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いやな奴…

「来たわ やっと高校生活始まったわ!」

私はハイテンションに玄関を出ていく

パーン!とドアを強く閉めた。

ちょっと強すぎたかしら?

「ちょっと久美強すぎるわよ」

「そんなに強くしてないもん」

「いやいや 相当強かったわよ」

「ごめーん」

と母親の顔はなんとなくやさしく見えた

私を応援してるのかしら。

まさかね

私の高校は家から電車に乗らないといけない

家から最寄りの駅まで2分で近いのだが

電車で30分以上かかるという遠い所を選んだ。

(だって…。遠くないと知り合いに会っちゃうもんね)

「電車が入ります お気を付けください」

電車がやってきた。

人があまり乗らない路線らしく電車は2両でガラガラである

「これぐらいガラガラじゃないと私はいやだわ…。」

と独り言を言ってしまった

真正面のおばさんが目をそらした…。

イラッとしたが私は初登校日にめんどくさいことはやめようとそこ引いた

高校にがある駅に着いた。

「やっと着いたわ。半分寝てたけどね」

「おい!忘れてるぞ」

と呼び止められた。

後ろ向いても誰もいない?

「あれ?なんなのよ・・・ってあ!バック」

この駅で終点だったのが助かったが…。

なんだったんだろう今さっきの声

駅を出たすると

「まったく何してるのずっと寝てて起きて学校行くのにさバック忘れるって

バカかまじで笑えるんだが」

なになにいきなり話しかけられてる?

「なによ。今さっきの忘れてるよの声の主ならバックぐらいもってきてもいいじゃないの?」

「なんでだよそんなめんどいこと俺がしないといけないんだよ。あと人が面倒なことしてるの見るのがおれの楽しみでね」

いやな奴…。

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