9章act2 季節は文化祭
こんばんはおはようございますこんばんは。
投稿が少し遅れてしまいました。すみません
9章act2です!
朝である。
今日は休日。久々の休み。ぐーすか寝るぞぉと決めていた。
ちなみにミスコンなのだがあのあと、
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「ミスコンって誰がかわいいか綺麗かとか決めるあれよね?」
「わたしがミスコンに?えぇ…」
「その中等部の女の子にな。知ってる女の子に声かけてくれって言われてな」
「ふぅん…。いいわ。私、それでてあげてもいいわよ?」
「マジか」「おお!!!」
と俺と余語。
「カオルはどうするのよ?」
「ごめんなさいむりですわたしかわいくないです」
「かわいいわよ。ちょっとは自覚持ちなさいよ」
「でも人前にでなきゃいけないんだよね?」
「あーまぁうん。多分」
「む、無理だよぉぉ!?」
~~
の結果、パトリシアは参戦するとなった。カオル、試合とかで視線慣れっこではなかったのか考えるが、時と場所なのかもな。
まぁそういうところもかわいいのだが。自然と笑顔になり二度寝に移ろうとした、がリビングからグシャバキィン!って音がそこから「いてててて…」と声がした。
まぁいいか。いやよくねぇわ。リビングに向かうと天井に丸い穴、その下にはカオルがいた。カオルなにしてるんだ?
俺の朝は今日も大変なようです。
カオルと朝食を食べる。
「しかし、何したら天井に穴空くんだよ。カオルからしたら床に穴か…」
「ごめんなさい」
「いや、いいんだけどな。何したのさ?」
「その、前に杖使った時剣が金属製になったでしょ。あれをやってみようかなって思ったらね」
「……」
正確には光に風がまとわりつき金属のようになっただが。
「ご、ごめんなさい」
とまぁカオルは頭をペコペコ下げていた。
「いいよ」
「いいの?」
「うん、まぁなんとかなるだろう。穴は防げんけど」
「??」
「で、その光天剣はできたのか?」
「グランソーラー?」
「今名付けただけだけどな。なんで技名を付けるかって話あるけど、実はあれは名前があったほうがイメージってしやすいからなんだよ。だから光と風を象徴し光天剣と書いて、グランソーラーだ。どうだ?」
とりあえず勢いで押してみる。
「なるほど」
よかった押せた。
「さっきはどうだったんだ?」
「うーん微妙かな。でもイメージはしやすくなったかも!」
「なるほどな。よしカオルよ」
「なに?」
「まずは」
「まずは?」
俺は天井見上げながら言う。
「ホームセンター行くか」
その後、俺達は街へ繰り出し家ことマンションへ戻る。この学校、実は建築業者があまりいないのでマンションによほどの一大事がない限り直しにこない。
なので今俺の部屋とカオルの部屋ではトンカチで叩く音が響く。
「床下空洞横はこの板で防いで……穴の周りをヤスリもとい重力で綺麗に磨き削り、最後に梯子を付ければ…できた」
「おおー!」
と、部屋を行ったりきたりできる場所が完成だ。
ちゃっかり改造したのである。
「でもこれ、いいのかなぁ」
とカオルが苦笑する。
「いいんじゃないかな?」
まぁカオルはともかく、俺はあまりカオルのお部屋には行かないかもしれないが、さすがに女の子の部屋だしな。時々上がらせてもらおう。
だがカオルは満足してくれたのでよしとする。
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「文化祭は三日間行われます。執行委員はくれぐれもミスのないようにお願いします」
と生徒会4番であり今回、執行委員長、結城早苗が締め括る。
僕は今回執行委員総務係りになった。
会議が終わるとパトリシアがいた。
「待っててくれたの?」
「待ってないわよ?たまたま通りかかっただけよ」
「そっか~。あ、そういえば文集って何刷りするの?」
「一応20冊作れば元は取れるみたいだから20冊よ」
「なるほどね。少なくない?」
「手作りにしては多いと思うけど?」
「ん~~そうか。なるほど」
「志郎、この後ちょっと修行に付き合いなさい」
「いいけど、やっぱ負けたの悔しいんだね」
「そんなことないわよ!…いや、ちょっとは悔しいけど……カオルや龍太や貴方がどんどん強くなってくなら私だってまだまだ負けられない。それだけよ」
僕はそんなパトリシアを見て「そうだね、俺もだよ」と笑った。
