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第二話 マスターレベルパーティ

 敵はアイアンゴーレムだった。二人がかりの攻撃でろくに傷もつかない硬い相手だったのだ。そのゴーレムを、たった一人で、しかも低ランクの魔法三発だけで倒し切ったのである。驚くなという方が無理である。

「……」

 パーティの三人が絶句していた。

 しかし、フラビオは魔石を拾いながら、淡々と話し掛ける。

「アイアンゴーレムの魔石じゃ、精々銀貨五枚だ。俺を雇った代金は金貨一枚、これじゃあ大赤字だぞ」

 繰り返しになるが、金貨一枚は銀貨二十枚なのである。確かに元が取れない。

 呆気に取られていた三人が我に返った。ここはダンジョンだ。それも高難度のカルス。これまで潜ってきた中難度のダンジョンとはわけが違う。油断をすれば命に関わるのだ。そんな場所で大赤字と言われても、魔物を狩って魔石を得る以外に収入を増やす方法はない。どうしたものかと困り果てた。

「何かいい方法があるんですか?」

 ソフィアが尋ねる。フラビオの様子を見て、何か助言があるのだろうと察したのだ。確かにその考えは的中していた。

「みんながそこそこ強いのは分かった。だが、このダンジョンの強敵を相手にするにはまだ厳しそうだな。この先を右に曲がり、突き当たった先に小型の魔物の反応が複数あった。多分ジャイアントバットで数は四十体。こいつらの魔石は銀貨一枚にしかならないが、四十も倒せばお釣りがくるだろう」

 何でそんなことが分かるのだろうかと、三人は訝しがった。シーフの探知魔法なら、確かにそういう情報を得ることはできる。しかし、この男はメイジのはずだ。

 その表情を見て、フラビオはああ、という表情になった。

「俺はメイジの他に、戦士、シーフ、ヒーラーのレベルも多少上げてある。だからだよ」

 今度は三人が、そんなことがあるのだろうかという表情になった。フラビオがニヤリと笑い、三人の疑問を解消してやった。笑うと人のいい三十代の男にしか見えない。高レベルのメイジと言われても信じられないだろう。

「できるんだよ。複数の職業レベルを上げるってことがな。まあ、ものすごく苦労するから、やってる奴は滅多に見かけないけどな。で、どうするよ。ジャイアントバット、狩りに行くか?」

 フラビオの言葉は、一応は善意のように思えた。ジャイアントバットは低レベルの冒険者でも倒せる弱い魔物である。数を倒して魔石を稼ぐのは理に適ってると思った。三人はうなずいて、意見に同意したことを伝える。

「では、それでお願いします」

「分かった。じゃあ、ついてきな」

 三人がフラビオに続いていく。それが次の面倒事とも知らずに。


「くそっ、ちょこまかと厄介だな」

 アルベルトも楯を背に吊るし、腰の長剣で攻撃している。しかし、一体倒してもすぐに次の一体が現れる。回避力が高く、斬撃が外れることも多い。空振りした隙を別の敵に襲われてしまう。敵の攻撃の繰り返しで細かな傷をいくつも作っていた。

「数が多すぎるのが、こんなに面倒だったとは」

 エリアスも短槍を器用に取り回して、バットの死角を突くように倒しているが、やはり次々に襲ってくる敵に、傷を負わせられてしまう。

「文句言わない。一体ずつ、確実に仕留めて。細かいケガは、後でまとめて私が治すから」

 ソフィアも自前の杖でバットを殴り倒していく。同じく襲ってくる数が多く、細かな傷を負っている。それでも確実に一体ずつ仕留めるべく、頑張って杖を振るっていた。

 三人はそれぞれに奮戦していたが、何せ数が多すぎる。一体倒すのにも意外と時間がかかり、細かな傷ばかりが増えていく。相手が弱くてもこういう厄介なことがあるのだと、気付くのが遅かったのだ。

「すまない、おっさん、魔法の援護頼む」

 アルベルトが根負けしてフラビオを頼った。

 フラビオはニヤリと笑うと、魔法を一つ放つ。

「ウィンドカッター」

 風魔法のやはり低ランクの魔法だ。かまいたちの原理で、真空の刃が敵を斬り裂くのである。その刃が複雑な曲線を描いて飛んでいく。その一撃で、バットがまとめて十体ばかり斬り裂かれ、地に落ちた。そして魔石を残し、霧状になって消えていく。

