286季 Last eight、空耳アワー
「…何聞いてるの?」
「めたりか。」
「あ~…魔王の家に行くからね。」
「千代田生命に行こう!」
「あ、空耳だわ。」
「私も…おいてかないでください!」
魔王の家は既に特定している。大湊の海の見える豪邸らしい。
「おお、真音たちじゃない!」
「あれ?沙恵さんと享弘さん!」
「いやぁ、まさか西町で会うとは思わなくてね。」
「これから大湊に行くんだ。君たちは?」
「奇遇だね。大湊に行くんだよ。」
「じゃあ一緒に行こうか。」
そして電車は発車した。少しずつ気分と緊張が高まってきた。
「あれ!?飛翔じゃない。」
「お元気してましたか?」
「早苗とひなた!」
「大湊に用があってね。」
「そうだ、一緒に行こう。」
「あ、みなさんどうもこんにちは。」
「同じ車両に集まるのね…」
「待って、大橋過ぎた!?…特急なら早かったけどなぁ…」
「まぁ、いいじゃない。今9人一緒なんだよ。大丈夫。心強いじゃない。」
「そうだね。」
「あれ?みなさんもしかして?」
「察しの通りよ。」
「そうか。こいつは日影駿平。なかなかいい料理の腕を持っている。」
「草俣なんだね…家は…」
「いや、たまたま今日はここにいただけ…それにしても…同居はダメなのか…」
「そうだよ!こっちだって生活があるんだよ!」
「多重婚が成立すればなぁ…」
「ひーくん…それはやめなさい。」
「まぁ、みなみのはたぶんすごいことになるよ。」
「そうだよ!」
「みんなで行こうよ!」
「千代田生命!」
「なんで空耳アワー流行ってるんだよ!」
「農 協 牛 乳 !」
「母ちゃん許して~」
「まぁ、いいや。テンション上がるし。」
「さぁ、決戦…の前にさ、どこかでご飯食べない?」
「じゃあそこのガストに行きましょう!」
「私いきます!」
「席がばらばらになるからさ…もしほかの店がいいなって思ったら構わないわ。今日のリーダーは私よ。」
「は、はぁ!」
「じゃあ僕たちは大戸屋に。」
「僕はマクドナルドに行ってきます。」
「さぁ、1時間半後にここに集合ね。」
「はい!」
そして昼飯を食べることになった。三者三様じゃないけどそれぞれ分かれた。
「ベーコンレタスバーガーセットお願いします!」
「ダブルチーズバーガーセットで!」
「私照り焼き!」
「3人しかいないんだね…」
「みんな大戸屋行ったもん…」
「ていうか、よくマックに来たね。」
「だって、みんなお腹空き過ぎなんだもん!」
「みんな能力者じゃないってこと?」
「私能力者だけど…気分がダブチだった。」
「…私も能力もらえるかな…」
「君の名前は?能力調べてみるよ。」
「茅野心愛です!」
「…君の能力は全てをモフモフにするものだそうよ。」
「それって使えるかな…」
「私の能力はそこまで強くないから。大丈夫、魅力は人それぞれだから。」
「葵さん…治ったんですね…」




