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プロローグ
どうも、干柿 甲です。
基本不定期更新ですので、そこをよろしくお願いします。
さて、皆さん。
自分、山崎 康介は今、大変な状況になっています。
今の自分の状況はたくさんの何かに囲まれています。
現在自分のベッドの上ですごい混乱の中頑張って正気を保っています。
この囲んでいる何かは自分のベッド以外の壁や机、窓なんかにくっついて蠢いています。
怖いです。
天井にも張り付いていて落ちてきそうで怖いです。
黒い何かがもぞもぞとしています。
虫でしょうか?
とにかく怖いです。
自分はどうしたらいいでしょう…
怖すぎてなぜか敬語になってしまっています。
「こいつには適正があるぞ。どうする?」
!?
なんか渋い声が聞こえた!?
ちょ、ま、○×◎▲※●▽δ!!!!?????
ハハハ…
夢だよな?
そうに違いない…
そうと信じたい……
「そうですね。もう、時間が無いですから……
それにこの人の適正が基準値の十倍はありますから」
女性の声が聞こえた気がした。
そうして意識は無くなっていった。