私も貴方を好きになるから、もう一度あの時に戻りたい！
私の名前は、『城戸 つかさ』２２歳、古着屋でバイトをしているわ！
私の事を好きと言ってくれるバイト仲間の、『ナビキ君。』
ナビキ君は、背も高くてイケメンな男の子でね！
優しくて、誰にでも同じように接してくれるところがいいなって思ってるの！
でも、、、？
私より可愛い女の子もバイト先にはいるのに、、、！
そうして、私がいいのかな、、、？
私は、不思議で仕方がないのよ！
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・・・それにね？
以前、バイト先で、、、。
私とナビキ君のふたりだけになる事があって、私にナビキ君が不意打ちに
告白してきたのよ、、、！？
『ねえ、つかさちゃん？』
『うん？』
『つかさちゃんって！ 付き合ってる彼とかいるの、、、？』
『えぇ！？』
『いや～ だって！ 気になるでしょ？』
『・・・うーん？ 今はいないよ！』
『好きな男の子もいないの、、、？』
『・・・ううん、』
『じゃあさ～つかさちゃんの彼氏に僕が立候補してもいいかな？』
『えぇ！？』
『僕は、本気だよ！』
『・・・でも、私より可愛い女の子もいっぱいいるし！ 別に私じゃなく
てもいいんじゃないかと思うんだけど、、、？』
『僕は、つかさちゃんがいいんだよ！ 他の女の子じゃダメなんだ！！！』
『・・・・・・』
急に、ナビキ君が私に【告白】してくるなんて、、、！
思ってもみなかったし、、、。
それに、ナビキ君は、、、？
バイトの女の子たちからも、人気があったし、、、！
ナビキ君の事が好きな女の子もいるぐらいなのに、、、。
▽
・・・だから！ 私は思い切ってナビキ君に言ったのよ、、、！
『ねえ、ナビキ君？』
『なになに？ つかさちゃん！』
『なんで？ ナビキ君の好きな人が私なの、、、？』
『じゃあ～なんで！ 分かってくれないの？ 僕はつかさちゃんがいいんだよ！』
『・・・私はやっぱり、ナビキ君を好きにはなれないのよ。』
『どうして？ 僕のどこが嫌なの？』
『別に私はナビキ君の事が嫌いな訳じゃないよ！ でも、、、恋愛相手としては
考えられないのよ！』
『だから！ どうしてなの？』
『・・・ごめんね。』
『・・・僕には、つかさちゃんの考えてる事が理解できないよ！』
『本当にごめん、』
『・・・・・・』
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私は、こうして、、、。
ナビキ君をフッたのよ！
・・・それから、３日後、、、。
バイトの他の女の子とナビキ君が付き合いだしたわ、、、！
『ねえねえ、ナビキ君？ 今日、バイトが終わったら？ どこに食べに行く？』
『あぁ、秋菜ちゃんの好きなところでいいよ！』
『本当！？ わたし、行きたかったお店があるんだ～！』
『じゃあ、そこにしようか！』
『うん！』
ナビキ君の彼女になった秋菜ちゃんは、嬉しそうにナビキ君に話しかけて
いたのだけど、、、？
ナビキ君は、私を意識してか、、、？
私の方をチラチラ見ながら、話していたわ！
正直、複雑な気持ちになったのだけど、、、。
これで、良かったのかなと思うの、、、！
私じゃない方が、ナビキ君にとっても幸せなのかなって思うから...。
▽
・・・でも、３か月経ってもナビキ君と秋菜ちゃんは付き合ってうまくいっている。
はじめは、私の当てつけかと思っていたけど、、、？
今は、二人仲良く腕まで組んだり手をつないだり見つめ合ったり。
本当に、二人の仲がいい姿を見ていると、、、？
私の心が苦しくなるの、、、。
この時、私ははっきりと分かったわ、、、！
私は、本当はナビキ君の事が好きなんだって、、、！！！
・・・それなのに、私は...。
＊
『逃した魚は大きかった』のかな、、、？
後悔しても、もうどうしようもない事だけどね、、、！
私は、自分の気持ちを誤魔化していたのかもしれない、、、！
もう一度、あの時に戻れるなら、、、？
今度は、ちゃんとナビキ君に好きと伝えるのに、、、。
最後までお読みいただきありがとうございます。
