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勿忘草の丘  作者: 中さん
第2章 異世界への一歩
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62話 少年少女の御茶会

紗羅の家に住んでいる人は、あの夢の中で見た人ばかりだった。やはり私達の世界と違って、不思議な目と髪の色をした人が多い。銀縁眼鏡の女性は日之影(ヒノカゲ)百合亜(ユリア)さん。その妹、知里花(チリカ)さん。日之影という苗字も珍しいし…… 妹さんの名については縁起が悪い気もする。

二人とも外国人にありそうな銀髪だが、瞳の色はボブカットのお姉さんが紫、肩にとどく髪の妹さんが黄緑という人間には到底考えられない色だった。紗羅の双子の兄で、アレンの師匠でもある世羅の白い髪は、一矢よりも少し長く、綺麗なハネがいっぱい。そして、やっぱりつり目。金髪赤眼からどうやって変化したのかが疑問である。

ちなみに彼は、百合亜さんの弟だが苗字が違う。ちなみに、紗羅の苗字は光日なので、何故か双子の妹とも苗字が違う。なんだこの複雑な一家…… 日之影家に住んでるからみんな日之影家だけど。

っていうか、あの黒猫が世羅だったということは、あの時にゃーにゃー鳴いていたのは何故。そしてアレンはクッキーを頰張るな、喉に詰まったらどうするの。



「やっぱり、百合亜さんのチョコクッキーは最高です~!」

「そう、それは良かったわ。ところで貴方達、紅茶は何がいい?」

「えっ、ジュースとかないですか?」



突然百合亜さんに話かけられ、驚いた表情で答える澪。その後、すぐに目をパチクリさせて目を泳がせる。澪は紅茶の葉の種類の事を聞かれているはずだが…… 突然ジュースの話題に変えるとは、けしからん。すると、答えを聞いた百合亜さんは無表情をほんの少しだけ緩め、意地悪な表情でつぶやいた。



「……なるほど、まだ紅茶はダメなのね」



紗羅の家に帰って来た頃には1時20分になっていた。雷華さんの親友であるらしい百合亜さんがお茶を出してくださり、自己紹介が終わったところである。あの長身の男の人は、買い出しに行っている様だった。

1時20分という事は、昼食後のデザートと捉えていただいて構わない。


それにしても、どうしてこの家は子供しかいないのだろうか。


確かに百合亜さん達は十代後半で、私達と同い年位の子は紗羅と世羅だけ。別に大人がいなくても大丈夫なのかもしれなかった。でも、家出したとは考えにくい。あくまでも予想だが、こんな大きくて綺麗な家が空き家だったなんて絶対ないだろうし、仮に綺麗に出来たとしても、明らかに時間と金が足りない。売り物件だとしたら、もっとハードルが高いだろう。

やっぱり魔法使いだからかな? それとも、昔両親が……

何故だろうと思っても、口には出さなかった。

なんとなく、もうすぐ分かる気がしたから。

日之影(ヒノカゲ) 百合亜(ユリア)】♀

《博識のかよわい大魔法使い》 戦闘方法:エルティエの魔導書、人形

〔好きな物〕白桃 、紅茶、兎〔嫌いな物〕長期戦、パイナップル、ひとり

豆知識… 17歳 155cm、Cカッ(以下略) 。親友(らいか)大好き。銀縁の伊達眼鏡。

ひとこと「ちなみに、好きな本の種類は恋愛モノよ」


〈妹の知里花さんの設定は第3章あたりで出します〉

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