ澄まされる。


 俺は静かに弓を構えた。



「…こい」




「「「グァァァァァァァ‼‼‼‼‼」」」



 森から現れたのは、巨大な魔熊3匹。



 大人の2倍はゆうに超えている。

 俺との距離は400米。

 


 俺は先頭を走る魔熊を見定めた。

 視線を外すことなくゆっくりと矢をつがえる。 

 

 そして…放つ。

 


「グギャアァァァァァ?!?!」


 矢が魔熊の目に突き刺さる。


 すかさず俺は次の矢を放つ。



「グギャァァァァァァァァァ‼‼‼‼」



 もう一方の目に深く矢が突き刺さる。

 両目に矢をくらった魔熊は痛みと恐怖でのたうち回っている。




 あと2匹。

 

 距離は200米。

 矢をつがえ……放つ。



「グァッ?!?!」



 魔熊の口内に矢が突き刺さる。

 

 途端魔熊が怯む。

 俺はすぐに矢を放つ。


「ガァ、…ッ」



 今度は魔熊の喉へ矢が突き刺さる。


 魔熊は後方へゆっくりと倒れた。





「グギャァァァァァァァッァ‼‼‼‼‼」





 あと80米。


 残すところあと一匹。


 俺は気負うことなく矢を放った。


 


「グッ…ギャァァァァァァァァァ‼‼‼‼‼」



 魔熊の片目に命中したがそれでも魔熊の勢いは止まらない。

 俺は弓を投げ捨て【魔法のかばん】からオリハルコンの短剣を取り出した。


「来い!」


 その距離10米。


 完全に魔熊の間合いだ。

 

 魔熊が俺に喰らい付かんと掴みかかろうとしたその時、俺は魔熊の後方へ跳躍した。


 

「?!?!」   



 魔熊が一瞬俺を見失う。


 その隙を俺は見逃さない。

 俺は魔熊の背を一気に駆け上がり魔熊のこめかみへ思いっきり短剣を突き刺した。



「グ、ガ、」




 魔熊がゆっくりと横向きに倒れた。


 まるで大木が倒れたかのような音だった。



 魔熊のこめかみから流れ出た血が地面を赤く染めていった。





 俺は素早く3匹の魔熊が息絶えたことを確認した。

 それからやっと石の上に腰かける。



「疲れた…」




 魔熊が3匹で良かった。

 5匹だったら危なかったかもしれない。


「魔熊を一発で仕留められる弓を作らないとまずいな…」


 デイノは弓(並)で一発で仕留められるがリュカはまだ難しい。


「しかし…魔熊3匹か…」


 これで終わって欲しいが……



パキ…


 「!」


 何者かが小枝を踏む音がした。

 俺はとっさにその方向に身構える。

 

 カサカサと茂みが揺れた。 

 そして茂みの中ら顔を出したのは…


 真っ黒な…子犬だった。

  



「きゅーん…」


 とてとてと子犬が俺に近づいてくる。

 よく見ると右の後ろ足を引きずっている。

 

「何だお前。ケガしてるじゃないか」


 先ほど聞こえた弱弱しい鳴き声はこの犬だったらしい。

 子犬が俺の手の臭いを嗅いでいる。

 もしかしたらお腹が減っているのかもしれない。

 俺は【魔法のかばん】から豚肉(並)を取り出し、子犬にあげてみた。


「……」


 子犬はしばらく臭いを嗅いでいたが、空腹に負けたのかゆっくりと豚肉を食べ始めた。

 俺はその様子をぼんやり眺めた。


「お前親とはぐれちゃったのか?」

「きゅーん…」


 ナハロ村にも犬を飼っている人はいる。

 しかしこんな真っ黒な犬は見たことがない。


「…もしかしたら魔熊に食べられてしまったのかもしれないな」


 魔熊は何でも食べる。

 犬の一家は野良犬で、子犬の親は魔熊の餌食になってしまったのかもしれない。

 

「…お前どうする?」


 犬に話しかけてもしかたがないのは解っている。

 だがケガをした子犬をここに置いていくのは忍びない。

 だからと言って親犬がこの子を探している可能性もあるわけで、そうなるとすれ違いになってしまう。

 


「どうしたもんかな…」

 

 …いや無理だろ。

 俺は無類の犬好きだ。

 こんな可愛い子犬を置いていくなんて、とても俺には出来…



――――ドオオオオオオオオン‼‼‼‼‼‼―――――――




「キャンッ?!?!」

「!!!」


 突如、森の奥で轟音が鳴り響く。

 足元にいた子犬が震えだす。

 

「おいおいおいおい…」


 

 