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廊下を歩いてると見慣れない男がいたので声をかけた。当然ながら男は「だれだっけ?」から始まる。
「ほぉ~お前もおもしろい魔法を使うんだな」
「いや俺はまだ若輩の身だ」
「そうか?でもあれだろ?停学終わったからってあまりやんちゃするなよ」
「もちろん、わかっている 」
俺は霊峰三珠の許嫁、豪城大和という男と話ができた。話やすいやつだったからよかった。
名字の通り実はちょっと強情らしいが、根は良い奴だと分かった。
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「文化祭って初めてなのよね」
と言ったのはパトリシアだ。
「初めてか。ハロウィンとか体育祭とかは?」
「体育祭?は知らないけど。ハロウィンは知ってるわよ。お菓子くれないとイタズラされちゃうやつよね?」
「合ってる。そうかぁ。魔法の世界には文化祭とか体育祭ないんだな」
「だから楽しみなのよね~。ところでミスコンって衣装どうするのかしら」
「え?衣装?あー多分志郎の分野だから、とりあえず志郎ならわかるかも」
「そう、わかったわ。あ、龍太。文章そここうじゃないと」
「ああ、そっか。ってかその志郎はどこに?カオルは紗奈と瑠美と光とで今日は文化祭の買い出しで、でかけることになってるからいないのは知ってるが」
「委員会議よ。当日のしおりを作るみたい」
「ああ、なるほど」
「って龍太!あれ!」
「あれ?うげ!」
教室の廊下にキグルミンがいたのだ。
「こ、こっち見てるのかしら」
「ここには俺らしかいないからまぁそうなんじゃね…」
「追うわよ」
「追うのか ?!」
だっと俺とパトリシアは素早く廊下に出るが、いない。
「一本道の廊下でどうやったら見失うのよ…」
たしかに。
足元に本が二冊あった。
「これは?手掛かりか?」
「なんのよ?ここの本なんじゃない?返しに来たとか?」
「にしてはすっげぇ古い文庫と、すっげぇ最近の文庫だな。世代すらもわかんねぇよ」
「……。戻りましょう」
「だな」
俺達は教室、もとい古書部へ戻る。だが俺達は気づかなかった。古書部へ戻りドアをしめたあと、いつのまにかキグルミンは 扉の前に立ち、歩き去っていったことを。
分かったことは、
犬派か猫派かどちらかすらわからない。
性別も年齢もわからない。
好みの世代もわからない。
どんな魔法かすらもわからない。
わからないことがわかったのは事実だった。
結論、わかんねぇわ。
~~
「今回も文化祭は例年通り一般人の客も大勢やってくる。むやみやたらと魔法を使うなよ。今年からここに入学した生徒は初めてだろうから気をつけるように」
と締め括ったのは殺陣である。
俺達にとっては一般人を招いてやる祭り学校行事は前のバトルを除くなら今日が初めてなのはたしかだ。
バトルの時は学校外にある競技場周辺の一般開放だったからな。
「あれ、あそこにいるのは」
「あれ?巫凪君か。こんなところでどうしたの?」
「文化祭の準備の手伝いっすよ鷲宮先輩。先輩のクラスなにかやるのですか?」
「ゲームやるみたいだよ。クラスっか、部活動以外の2年総出でね。Pc教室借りれたからよかったよ。コンピュータゲームにして遊ぶの」
「ほぉ~。今持ってるスマホのやつ?」
「そうそう。これがそのプロトタイプ。私はテスター」
画面を見るとバトル系で鷲宮は全勝してるらしい。
「まぁそれとは違って。ちゃんとしたアプリゲーもやってるんだけどね。この前のオトメゲっぽいアプリゲーでさ、だぶっちゃってなかなかねぇ」
「へぇ…」
俺は苦笑する。
だぶっちゃってなかなかねぇ、とか言うが鷲宮という女の子の魔法は豪運だ。
つまりどんなゲームも必ず毎回そのゲームの最高レア数値の何かがでてるのである。
ちょっと羨ましくもある。
ひととおり話終えて満足したのか「じゃあね」と言って去っていく。
「あ、先輩!」
「ん~?なに?」
「ミスコン、出ます?」
「……え??」
~~
「飾りってこんなのでいいのかな?」
「看板作るならお花使いましょうよ」
「でも上からくっつけるんだから」
「でしたら、こっちでいきましょうよ」
あたし、カオル、朝霧、光と街まで繰り出しで、というかポスターを書くために素材を買いに来ているんだけど、実はかなり難航していた。
これ決まるのかな?
