8章act3 お前ら組んで戦ってくれないか?
こんばんはおはようございますこんにちは。
8章act3となります!
最近また寒くなったりしてきてるなぁ
物語の世界はまだ暑い季節ですよ
全校集会。
それはどこにでもある。
よくわからないめんどくさい集会だ。
まぁ始業式が終わったんでそりゃ当然のようにある。
適当に教員の話がありよくある言葉を述べ、
一部この学校のことだけの話(魔法を鍛練をどうこうな話とか)をして全校集会を終わる。
「龍太くん龍太くん」
「ん?なんだ?」
「文化祭ってわたしたちは何かやるの?」
「あー、そういえばさっき全校集会で教員が言ってたな」
これから文化祭の準備で忙しくなるでしょうが励んでいきましょうなんとかとか言ってたな。
「文化祭って何かしら?」
と疑問にしたのはパトリシアだ。
「文化祭ってのは学校の行事の催しみたいなのでパーティとかじゃないけどお祭りみたいな感じだよ」
と余語。
「へぇ~ハロウィンとかと違うのね」
「パティちゃんの世界に文化祭ないんだ」
「そもそも学校がないのよね。無くて当然ね」
「だがハロウィンはあるんだな」
「えぇ。ハロウィンは文化祭の後よね?」
「あぁ。そうだよ(詳しくは番外ハロウィン編を参照)」
「つまり魔法の世界の人達は文化祭、初めてなんだね」
「この世界に来たばかりの子達はそうなるわね。あれ?ねぇあそこにいる人」
パトリシアが指したところには生徒が囲んでいた。
「水無月リラ先輩だね。生徒会の十一番を担ってる人で実はフランスと日本のハーフなんだ」
余語の説明に俺達はほぇ~となる。彼女はみんなにちょっとクールな冷たい感じの対応をしているが、ちゃんと周りの生徒の言葉一つ一つ聞いていた。
そこにブリッ子みたいな女子が入ってきて水無月にキャッキャしている。制服を改造してフリフリレースの制服になっている。
水無月はちょっと胡散臭げにしていた。
「彼女は上條亜沙美先輩で生徒会の九番。俺の中学の先輩なんだよね」
と余語がさらに言うのだから「マジか…あんなブリッ子がお前の?」と思わず言ってしまった。
だがこれで俺達は生徒会全員を確認したことになる。
一年の中じゃ俺達だけなんじゃないか?。
そういえば…。
「なぁまだ時間あるかな?」
「あるけど?」とパトリシア。
「どこか行くの?」
「ああ、ちょっと中等部にな」
「あ、わかった!龍太くん瑠美ちゃんの様子見に行くんでしょ」
「おお、なんでわかった?」
「わたしも気になってたからね」
「俺も行くよ」
「私もついていってあげてもいいわよ」
と四人でちょっと中等部におじゃました。
中等部クラス多いなぁと思いながら歩いていく。
めちゃくちゃ視線を浴びていた。
「こう見ると、中等部は私達の世界の住人はいるにはいるけど思ったより少ないのね」
「え、あぁ…そうだな。魔法の世界は長く戦争があったからな。でもこれからきっと増えてくれるさ」
「そうね。これからよね」
あっちの世界では思ったより人口は少ないのかもしれない。
少なくとも日本には人口一億五千万はいるという。魔法使いはまだその一割もいないのだとか。
魔法の世界とこの世界が繋がって20年?ちょっとは経つらしいが…魔法使いがはっきりと増え始めたのは繋がる前の5から6年前らしい。
だけど俺達の住むこの地球もまだ少ないんだろうな。学校だけで収まってしまう人数だと考えるとな。
「魔法の世界じゃみんな魔法使えるの?」
「みんな使えるわけじゃないわ。解放だってしなきゃだし。でも使える人は多いと思うわ」
カオルの質問に答えるパトリシアは気にした様子はない。
「あ、いたよ」
余語の声に俺達は教室を覗く。
見ると朝霧の周りには人がいた。なぜだか質問されている感じがした。攻められたりイジメられている感じはしなかったので安心した。
彼女には専用の武器が配布されることが決まってる。これから彼女は強い魔法使いになるだろう。
と考えていたら、俺達の視線に気付いた。
みんなもそれに気付き、質問していたみんなの声が途切れた。もしかして朝霧に今悪いことしたか自分達はみたいな表情をしていた。
