囁き
田中は学校を絶対に休みたくない。
だが、風邪をひいたため学校を休むことになってしまった。
学校を休めるなんて、他のクラスメイトからしたら宝くじが当たったくらいに嬉しいだろう。
しかし、田中は嫌だった。
なんせ責めてくるやつがいるからだ。
誰って?○○さ…
僕はこいつことが大嫌いだ。
いつも田中の行動、判断に文句を言うんだ。
例えば、
「お前は頑張っていないのに倒れるのはおかしい。他の人はお前より頑張っているのに倒れていない。」
「あの行動をしておけば良かったのにな。」とか。
○○は田中が昔やらかしたことを今でも考え、その都度田中に言う。まるで悪魔の囁きみたいに。
田中は自分の頑張りを認めているし、自分の行動に満足している。
なのにこいつは認めず田中を否定し続ける。
そんな〇〇の行動に僕は不満しかない。
田中がいいなら放おっとけばいいのに…
田中が風邪で寝込んでいるいるのにまた〇〇は言う。
「他の人はお前より頑張っているのに体を崩してないんだぞ。
さっさと直しなアホが。」
田中はたしかに周りより頭が悪い。
でも、田中は上を目指しているわけではないから自分のペースを大事にしている。
まあそんな田中が気に入らないのだろう。
僕は思う。
〇〇さえいなければ田中はもっと幸せなはずだ。
〇〇のせいで最近は元気がないようも見える。
何回目かわからない言葉を僕は口ずさんだ。
『〇〇なんか消えちまえよ!…』
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今日はやっと風邪が治って田中は学校に行っている。
ここは大人の言うことを守れば何も無いが、この簡単なルールを守らない奴らがわんさかいる。
私は何度も思う。
なぜ怒られそうなことをしたり、平気で人の悪口を言い広めるか。
全く理解できないため私はここが嫌いだ。
でも、そんな奴らを私は注意しない。
田中のことではないから。
自分には厳しく、他人には優しくが当たり前。
田中はもっと誰よりも頑張らないとならない。
態度、口調、姿勢、人間関係と変えていかなければならないところがたくさんあるからだ。
そんなことばかり言う私のことを△△は『消えちまえよ』と言っていたが、私も△△のことを邪魔な存在と思っている。
田中には後悔のない選択を選ばさせ、幸せにしたいだけ。
だからアドバイスをしてあげているにもかかわらず△△は私の考えを否定し、自分が一番正しいと思わせてくる。なんで田中の幸せを邪魔するの?私が天使だからか?
まあ△△に構っている暇はない。
さて、今日も考えていきますか。
私は田中に向けていつもの一言を言う。
「今日も頑張れよ…田中」
田中の頭の中で話は終わった。
悪魔の囁き、天使の囁きというものがありますが、その人の性格によっては天使と悪魔が逆に感じる人もいるかも知れません。あなたは自分にとっての天使、悪魔は〇〇と△△どちらですか?まあ悪魔であれ天使であれ選択肢があるということだから私はいいと思いますよ。決めるのは自分自身なのですから。
読んでくださりありがとうございます。