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「報告書だ」
「……。今年は、去年より文化系というやつの催しが多いようだが…」
とひととおり目を通して言われた理事長室で俺は薄布ヒラヒラ衣服を着た女性に報告していた。
報告とか面倒だがこればかりは義務だからな。
だが今回はそこに別の来客が茶を飲んでいた。
「え?でもお祭りなんだかり催しが多いことってすごく良いことじゃない?」
一言で言えば銀銀女が言っていた。
「ふん、予算はかさむし無限に金がでるわけではないからな。必ず儲け良しと悪しがでる。サヴァイブも言っていたであろう?。だが登録としては上出来な感じだろう。運動部は肩身が狭いだろうが。何か他に問題はあったか?。新鮮な話題は一年女子が拉致されたくらいか。保護者説明会とかはやらんぞ私は。あの不始末どうした?アホシス」
「アファシスですぅ。アホじゃないもん。ちゃんとしました。アリシアってイジわるね!」
というやり取りを俺は聞きながら
「あーいいや。特に今のところないな。拉致された本人も元気だ」
「ほぅそうか。聞くところに寄れば覚醒したとか?」
「あ、私見た!。嵐のようにすごかったわよ!ルシエルを見たって数人いたんだけど」
「見えるやつと、そうじゃない奴がおる。それだけだろう。だが重要な存在だ。それがその娘を気に入った。即ち選ばれた。違うか?海斗」
言われた俺は頭をガリガリ掻きながら
「うんまぁ多分。だからそのうちあのイカした奴が動き出すとは思ってる」
「……」
「……」
その言葉に魔女王二人は押し黙る。
魔女王は、強力な力を持つがゆえに誤魔化しや嘘を言わない。強者所以らしいところがある。
それがこの無言だ。この無言は肯定だ。俺は来るべき時に備えねばならないなと考えた。
一礼し理事長室を出た。
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数日が経ち、俺達は初めての文化祭前日となっていた。どうやら学校創立初めての最大規模となると予想されていた。模擬店、催し、発表、ミスコンと演目だらけの三日間になる。あ、そうそう。鷲宮先輩だが「あ、考えとく~」と言われ去られました。多分逃げられた。
だが恐らく、カオルも、パトリシアも余語も実は寝れてないのではないか。
パトリシアは珍しくマンションに帰ってきていた。
とにかく本番が迫ってきているのは事実。
ケセラセラと行こう。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
今回は文化祭編という形でやっていきます!
のびのび青春をって感じで書いていけたらと思っていますよ。
ネタバレですが一人だけ新登場がいます。
豪城大和
霊峰三珠の許嫁に位置する異世界人です。
苗字の通りちょっと強情な人ですが根は良い人。
では今回はここまでになります!
次回は9章act3になります。
ここまで読んでくれてありがとうございました




