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01.天地創造

まずは天地創造。世界の始まり。

四元素と五行を参考にしています。

霊的存在と実の神々は、後の魔法体系にも関連してきます。


※ちなみに「無」が「プリマ・マテリア」なので、無が失われたこの世界観では存在しません。

1.原始と魂

この世界、この空間は無であった。

無であることで、この世のバランスは保たれていた。

”不変”という、”無”が”存在”していた。



ある時、そのバランスが崩れる。

無から、有が生じた。

原始の存在――地が現れた。


地はただそこに有るだけだった。

だが、それは“無”ではない。



世界はバランスを保とうとした。

地を固定し、冷やした。

しかし、それは既に”不変”ではなかった。


冷やされた地の表面は凝結し、滲み出す。

第二の存在――水が現れた。


水は固定されず、常に動きを生じる。

存在そのものが”変化”であった。



それでも世界はバランスを保とうとした。

地を利用し、水を保ち固定させた。

しかし、水は限られた中で動き続けていた。


動くたび地に砕かれ、細かく軽くなり

やがて空間へ広がり、動きは激しさを増していく。

第三の存在――風が現れた。



いよいよ世界はバランスを保てなくなった。

地でも水でも、風は固定できなかった。

空間は変化で満ち溢れ、熱を帯びていく。

第四の存在――炎が現れた。



炎は地を焼き、熱を生む。

熱は風となって、広まった。

風は次第に、冷やされて

動きが鈍り、水となる。

水は流れ、焼かれた地を癒やし固める。


四つの存在は互いに干渉し

常に空間は変化する。


より熱く広まる不変の意思は、明るく癒やす光となり

より冷たく固い無の意思は、暗く留まる闇となる。


それは、自ら変じる意志――魂が生じた時だった。



魂は四つの存在に干渉し

世界に原始の生命体が誕生した。


地精・水精・風精・炎精

器を持たない霊的存在が生まれた。


世界は生命体で満たされた。

変化はより活発化する。



2.世界の誕生と変化

ある地は炎に焼かれ、灰となる。

残る地は風に巻かれ、灰と混ざる。


地と灰は結び、重く硬く、土に変じた。

地と灰は密となり、圧し縮み、かねに変じた。



土は、漏れなく水を留めた。

金は、拡がり散る水までも奪った。

動きを失った水は、氷へと変じた。



氷は全てを巻き込み固定した。

土も金も、その身に宿した。


ただそれは、永遠には続かなかった。

時に敵わず、氷は溶け出していく。

それは、身に宿した存在の解放。

しかし、地は風化し、金は腐食していた。

その姿は失われ、互いに結び合い、木へと変じた。



木は、土に根を張り水を得て

広く大きく生い茂る。

その身はやがて、炎に触れ

盛んに大きく燃え尽き灰になる。

それは、地より早く燃え易く

それは、地より早く灰になる。

それは、最も適した破壊。

炎は理に合い、火に変じた。



3.神々の誕生

変化で満ちた世界から

新たな循環

新たな理が生まれた。


適度に硬い地は、土へ

極めて硬い地は、金へ

動きを奪われた水は、氷へ

全てが結び合うと、木へ

炎は意味ある破壊を選び、火へ



理と世界に魂が干渉し、神々が誕生した。


存在を生かす理と、存在を殺す理

理は月と陽の二柱に別れ

ことわりの神となった。


理で巡る存在

世界は木、火、土、金、水の五柱に別れ

みのりの神となった。


神は理であり、世界である。

不死ではないが、不滅である。

破壊と誕生を巡り、常に存在している。



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