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誰かが傷つく出来事と 名咲が傷つかない道具

今回はかなり短いです

いつも短いですが…



11

ここは何処だろう…今度はまだ見たことがない光景だ 高校かな?と恐る恐る前を見る、

「いや高校じゃない、何処だここは?あ…私がいる」

前を見ると私が居た、今日は今までとは違う光景が映っている、自分一人ではなく隣に名咲がいるのだ。ああ…私の夢か…。


私は私に近寄り囁きかける

「ねえねえ私 今幸せ?」

「うん!名咲が私の隣にずっと居てくれるって言ってくれたから、とっても幸せ!もう怖いくらい…」

ああ…そうか。

「お幸せにね未来の私…」

未来の私はとっても幸せそうな顔で頷いた。そこで目が覚めた…

12

「主人ー 朝ですよー」

目を覚ますと隣に名咲が居た、そういえば昨日一緒に寝たんだったな…。いつもの癖で時計を見る針は10時を指していた。

「やばい!仕事行かなきゃ」

「主人〜今日は日曜日ですよ」「あ…忘れてたわ、今日は休みか…突然だけどさ名咲 買い物行かい?」


「え…あっはい」

「料理する時に色々不便なことあるでしょ、何か良い物買ってあげる

これ以上手を傷付けたくないね…」

「じゃあ今日は買い物に行ってお昼をどっかで食べて帰ろう」

そんな約束をした。

13

そんな会話がありやってきたのは、雑貨屋である。

中に入ると人でかなり賑わっており、どうやら繁盛しているようだ。

横の名咲を見るとかなり緊張した表情をしていた、多分初めて人の多い所に来たから迷子にならないのか心配なんだろう

「とりあえず名咲こっちに来て」「はい…」

私は緊張している名咲を連れてキッチンコーナーに向かった。


「まずはエプロンかな」

名咲はよく料理をしてる最中に作っているものを服に飛ばしたりしてしまう、それを防ぐ為のエプロンだ。「好きなの選んでいいよ」

それから5分後

「主人、名咲はこれがいいです」

彼女が選んだのは無地のエプロンだった。

「本当にそれでいいの?他にも色々あるよ?」

「これがいいです」

「りょーかい」

(本人がこれでいいならいいや)


「じゃあ次は包丁買いに行こうか」私は子供包丁の棚に行った、子供包丁を買ったと名咲にバレないように名咲はお菓子売り場に置いてきた。私は手が切れない子供包丁を買い名咲の所に向かった。

14

「主人…私の為に色々買って下さり、今日はありがとうございます。」

「そんな改まってお礼しなくてもいいよ、それよりお昼何食べたい?」「ん…前に広告でみたファミレスに行きたいです」

「んじゃファミレスで」

(今日はこんな適当な会話しかしてない気がする)

そんなことを思いながらファミレスに向かった。

「あーやっぱり混んでるな」

昼時に来たせいか店内は客で一杯だった。

「とりあえず受付に名前書くかー、えーと水谷 2名っと あ…名咲メニュー渡しとくから好きなの選んで待ってて」「はい!」

と彼女は言う前からもうメニューを開いている早いもんだ…。


しばらく待っていると私達の名前が呼ばれた

「名咲頼みたい物は決まった?」「ハンバーグが食べたいです…」「了解、私はパスタにしよっと 名咲店員さん呼んでくれる?このボタンを押すの」

彼女は恐る恐るボタンを押した。「お待たせしましたー ハンバーグとパスタです ごゆっくりどうぞー」


「いただきます」

名咲がハンバーグを食べるとても美味しそうに食べる、私もパスタを食べるとても美味しい。

食べ終わるまで私達は一言も喋らなかった。

「ごちそうさまー」

「美味しかった?」

「とっても美味しいです…」

と彼女方を向くと…

「名咲口にソース大量に付いてるよ、女の子は身だしなみが大事!」近くのティシュで顔を拭いてあげる

「主人…口にパスタのソース大量に付いてますが」

「え…」

結局お互いに口を拭くことになった。

(まさか20代になって口を誰かに拭かれるとは…)

15

時間は進んでその日の晩の夜ご飯の支度。

「名咲どう?買った包丁使いやすい?」

「主人…私でも手を切らずに料理が出来る位使いやすいです」

「なら良かった、今日は何作ってるの?」

「今日は野菜炒めと味噌汁です、もうすぐ出来るので部屋で待っていて下さい」

「りょーかい」


それから5分後

「主人〜ご飯の用意出来ました!」と私は名咲に呼ばれ席に着く、今日も料理の出来は完璧だった。

「さぁ〜ご飯も食べたし、皿も洗ったしテレビ見よ」

テレビをつけると丁度ニュースがやっていた。


「今日未明〜市の〜で〜会社に勤める〜さんが遺体で発見されました。警察は殺人事件と見て捜査しています」

「え…嘘でしょ…」

「どうしました主人?」

殺された人の名前はいつもセクハラしてくる先輩だった…。


警察展開…

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