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10章act6 大切だと思うものを守るために戦うんだ

こんばんはおはようございますこんにちは

物語は10章act6になります!

このまま全力疾走です!

でけぇ。部屋数もやばいし多いし見たことない機材も張り巡らされておりチョーきれぇー!なんて思った。

ちなみに一度思いきり殴って壊そうとしたが、この建物と機材は破壊不能だとわかった。

「建物自体が息をしてるみたいだな…」

「そんなこと有り得るんですか?」

「地球じゃ有り得るわけないだろ…。でもお前達の世界ならどうだよ」

「そうね?壊しても単位秒で直るなんて聞かないわね。防壁を貼って壊れないようにするってならあるわよ? 。私達の家がそうだし?ね、リィラ」

「うん、お姉様」

「なるほどな」

俺達は上へと上がっていく。ちなみになんで上へと上って行くかと言うと

「バカと天才は高い所が好きって言いますからね…」

「バカと煙は、では?」

「天才と煙じゃなかったけ?」

アウロラ、朝霧、余語が変な話をしてる間に

「龍太くん、高度200M越えたよ!」

とカオルが教えてくれた。

なんでわかるの?と聞けば教えてくれた!と答えた。何が?。

もうすぐ大気圏じゃん。

「けどよく高山病?にならないな」

俺の疑問にはパトリシアが答えた。

「魔力のおかげよ」

「??」

「教えたでしょ?私達の身体は魔力が守ってくれるの。。怖いと感じても身体は震えない、腰を抜かない、いやこれは抜けないが正しいわね。わかりやすく言うとこの世界では…何て言えばいいのかしら……。思い出したわ。SAN値が減らないのよ私達魔法使いは。なぜなら「戦うための力、」だから」

カオルがパトリシアの言葉に自分の言葉を重ねた。

「カオル正解よ。まぁ何と戦うかは私達もわからないんだけどね」

そりゃそうだろうな。

だが俺は、大切だと思うものを守るために戦うんだと決意を新たにした。

「ん?なに?」

無意識にカオルを見ていたらしい。

「いや、なんでもないよ多分」

「えええ?気になるよ~」

「二人はどこに行っても相変わらずね。星降る夜の時も私を放置した時もそんなんじゃなかった?」

「いやあの時とは心情がいろいろ違うよ」

「あらそうなのね。志郎どう思う?」

「僕はあの時、龍太に放置されたことを忘れない」

「え?龍太くんが放置?ほうちってなに?」

「な、おいこらあの時の話を持ち出すな。あれは志郎が解決したろ?。ってかカオルはそこからか?!あと放置はしてないぞ」

「はいはい、四人とも今は集中よ」

アウロラに宥められ俺達四人は三者三様の言葉を返す。

「賑やかなやつらだな、お前さんらは…」

「え?」

上へと繋ぐ階段のところに音羽がぼろ雑巾みたいになって横たわっていた。

「先輩!!」

俺達は駆け寄る。

「ちょ、何があったんすか。っかどうやってここに。そもそも傷がやべぇ…!カオル」

「っ!!ごめん龍太くん。傷が深いし何より何かが纏ってる…。わたしの魔法じゃ治癒できない」

「カオルでも治癒できないのか…!」

「おーおー先輩もここまで来るとちぃとうるっと来るぜ。御二人の気持ちだけで回復したぞ~。俺は普通に門を入ったんだ。あの野郎の後を尾行してな」


身体の衣類は破れていて、左片方の瞳はすでに無い。腕からは骨が見えていることだった。

もっと驚いたのは右胸に小さな穴があった。

まさか、臓器を取られたのか…?。皆は気付いてないがさすがにそんな発言したら大丈夫じゃなくなる気がした。

なのに、この人は生きてるんだよな。

意識をそれだけで制御しているのだ。

身体から開いた出血もそれで押さえつけているのだ。

すさまじいまでの生きる意思の力を感じた。

「なんで一人でここに来たのよあなた」

フゥラが聞いた。

「あ?お前あの時いた襲撃の、名前はたしか…」

「フゥラよ。ひどい怪我ね…」

フゥラは音羽の傷口に優しく触れた。

「あー…そんな名前だったな。ったく労りなさんな。泣ける。美人に労われるとか男冥利に尽きる。いやぁ…この件が起きるのはまぁちょいと足があったんだ。お前達東国がで事が起きる前に月島のやつを先に取り戻そうとしたんだが。三人がかりでかかってくるし。その二人は、あいつらだし次いでになんとかするかと考えたんだが…」

「…だが?」

「あそこに月島はいたが…もういなかった」

「それはどういう?」

「だからあの三人、殺って、弔い合戦であの糞野郎、ぶっ殺してやる予定に変えるつもりでいたんだがな。身体が動かねぇのなんのってな。はぁ…眠いぜ…」

「かいと…死んじゃうの…?」

朝霧が口を開く。一瞬音羽は首を回した。もしかして目も見えてないのか…?