「もう一発。ウィンドカッター」

 二発目も同じように複雑な曲線を描いて飛んでいく。同じように十体ほどのバットが刃に斬り裂かれ、倒されていった。

 どこをどう狙うとそんなことができるのか、三人は再び驚きに目を丸くした。だが、敵は残っている。詮索している場合ではない。

「数も減った。チャンスだ。一体ずつ、確実に仕留めよう」

「分かった。任せてくれ」

「私もできる範囲で頑張る」

 三人が息を吹き返し、敵の攻撃を見切りながら、確実に一体ずつ仕留めていった。伊達にレベル十三ではない。数さえ多くなければ、初級冒険者でも倒せる敵に苦戦するはずもないのだ。

 しばらくして、最後の一体をエリアスの槍が貫き、戦いは終わった。

「みんな細かい傷で一杯だな」

「あんなに数がいたんじゃ仕方ないわ。じゃあ、回復魔法掛けるわね」

 ソフィアが一人ずつ回復魔法を掛けていく。一回の魔法で十分回復できるくらい、傷は浅かったのがせめてもの救いだ。

「フラビオさん、ありがとうございました」

 回復を終えると、ソフィアは恩人に礼を言った。彼がいなければゴーレムは倒せず、バットにも苦戦したままだったからだ。

「気にするな。これも仕事の内だからな。報酬がもらえなきゃ、お前さん達のパーティを手伝う意味がない」

 フラビオは涼しい顔でそう答えた。愛想もなく、つかみどころのない人物である。ソフィアが内心で小さくため息をついた。

 アルベルトとエリアスはむすっとして黙り込んでいる。さすがにここまでいいところなしだと、相当に悔しいのだ。

 そんな二人の心情を察したのか、フラビオが新たな提案をしてきた。

「さて、黒字になったところで、もう一戦いってみるか。面倒な相手ばかりで嫌気が差してきただろ。小型のミノタウロスがこの近くにいる。戦士二人でほぼ互角ってところかな。戦い甲斐もあるってもんだ。どうだ、挑戦してみるか」

 ミノタウロスは強力な魔物だが、マスタークラスが三人も揃っていれば倒せない相手ではない。三人は顔を見合わせて、静かにうなずいた。

「いい根性だ。じゃあ、案内しよう」

 そう言ってフラビオは、次の敵の元へと案内した。


 確かにフラビオの言った通りだった。頭部が牛の形をした人型の魔物で、全高は二メートル半くらい。ミノタウロスとしては小型の部類だ。両手に小型の斧を持っている。

「よし、行くぞ。ソフィア、魔法頼む」

「ストレングス!」

 ソフィアの強化魔法が二人に掛けられる。小型ではあっても力はかなり強い。強化魔法は必須だった。

 ミノタウロスが斧を振り下ろす。アルベルトがそれを楯で受ける。その横からエリアスが短槍の刺突を放ち、ミノタウロスのわき腹を突き刺した。今度の相手には、攻撃が十分に通用する。

 楯で防ぎ、槍で攻撃する。その連携はうまく機能した。攻防が繰り返される度、ミノタウロスの傷が増えていく。わき腹を集中して狙ったことで、かなりの範囲に傷がついていた。

 しかし、ミノタウロスもしぶとい。攻撃の手は緩むどころか、ますます激しさを増していた。さすがのアルベルトも、繰り返される斧の攻撃を受け止めきれず、一撃がエリアスに向かってしまった。

「そんな攻撃!」

 エリアスは落ち着いて対処し、振り下ろされる斧の側面を短槍で強打した。軌道が逸れ、斧が空振りする。

「今だ、流星突き!」

 七連続の突きが放たれる。ゴーレム相手には効果はあまりなかったが、ミノタウロスには絶大な効果があった。激しい突きを受けて、ミノタウロスの体がのけぞり、たたらを踏んで後ろに下がった。

「ナイスだエリアス! 闘気剣!」

 アルベルトが剣を抜き、ミノタウロスに斬りかかる。剣は淡い光に包まれて威力が上がっている。闘気剣は、闘気を剣に込めて放つ必殺の斬撃だ。渾身の一撃が、見事にミノタウロスの体を両断した。

 ミノタウロスが地に倒れ、そして霧状になって消えていく。三人の見事な勝利だった。

「やったな。いい戦いだった。すごくすっきりした」

「ああ。やっぱりダンジョンに挑むからには、こういう敵と戦いたいよな」

 戦士二人がハイタッチをして勝利を喜んだ。

「フラビオのおっさん、ありがとう。こいつと戦ってなければ、俺達、単なる足手まといで今回の探索を終えるところだったよ。いい戦いができて、カルスのダンジョンで戦ったって実感がもてたよ」

「俺からも礼を言うよ。ありがとう。フラビオさん。流星突き、俺の得意技なんだけどさ、ここまで役に立たなかったからな。ここでも無事に決まって、すごく気分が良かった」

 アルベルトとエリアスが揃って礼を言った。フラビオの言う通り、二人も面倒な相手ばかりで嫌気が差していたのだ。そこに全力を出して勝利する爽快さを味わえて、すっきりした気分になれたのだった。