見に来ただけなんてのもなんだから朝霧を手招きした。
朝霧はこちらにやってきて緊張しながら口を開いた。
「ど…どうしたんですか…?」
「いや、あれから大丈夫かなって思って見に来たんだ。悪いことしちまったかな?」
俺は朝霧に質問していたみんなをチラッと見た。
「大丈夫です。昨日の話を聞かれたので…」
「なら、いいが。あれ絶対俺達警戒されてるよた」
よくよく考えりゃ調べりゃ戦いとかチームバトルもしてるから経緯的には後輩に警戒されるのは納得するが。
「ご、ごめんなさい…」
「いや大丈夫だよ。じゃあそろそろ」
行くよと言おうとしたら
「あー!!!先輩達だ~!!」
とすげぇ賑やかな声が飛んできた。
リッリルとサリエルがこちらに向かってきてた。
そういえば中等部にはこの二人もいたな。
「リッリルとサリエル、久しぶりね」
「パトリシア先輩おはようございます!」
「お、おはようございます」
パトリシアは先輩と呼ばれを鼻を高くしていた。
「先輩達、こんなところに何をしに来たんです?」
「特に理由もないけど、ただこの子の様子を見に来たのよ」
「この子?」
リッリルは朝霧を見て言った。
「私はリッリル。リッリル・ラウトマン!
こっちは私の友達のサリエルちゃん!よろしくね!」
リッリルとサリエルも「よろしくね」と朝霧に手を差し出した。
「あ、朝霧瑠美、です。よろしくお願いいたします…」
おそおそと二人の手を握る朝霧だった。
というかリッリルは誰でも仲良くなろうとするんだな。
「リッリルってもしかして友情の天使だったりするのか?」
「龍太先輩惜しい!私は絆の天使なのです!」
こりゃまた変わった天使もいたもんだな。
カオルはサリエルと朝霧とおしゃべりをしており段々止まらなくなりそうだったので
「そろそろ戻ろうか」と声をかけた。
いつもの授業を終え俺と余語は購買余り組でお昼を食べる。
戻ろうとすると
「龍太!」
「なんだよ?ん?」
キグルミンがいたのだ。
なんか章毎に一回は出てないかあれ?
今日は真っ白な着ぐるみ、たしかあれはシナモなんとかだったはず。そんな着ぐるみ姿だった。
トコトコと歩いていく。
「追おう!」
「追うのか?」
と俺達は尾行する。
曲がり角を曲がったキグルミンに俺達も曲がると、そこには誰もおらず階段が広がるだけであった。
「ど、どこにいった?」
辺りを見渡しても、いない。
「見失ったか…」
「戻るか」
「ええ~、うーんわかった」
俺達はとりあえず戻ることにした。
今しがた俺達がいた辺りは静かになる。
だが俺達は気づいていなかったのだ。
キグルミンはその場にいて俺達を見ていたのだ。天井に張り付いて。
正直知らない人からしたら普通にSAN値直送だな。
~~~~
放課後、
「おーお前達ここにいたか」
葉山が声をかけてきた。
多分星降る夜以来だろうか?
「葉山先生久しぶりです!」
余語とカオルが挨拶をした。
「おぅ、四人ともどうだ。恋愛の調子は?」
などといきなりすげぇ単語をかましてくるから俺達の表情はすげぇ顔で固まる。
その反応を見て葉山は笑う。
「あああ何しに来たんだよ。茶化しに来たのか?」と俺。
「いや、ちゃんと用はあるぞ」
俺達四人は顔を見合わせる。
葉山はいつもの顔で言った。
「巫凪と桜。余語とパトリシ ア。
お前ら組んで戦ってくれないか?」
「「「「え?ええええええええええええええ!!!????」」」」
校内にそんな叫びがこだました。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
いつものネタバレですが今回は結構ほのぼのとした感じの内容となっています。
今回物語の中で二人、生徒会で新登場してきた人がいますのでこちらでも名前と所属のみ紹介です。
生徒会11番所属高等部2年
水無月リラ
生徒会9番所属高等部2年
上條亜沙美
の二人です。
物語上生徒会メンバーはこれで全員登場です。
では今回はここまでです!
次回は8章act4になります