 音の感覚からすると先ほどの魔熊の比ではないことは明らかだった。

  



「……」


 俺は無言で立ち上がる。

 子犬が必死に足にしがみついてくる。

 


 静かに俺は弓を構えた。


 今から助けを呼びに行っても間に合わない。

 ここは伐採場から更に距離がある。

 大人の足でも30分はかかる場所だ。

 

  


「ワンワン!ワンワン!」


 先ほどまで震えていた子犬が必死に吠えている。


「…もしかして、俺に逃げろって言ってんのか?」

「ワンッ!!」


 不思議な犬だ。

 人の言葉なんて解らないだろうに。

 




 

「………皆にもう一度会いたかったな」

 

 魔獣調査で命を落とすことは良くある。

 しかし、心残りがありすぎる。

 俺は成仏できないかもしれない。



 親父…お袋…ハチ……。

 アルト…ポーラ………

 

「リュカ…ルーシュ………ごめん」



 恐らく魔獣の数は数十匹。

 幸い小規模のスタンピードだ。 


 このまま進めばナハロ村にたどり着いてしまう。 

 俺が絶対に魔獣の数を減らしてみせる。 

 少数の魔獣ならば優秀な衛兵が倒してくれる。 



「【〈オリハルコン〉、〈倍増〉、〈範囲拡大〉…】」




「「「グギャアァァァァァァァァァァァ‼‼‼‼‼‼‼」」」





 ついに森の中から魔獣の軍勢が現れる。



 俺は今錬成したばかりの【弓〈超級〉】を構える。

 この【弓〈超級〉】は、連射、貫通、拡散、重射の効果を兼ね揃えたいわば夢の弓だ。

 リュカと俺の現時点での最高傑作といっても過言ではない。



 「さぁ行くぞ!!!」


 俺の心は決まった。


 矢をつがえ、放とうとした…………その時だった。




「グルグルグルグル…‼‼‼‼‼‼‼」


 突然黒い大きい何かが、俺の前に現れた。



「……」


 黒い…犬?

 にしては大きすぎるが…



  「ワオォォォォォォォォォォォン‼‼‼‼‼‼」





「!!」



 馬の背丈ほどある黒い犬が天に向かって力強く吠えた。

 


「ワオオオオオオオオオオオン‼‼‼‼」

「ワオオオオオオオオオン‼‼‼‼‼‼」

「ワオオオオオオオオオオン‼‼‼‼‼」


 するとその声に呼応するように森の中から5匹の黒犬が現れる。



「ワンワン‼‼‼」


 つられるように子犬が元気よく吠えた。


 一番大きな黒犬が子犬をじっと見つめていることに俺は気づく。

 だが少し目を細めた後、黒犬は魔獣の軍勢に向き直った。




 そして次の瞬間。

 6匹の巨大な黒犬が魔獣の軍勢に向かって駆け出した。


 


「グルグルグル……!!!!」

「グギャ…ウ…」

 

 怒れる黒犬に対して魔獣たちは明らかに怯えている。

 魔熊が犬に…少しばかり大きいが、それに負けるなんて誰が予想できるだろうか。

 いったい何者なんだあの黒犬たちは。

 実際魔獣たちは黒い犬に手も足も出ないようだ。



「グギャァァァァァァァァァ!!!!


「おっと、」




 黒い犬たちの猛攻から抜け出した魔熊が一匹、俺の目の前に立ちはだかった。


 魔熊の爪が振り下ろされる前に俺は横へ跳ぶ。

 魔熊が回避した俺に気づくと同時に、俺は魔熊の喉に向かってナイフを投げた。

 

「グ、ガァ…!!!」


 俺はナイフ投げも得意なのだ。

 そして魔熊が怯んだところで眉間にナイフをもう一本お見舞いした。


「ガ…ァ…」


 魔熊が膝から崩れ落ちる。

 地面が赤く染まっていく。

 魔熊はもう動かなかった。

 



 その後も俺は魔熊を狩り続けた。

 

 魔獣の軍勢を壊滅させるまで黒い犬たちも戦い続けた。 





 そして__





「…終わったか…」



 どれくらい時間が経っただろう。


 俺は夢中で狩った。

 これまでで一番厳しい狩場だった。

 むしろこれ以上の狩場は存在しないと思う。


 そして気付いた時にはあたり一面が魔獣の屍で埋め尽くされていた。

 




 俺はふと黒犬たちを見る。


 黒犬たちは嬉しそうに魔牛の死骸を咥えていた。

 一番大きな黒犬は子犬の顔を嬉しそうになめている。


 