 仲間が喜んでいる姿を見て、ソフィアもほっとしていた。彼女も冒険者として共に苦難を乗り越えてきた仲間を大事に思っていたからだ。

 しかし、フラビオは浮かない顔だった。

「ふたりが喜んでるところ悪いんだが、うーん、銀貨が五枚の四十枚の三枚で四十八枚か。もう一稼ぎしておきたいな。悪いがちょっと付き合え。あと五枚稼ぐ」

「いや、初回としては十分だと俺達は思うんだけど」

「まあ、そう言うな。最後は俺が狩る。面倒は掛けないさ」

 そしてフラビオはさっさと歩き始めた。

 さすがに放置はできずに、三人もそれについて行った。


「よし、ここだ。小型だがキメラ出るからな。ビビるなよ」

 フラビオが、夕食にちょっと贅沢な品が出るぞ、みたいな口調で淡々とそう言った。聞いた方は寝耳に水である。

「は? キメラ?」

「ま、待ってくれよ、俺達じゃまだ相手できないって」

 キメラは合成獣とも呼ばれ、様々な魔物の合体した姿を持っている。獅子の頭に蛇の尻尾をした姿のものが一般的だろう。そして、炎を吐く個体も多い。また、双頭のものや羽を持つものなど、いろいろな種類のキメラがいる。そんな相手に、戦士二人にヒーラー一人では戦力不足である。メイジかバッファーが一人入っても、レベル十三では勝てるかどうか微妙な相手である。それほどの強敵だった。

「フラビオさん、勝てるんですか?」

 ソフィアも懐疑的だった。マスタークラスになったばかりじゃ無理もないと、フラビオは思う。

「まあ、任せておいてくれ」

 そして、通路を進むと、遠くの方に魔物の姿が見えた。確かにキメラのようだった。

「俺が真っ直ぐ突っ込むから、三人は端の方で待っててくれ」

 そう言って、遠慮も全くなしにフラビオは進んでいく。三人は少し離れてその後を追った。

 確かにキメラがそこにいた。全長は三メートル程度と確かにキメラにしては小型の部類だ。獅子の頭、山羊の胴体、蛇の尻尾に羽の生えた、一番標準的なキメラだった。

 フラビオの後ろにいた三人は、通路の端の方へと寄り、そのままキメラのいる開けた場所の隅の方へと避けていった。

「炎が来たらちゃんとよけろよ」

 そう言いながら、フラビオがキメラに近づいていく。あまりに無警戒に近づいてきたので、キメラの方も、それが人間だとは、しばらく気づかなかったくらいだ。

 フラビオが遠慮もなくキメラの間合いに入る。

 さすがにキメラも敵に気付いて、炎を吐いてきた。

「フラビオさん!」

 ソフィアが悲鳴のような声を上げた。炎がフラビオを直撃するかに見えたのだ。

 しかし、フラビオはあっさりとその炎を避けていた。高レベルなのは伊達ではない。反応速度が常人とは段違いなのだ。

 そして魔法を一つ発動させる。

「エクスプロード」

 爆発を引き起こす中級魔法だった。初級魔法三発分の魔法力を消費する。しかし、それでも中級なのである。半端なレベルのメイジなら、体の一部を吹き飛ばすのが精々だろう。

 しかし、高レベルメイジのフラビオの魔法は違った。キメラの体を瞬時に粉砕し、全身をバラバラに吹き飛ばしたのである。たった一撃で、キメラは霧状になって消滅し、後には魔石だけが残った。

「というわけだ。付き合わせて悪かったな」

 またもフラビオは淡々と言う。ちょっと寄り道して用事を済ませた程度の言い方だった。

「さて、冒険者ギルドに戻るか。無事に魔物を討伐できましたって、ステラさんに報告してやらないとな」

「……」

 アルベルトとエリアスは無言だった。このフラビオというメイジは、アイアンゴーレムを初級魔法三発だけで倒し、今もまたキメラを中級魔法一発で仕留めたのだ。どれだけレベルが高いのだろうかと、恐ろしくなったのだ。

「わ、分かりました。戻りましょう」

 代わりにソフィアが返事をした。彼女もまた相当に驚いていたのだが、戦士二人が無言なので、慌てて返事をしていた。見た目は平凡そうなのに、なんと恐ろしい人物なのだろうと、彼女も思っていたのだ。