「おー朝霧か。お前さんもついにこんなところまで来たのか?あぁ~嬉しいじゃないの。なんかこう娘の晴れ姿を感じるぜ?」

「バカイト…」

「おいおい名前で罵るな。。かわいい顔がもったいねぇ。やぁ~…あれだなここまで来てたならお前の大人の晴れ姿も見たかったぜ…きっとあいつも、喜んだに違いねぇ…はははっ」

「っ!!!!。バカ…!!まだ…!なにも!してない!なにもお礼できてない!!なにも返せてない!!!。死んじゃやだよ!!!」

朝霧が泣き出した。

「どうにかならないのかい…?」

余語は音羽の身体から流れる血を止めるために金属で押さえていた。パトリシアとリィラは音羽を包んでいた変な纏の解析を急いでいたが、難航していた。

「ダメ、とてもじゃないけど、こんなの見たことないわ…」


「龍太くん…」

「あぁ…」

わかってる。この人はもうじき逝くのだろう。

考えていたら赤黒い何かが飛んできた。

それらを紫の雷が切り裂いた。

「どうやらゆっくりもしてられないわね」

フゥラはバチバチと紫雷を唸らせた。

獣のような何かが俺達を囲んでいた。

「血の匂いを嗅ぎ付けてここまできたようね」

「ちっ、グリームか」

「それ以外に何か想像できる?」

「無理だ」

姿は犬だ。だが頭がモンスターなのだ。口からさらに口があり、長い舌が見えて、俺達を、いや、俺や余語、音羽には目をくれずに女の子六人を注視して唾液らしきものを垂らしていた。

「俺達はあとで食うって感じだなあれ…」

よくも悪くもグリームは餓えているのだろう。

「龍太くん、カオルちゃん。パトリシアさんに志郎くん。あなたたちはこの先へ進んでください」

アウロラが俺達の前に立った。

「なに?!だけど」

「ここは私達チーム朝霧が食い止めます。瑠美さん!」

「……………でも」

「いけよ?ほら」

音羽が朝霧に言う。

「……。そうそうくたばりゃしねえよ。ほら、そのあとまた話そうぜ?な?」


音羽の言葉は嘘だとわかった。わかってしまった。

俺はリンクを通してわかる前に朝霧とのリンクを切っていた。

カオルもパトリシアも余語もわかっているのだろう。音羽は朝霧に立って戦ってほしいと言ったのだ。

「……わかった…。リンク…!」

朝霧から赤と黒の霞が踊り始める。

チーム朝霧は、犬型グリームに立ち向かっていく。

「あぁ。強くなったなほんと。おい巫凪」

いきなり音羽に呼ばれた。

「わりぃけど、あと頼むわ。俺がやれるのはこんくらいまでだわ。道中のグリームもいなかったろ?息災でよくここまで来た。だから…あとは任せた」


音羽はこの先の戦いじゃなくこれから先の話をしているのだ。

俺達にとってこれが最後の言葉になる。


「ありがとうございました音羽海斗副会長」


俺が頭を下げて言った姿を見て、三人は驚き、みんな釣られて頭を下げた。

「「「あ、ありがとうございました!!」」」

それを聞いた音羽は笑いたいのだろう。表情を痛みに変えたが、笑った。

「おぅ、いいってことよ。じゃあ…またな」

その言葉をあとに進む。

「いくぞ!! 」

俺は三人に言い、階段を駆け上がる。三人はここをほっとけないという顔だったが、意を決して階段を駆け上がる。

犬型グリームがそれに気付き追いかけてこようとするが霞の爪にまとめて吹っ飛ばされる。

その時に見た朝霧の表情は、どこにぶつけたらいいかわからない悲しみと怒りと憎しみがたぎっていたのが見えた。


階段を駆け上がる。

そして、

ついに着いた。

大きなホールになっており、それぞれの部屋なのだろう。階段先にいくつか部屋の扉があった。

「月島先輩…」

いや、いるのは月島だけではなかった。

姫野、赤石もいた。

「…カイトさんかと思ったら今度は君達だったんだ」

「下が騒がしかったのは、四人が暴れてたから…?」

「いやぁ~しぶといカイトさんの次は後輩ちゃん達か~」

三人はそれぞれの言葉を述べた。

「先輩達…ここで何をしてるんですか?」

俺の言葉に月島は

「世界が変わってゆくのを見届けるみたいなことをあの人から言われたの」

「ファルシ先生は?」

余語の言葉に三人は顔を見合せた。

「どうしてあの人がここにいるってわかったの…?」

「どうにもそんな予感がしたからよ」

「へぇ」

パトリシアは甘く見るなと言いたげに返した。赤石はそれに軽く返しただけだった。

「ま、そんなことよりさ」

月島がパンパンと手を叩いて笑顔を見せた。

「ここからならよく見えるのよ?ほら、ちょっと来てみなさいよ」

そう言って俺達は、このままでは拉致があかないかと思い、三人の元へ近づく、

彼女達との距離は手を伸ばせば届く距離になった。

「ほらあれ」

と月島は笑って指をさす。

真上から巨大な光に輝いた刃が半月を描いて俺達の頭に降ってきた。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

10章act6も終わってしまいました。

最終戦真っ最中です。

時々思うのが自分はバトルものを書くのがやはり好きらしいのです。

熱いムネアツなジャンプバリの戦いシーンやラノベにある剣と剣の交差する戦いとか燃えます。

で、戦闘シーンを書くのですが、肝心なことで伝わっているかどうかを後々思うことなんですよね笑

戦闘運びって簡単そうで実は大変で、でも楽しくロマンと夢があると考えています。

何度も言っていますがこの言葉達が読んでくれている方達に届いてくれるといいなと思っています。


では今回はここまでです。

次回は10章act7になります。

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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