「まさか生き残れるとは思わなかったな」



 それもこれも黒犬たちのおかげだ。

 こんなに強くて大きな犬を俺は見たことがない。

 スピードもパワーも魔熊をゆうに上回っていた。

 黒犬が魔熊の腕を嚙み千切る光景は圧巻だった。




…だが…




 俺には、1つの疑念が浮かんでいた。


 いや、激しい狩りの中で浮かんだ疑念が確信になったといっても過言ではない。





 …それは



 『こいつらのせいでスタンピードが起きたのではないか』ということだった。




 俺の考えはこうだ。


 まず、子犬が何かの拍子に群れから逸れてしまった。

 

 なので、黒犬たちは慌ててそこら中を走り回った。

 

 そして、魔獣たちは見知らぬ巨大な黒犬に怯えた___





「……」


 俺はもう一度黒犬を見た。

 


 状況からして俺の考えは正しいだろう。

 俺の勘はよく当たる。


 俺は黒犬に生かされた。

 うかつに魔獣たちを刺激しないでほしいとは切に思うが、あいつらも必死に生きているだけなので仕方がない。

 


「……子犬。もうはぐれるなよ」

「?」



 子犬がコテンと首をかしげる。

 とてもかわいい。

 しかし子犬がいなくなると本当に大変なことが起こるのでしっかりしてほしい。


 俺は子犬の傍にいた一番大きな黒犬を見上げた。


「ありがとう。助かったよ」

「ワン」



「子犬。元気でな」


 俺はそっと子犬の頭を撫でた。

 子犬のしっぽがゆさゆさと揺れている。

 

「きゅーん…」

「なんだ、どうした?」

「きゅーん……」

「?」


 子犬が俺から離れなくなってしまった。 

 俺は隣にいた一番大きな犬をまた見上げた。

 すると黒犬が子犬の視線に合わせてかがんだ。


「ガウガウ!!」

「きゅーん…」

「ガウ…ガウ?」

「ワンワン!!!」

 

 死地の後とは思えない愛らしい光景だった。

 どうやら話が終わったらしい。

 大きな犬が子犬を咥えて俺の前に子犬を差し出した。

 かわいいのでとりあえず子犬の頭を撫でた。

 

「?」


 しかし一向に子犬をおろそうとしない。



「…何?」

「ガウガウ!!」


「……子犬を…俺に?」

「ガウガウ!!!」


 いや、まさかそんな…


「ガウガウガウ!!!」

「……解ったよ」

 

 俺はとりあえず子犬を受け取ってみた。

 子犬は嬉しそうに俺の顔を舐めている。

 とてもかわいい。

 一番大きな黒犬はそんな俺たちのやりとりを優しく見守っていた。


 


「おっと、」




 一番大きな黒犬がついでと言わんばかりに俺に何かを投げてよこした。



 

「耳飾りか…」


 見れば、大きな黒犬の耳に同じものがついている。

 大きくなったら子犬につけろ、ということなのだろうか。



 …違うらしい。

 大きな黒犬が俺の耳を優しく舐めた。

 


「俺につけろって?」

「ガウ!!!」

「ありがとう。もらっておく」

「ガウ!!!」


 一番大きな黒犬が子犬を愛おしそうに舐めると、もう用は済んだとばかりに少し離れたところにいた他の黒犬たちと合流した。

 

「また…会えるか?」

「ガウガウ!!!」


 

 なんとなく会話が成立している気がする。


 …ま、そんな訳ないか。


 馬のように立派な黒犬たちはあっという間に森の中に消えていった。

 





***



____数時間後。


 後始末を終えた俺は伐採場に戻ってきていた。

 さすがにくたくただった。

 だから俺は、人がいることに気づくことが出来なかった。



「…おい、そこの少年!!」

「…こんばんは」


 しまった…。

 面倒なことにならないといいが。


「こんばん…じゃない!伐採場は立ち入り禁止だぞ!知らなかったのか?!」

「ごめんなさい。知っていたんですけど…」


 俺は胸元の子犬に視線を向ける。


「あぁ…けがをしているのか。裏山で世話を?」

「はい。裏山に魔熊が出たって聞いて、いてもたってもいられなくて…」

「………そうか。しかし君の行動は認められない。君の家族のためにも今後は軽率な行動は控えること。いいな?」

「はい。反省しています」

  

 伐採場に見回りにきた衛兵にしこたま怒られてしまった。

 でも大事にはしないでくれるらしい。

 優しい衛兵だ。

 結局その衛兵は俺を家まで送り届けてくれた。

  

 その後ルーシュにしこたま怒られたのは言うまでもない。

 それでも子犬の飼育許可が出たので良しとした。


 誰にも知られることのない裏山の戦いの幕が静かにおりたのだった。


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