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6章act3 星降る夜 相性最高のお礼に、ね?

ちょっと遅れてしまいました。

6章act3です!

寒い時期になりつつありますが

物語は夏真っ最中です。

僕は中学、初めてそれに目覚めたことに気づいた。

両親は学者だった。

出会いは大学の協同開発職で、だったそうだ。

今でも二人は学者として活動している。

僕は、そんな両親が子供の頃から好きだった。

両親もまた僕を愛していた。

僕の目覚めたきっかけ…。

きっかけは多分、そう、僕が小学の高学年に上がった時の夏だ。


それはペルセウス座流星群の夜。


その流星群をみんなで見て観測し、まとめるというものだ。

僕の小学は私立だったからこうした行事はわりとあった。

その年だけ、なぜか流星群の流れ星の数が多く観測されるということだった。あまりの規模の星が雨のように降るであろうことから、その流星群には"星降る夜"と言われてニュースでやっていた。

その観測中に学校の近くに星が落ちたのだ。

先生やみんなは大騒ぎで、先生達はその星を探すといって捜索することになる。

僕達は危ないからと言って教室に戻り、まとめるようにと言われたのだ。あの時、僕は星をまだ見ていたかった。みんなもきっとそうだろう。

「ねぇー志郎!星降る夜に星が降ってきたよ~」

女の子が話しかけてきたので僕は相槌を打ち言葉を返す。僕はこの頃から女の子に話しかけられることが多かった。

同時にまた僕から話すこともあった。そうすると自然と会話の輪が増え人が集まり会話が増えた。

星降る夜、僕はその言葉を考えたら、落ちた星はどんな星だろうと考え見たくなった。

まとめを手短に仕上げ、トイレと偽って僕も星を探しに行った。

だが星というのは落ちたらそれはもう爆発して小さくても大質量の力が生まれる。でもそれらは見つからなかった。落ちる直前にエネルギーが切れたのかもしれない。

ふと一瞬、呼ばれた気がしたのだ。

僕は言った。僕を呼んだ?と、返事はない、答えの代わりに空から星が流れる。

空を眺めながら歩いたからか僕は足を滑らして道から逸れて茂みに落ちてしまったのだ。

イテテテ…と思い目を開け、僕は自分の目を疑った。

周辺の草花が、金属の様に色を変えていたから。

怖くなった。だがここから助けは呼べない。仕方なく進むしかない。知らない茂み道ではないはずだから。

歩いていくと、違和感のある石を見つけた。

その石は拳サイズの石でキラキラと輝いていて、宝石のような光だった。僕はこの石が石ではなく質感で金属だと直ぐにわかった。

落ちた星を見つけた!とあの時僕は、はやる気持ちがあった。サッと拾い上げた瞬間、僕は意識を失った。

多分この時に、石に魔力があったのか、今となってはわからないけどその魔力は僕を通して全部流れ込んできたんだと思う

多分だけど、これがきっかけ。


ちなみに目を覚ましたら家で、あの石も、もう一度茂みに落ちた場所へ向かったら金属となったら草花はなく。疑問符ばかりだった。両親も石?なかったよ~~と言われた。嘘ではなさそうだったのでそれ以上は聞かなかった。

先生には後に叱られたけど、僕も落ちた星が見たかった!と言い通した。

それだけだった。

私立の中学に上がると僕はちょっとした有名人、じゃないけど女の子と話すことも増えた。どっちかと言えば女の子とばかり話してた。中学になると恋愛なるものが流行った。

正直恋愛は好きだった。僕は今思えば恋愛をしたかったのかもしれない。

話は変わるけど僕は中学で目覚めた。それを自覚したのはやはり何か強い気持ち的なことがあったのがきっかけだ。中学の僕?多分周りからしたら恋の多き男、いや少年だったんじゃないかな? 女の子とはよく話すし当時からあの子いいなぁとかかわいいなぁと、結構タイプだなぁと思うことがあった。