「アルベルト、エリアス、しっかりして。引き上げよ」

 ソフィアが呆然としている仲間を叱咤した。二人がようやく我に返る。

「あ、ああ、引き上げだな」

「分かった。すまん、ぼーっとしてた」

 驚きもそのままに、三人はフラビオに続いてダンジョンの外へと向かったのだった。


 冒険者ギルドに戻り、フラビオが魔石を換金する。ダンジョン内で計算した通り、全部で金貨二枚と銀貨十三枚、銀貨だけで換算して五十三枚分である。そのうち四十枚がジャイアントバットの分だった。カルスのダンジョン初挑戦でこれだけの収入を得られたのは上出来であろう。

「さすがですね、フラビオさん。魔石の数も多いし、初挑戦の三人を無事に連れて帰ってくれました。あなたに頼んで良かったです」

 受付嬢のステラが心底感心した表情でそう言った。彼女はフラビオがどれだけ強いか知っているのだ。ありきたりの褒め言葉だが、嘘偽りのない本音であった。

「さて、稼ぎを山分けしようか」

 フラビオが空いているロビーのテーブルの席を取る。ソフィアたち三人も同じテーブルの席に着いた。

「最初に報酬として金貨一枚は俺がもらう」

 そう言って、フラビオが金貨一枚を自分の元に寄せる。

「残りが銀貨三十三枚分だが、一人銀貨八枚で一枚余るな。悪いがその残り一枚、俺がもらってもいいか」

 なるほど、がめついと自らも認めているフラビオらしい言い草だった。

 ソフィアが遠慮のない口調でそれに同意した。

「フラビオさんが、がめついと評判なのが良く分かりました。評判通りの方なんですね。ですが、今回のカルスのダンジョン初挑戦、フラビオさんなしでは無事に戻れたか怪しいものです。ですから、私は余りの一枚をフラビオさんが取ることに同意します」

「はは、悪いな、がめつくて」

 フラビオが苦笑した。面と向かってがめついと言われると、多少は罪の意識が湧くのだった。だからと言って、それを改めようとは思わない。銀貨一枚でも多く稼ぐことは、彼にとって大事なことだった。

 ソフィアがふっと笑った。彼女も美しい容貌の持ち主である。笑うと花が咲いたような雰囲気になっていた。フラビオはあまり他人の美醜を気にする質ではないが、この時ばかりはさすがに目を奪われた。

「いいんですよ。フラビオさんには助けて頂きましたから、その分報酬に上乗せしたと思えば、文句はありません。今回は、本当にありがとうございました」

 離れたところで見ていたステラが、少しむっとした表情になった。あのフラビオの目を奪ったヒーラーへの対抗心が湧く。彼女はフラビオに淡い好意を寄せていたのである。

「何よ、私のことは置物みたいに扱うくせに」

 そんな独り言をつぶやいていたのだが、当のフラビオが知る由もない。

 さて、仲間のソフィアのそんな態度を見ていたアルベルトとエリアスも、慌てたようにフラビオに礼を言った。

「今回は助かったよ、おっさん。またの機会があったらよろしくな」

「ああ、俺達、フラビオさんのおかげで助かった。ありがとう」

 フラビオは一つうなずいて銀貨九枚を取ると、三人を褒めた。

「お前さん達がいいパーティなのは分かった。攻撃も防御も連携もしっかりしていて、良く鍛えられていたしな。このまま順調に成長できるように、俺も祈ってるよ」

 凄腕の高レベルメイジに褒められ、三人も悪い気分ではなかった。

「じゃあ、俺はこれで。まあ、同じギルド内で寝泊まりしてるから、時々は顔を合わすだろうけどな。今後ともよろしく」

 そう言うと、フラビオは自室へと戻っていった。

 その後ろ姿を、ステラがじっと見つめていた。 


「これで金貨十枚貯まったし、そろそろ差し入れにでも行くか」

 自室でフラビオはまたも独り言をつぶやいていた。

「いかんな、一人になると、つい声に出してしまう。悪い癖だと分かってるんだが、なかなか直らんな」

 そう言うと、ベッドに寝転がった。

「今日の連中、いいパーティだったな。俺も初級者だった頃はあんなだったか。あれからもう十七年か」

 過去に思いを馳せるには、彼もまだ若い。だが、ソロになってから過酷な修行を己に課し、今の高レベルメイジに到達したのである。それは常軌を逸した凄まじい討伐の数々だった。命を落としそうになったことも再三であった。それでも生き残り、今の強さを手に入れたのである。

「さて、公衆浴場に行って、夕食食べて、と。そんで明日出かけるか」

 ふうと軽く息を吐く。フラビオは風呂の支度をすると、近所にある公衆浴場へと出かけていった。

 無事パーティ三人のフォローをして、ギルドに引き上げてきました。フラビオはキメラ瞬殺という反則級の強さなのです。そんな強さの秘密も描く予定でいます。そして彼ががめつい理由についても。

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