当時の流行りは手紙で告白というものから僕はとりあえず手紙を書いてみようと考えた。もちろん適当じゃなくまずお友だちから的なね?。

しかし僕の状況は一変。手紙を渡す当日、その手紙は金属板へと変わってしまったのだ。手紙は渡せなかった。

それに留まらず触れたもの全てを金属へとしてしまった。その日から僕は学校へは行かず、両親もそんな異常な自分を心配していた。

数週間してからのことだった。

家に男がやってきた。

「あーすいません、俺、いや私はこういうもんす」

と両親にまず挨拶しにきた。

男は音羽海斗と名乗った。

「ほんとは俺、じゃなく別の先生が来るはずだったんですが、特徴的に俺のほうがよかったんで。あー…息子さんは?」

両親は訝しみながら、最初は拒否をした。が

「あなた方の息子さんは今危機的状況にあります。違いませんか?よろしければ話をさせてください」

と男は頭を下げたのだ。

僕は初めて自分と同類に出会った。本来行くはずだった高校を蹴り、僕は魔法使いになる最初の一歩を、ここで踏み出した。


~~~~


「僕は、ああそっか、あのあと倒れたのかな?」

目を覚ましたら病室だった。「おー起きたの?ちなみにここは保健委員が使う委員室よ。ようするに学校の敷地内にある学校の外の施設ね」

保健教諭の先生がいた。

「あ…俺どのくらい寝てました?」

普段の僕は話す時は俺というのだけどこういうときだとつい僕になってしまう。

「半日も寝てないわね」

「そうですか、あ、俺を保健室に運ばなかったのは」

「出るからねぇ~」

なるほどね。

「じゃぁ行きますね」

「はい~気をつけてね~」

とりあえずまずはみんなに謝らなきゃな。

~~~~


あのあと余語は俺達に謝りに来た。俺とカオルは気にしてないからよかったしパトリシアも気にしてない様子だった。

俺が知らない間にこの二人、がんばってんだな。いつかどこかで話したいものだ。「カオルは知ってたのか?」

「なんとなくだけどね」

女の子ってなぜかこういうのは鋭いよなぁ。

不思議だ。ようするに、カオルも余語がパトリシアに好意がある的なことに気づいていたということである。

「ねぇ龍太くん!特訓はおわったけど夏休みはどうするの?」

「あぁ、うーん、帰省はここだから帰省にならないしなぁ。課題とかやりながら過ごすか」

「な、なんかつまんなくない?その夏休み」

つまんないっす。

「いやだって、じゃあなんか行く…か?」

と言いかけてカオルがキラキラとした目を向けてきた。

「じゃあ、行くか」

「うん!どこがあるかな?」

「ちょっと距離あるがラグーンエリアの方行ってみるか」

「らぐーん?」

「ここの場所、森とか自然とか重なった街が多いだろ?その逆で海と街が重なったような街。白亜の街みたいで綺麗だよ。ちょっとしたテーマパークみたいな感じで」

「おお~!行こうよ!」

余語達も声かけてみようかと考えたけど、あの二人は二人でがんばるかなと思ったので止めた。夏休みはまだまだあるからきっとまだ四人で出掛けれるだろう。

ちなみにここの学校、読書感想文とか自由研究とか星の観察とか、小学がやりそうな課題までもが高校まであったりする。ちょっとびっくりした。

「あと龍太くん知ってる?」

「なにを?」

「来週は星降る夜なんだよ」

「ああ、カオルも知ってたんだな。もちろん俺も知ってるよ。学校側の計らいで施設借りて自由制だったが出校日関係なく集まって星見るんだろ」

夏の流れ星の代表は、ペルセウス座流星群だ。

流星群とは沢山の星が空を流れて行くことから流星群と名付けられた。俺達が小学生の時に流星群系統の流星数が突如増え、まるで星が地上を目指し雨のように降った夜のことから、"星降る夜"と名付けられた。

だがあの夏以来、その"星降る夜"は観測されなかった。

でも今年の夏。つまり来週だ。

"星降る夜"が観測されるらしいのだ。天候は晴れをさしていた。楽しみである。

俺は星降る夜が訪れるであろう蒼窮の空を見上げた。

~~~~


とまぁさておいて、カオルとのデート当日だ。

ラグーンエリア、まぁ勝手に俺が呼んでるだけなんだがカオルも気に入ってくれたらしい。

「わたしリニアモータカー初めて乗ったよ!」

「モーターカーね…」

「うん、すごいよねこの街、森もあってちゃんと海もある!」

カオルの言葉に変わった街だよなほんと。と思う。

「ちなみにご飯とか何か有名なの?」と聞いてきた。

ちなみに俺達は学校の外へ出ております。

「この街は、いやむしろ県は味噌とかうどんとか、ヤババとんだったかな?割りと好んだりするかな」

「へ~…」

どうやらカオルはあまりお気にめさないらしい。

カオルは多分果物系統のがきっと好みなんだろうなぁ。俺は先日のカオルの不思議な気配が気になっていた。

「……」

「どうしたの?」

「え、ああいや、カオルの服似合ってるなって」

他ごとを考えてはいたが似合ってるというのは事実だった。

「 」

「か、カオル?」

ちょっと見たことない顔をしていた。

制服もいいが私服もいいなと思う。だけど分かることがある。カオルの魔法は多分、危険だ。それでも

「何かあってもカオルを守って見せるからな」

俺はカオルにそう言ってみせた。

その時のカオルの表情もまた不思議な表情だった。嬉しそうなけれど何か悟ったような。でも嬉しそうな顔

「ありがとう!わたしも龍太くんを守って見せるからね」

俺も「ありがとう」と返した。

目的地に着いた俺達だがカオルは真っ先にあったクレープ屋さんに飛び付いた。

俺もクレープは好きな部類だ。

二人で食べて、あ、お金と思ったのだが先に制された。

「どうしたの?」

「ううん、ほら、わたしと龍太くんのリンクの相性ってやっぱり高いじゃない?」

「そうだな」

「だからその相性最高のお礼に、ね?」

なるほどな。それならありがたく頂戴しよう。

いろいろなお店を見て回る、カオルはあっちこっちと早く動いてる。小物売りの店で俺が見ているとカオルは「はやくはやく!」とせかしてくる。

体力陸上選手並みだな。

俺は中学時代、このエリアで友人と見て回ったことを思い出していた。

あのとき男はまさかの俺だけ本来くるもう一人の男の友人は来れず、女子3人という状況だった。なにがすごいかと言うとその状況をカオルは四人分以上の動きをしているのだ。

俺は振り回される形という状況である。

と、突然カオルはお空に向かって杖を向けた。ってまてまてカオルなにする気だ。

杖は輝き、海風と空が流れるように世界がキラキラしカオルの髪がなびく。

俺は、そんな幻想な光景をただ見惚れ見つめていた。

デート終盤になり、

「そろそろ戻るか?」

「えー」

「夕方だし、ここから学校まで時間かかるぞ」

「むー、もっと龍太くんと一緒に見て回りたいのに」

「えっ!?」

「ん?」

その言葉に俺がドキッとする。ちなみにカオルは無意識に言ったらしく疑問符を浮かべるばかりである。

「いやしかしだな…」と俺が謎の葛藤と、戦う。

「か、カエリダッテイエマデイッショダ~」

俺はそう言う。

つまり逃げを選んでしまった。正直もう少し俺も一緒にこの場所をカオルと見て回りたい。

だが俺は、逃げを選んだ。

恥ずかしさもある。あるが胸に疼きを覚えた。"気のせいだ"。

「うーんそっか。うん帰りも家まで一緒だもんね!」

「おぅ」

「あ、ちょっと待ってて!」

「え、あ、おぃっ?!」

とカオルはヒューと俺に荷物を預け走り去る。数分後

「お待たせしました!」

「いや、待ってない、早いな」

「えへへ、足には自信があるんです!」

俺は思わず笑ってしまう。

「んでそれは?」

「これ?龍太くんにあげる!」

と、反射的に受取り俺は

「これは?」

「今開けてもいいよ」

許可も出たので破かないように開ける。

「これは」

「えへへ」

中身は小物店で俺が、いいなぁと思いみていたマグカップだ。あの時カオルは見ていないと思っていたのだが…。

それを読んだかのように

「どうですか?」

と笑顔で聞いてきた。

「ありがとう、大事にするよ」

「よかった!どういたしまして!」

しかし、今日なんかもらいっぱなしだし一本取られまくっている気がする。さすがに割り勘ならまだしも男が女の子に奢られる図って、ちょっとカッコ悪いと思ってしまい、「いいのか?」と聞くと、

「あ!それならわたしが初めて来た時に案内してくれたお礼!いいでしょ!」

と、押しきられた。

もうどうにでもなぁれ、という感覚になってきたので押しきられる形になった。

いつか俺も相性最高のお礼をしようと考えることになる。

まぁ、男が女の子に肩車される斬新なカッコ悪さよりはいいかと変わった例えを考え苦笑しながら一緒に帰路に向かった。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

物語は夏なのに書いてる世界は秋!寒い!

今回もいつものネタバレですが今回は余語が魔法に目覚めたきっかけと巫凪とカオルのお出掛けを書かせてもらいました。

この二人のお出掛けシーンを書くのは楽しいです。

その中でも今回目立つのは題名です。

"星降る夜"ですね。何年に一回の確率で流星群が雨のように降り注ぐ流星群ではなく流星雨です。

この世界では"星降る夜"と言います。

実際に見たらそれはまさに目を奪われる光景でしょうね。

流星群というより流れ星を見たことはあるでしょうか?

実は2018、11月18日は獅子座流星群でした。

きっとそれは綺麗な流れ星だったのでしょうね。

今回見れなかった人も12月の中旬15日から20日には三大流星群の一つ、ふたご座流星群が見れるので夜空を見上げてみてはどうでしょうか!


では今回はここまでです

次回は6章act4となります!

ありがとうございました

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