表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/101

285季 Last nine、猫と天使たち


「2名様ですね!ご主人様とお嬢様のご帰宅です!」

「おかえりなさいませ!ご主人様!お嬢様!」


そうだ、このカフェに行きたいから来たんだ。メイド喫茶だとは知らなかったけど。


「ご主人様とお嬢様は初めてのご帰宅なので…」

「ていうか君たち、天使の新人じゃない?」

「やっぱりそうなんだ。だからエンジェルカフェなのね。」

「…すみません、今日はメイド喫茶デーなので…」

「なるほど!たまたま当たっちゃったんだ!」

「魅華子、ごめんなさいね。」

「はるかちゃんが言うなら仕方ないね!」

「それではメニューっと…」


オムライス880モイ、お絵かきマキアートは770モイ…


「ただでさえ入場料660モイなのに…」

「まぁ、私の伝手と飛翔の力で値下げできるかやってみようよ。」

「頑張ろう…とりあえずビールと柿ピーで。」

「おい!じゃあ私はオムライスとキャラメリゼで!」

「わかりました~」

「こういうところって暇なのが普通かな?」

「そうだよね。話せるところじゃないとダメだよね。」

「人間観察をするか…」

「…誰も他の客がいないからね…私の身の上話でもする?」

「うん。」

「あの日潜入捜査で友達にチョークを投げた教師いたでしょ。」

「はい…」

「椋木大でも同じことしてたみたいで…長光大学を追放となったわ。」

「それは知らなかった…」

「あとね、引きこもりの取り締まりは終わったの。もう自由なの。」

「だから学校が増えたんだ…」

「そう、引きこもりの取り締まりの代わりに、入学試験を設けて大学を決めるの。」

「そうだったんだ。ところで神川さんが魔王になってどう?」

「そうだね…あの人は前の魔王より冷たい印象がするの。でも、最初は冷たい人だと思ってたけど、今は違うわ。そうね…」

「飛翔、ビールと柿ピーはないみたい。」

「じゃあ、お絵かき抹茶ラテをお願い。」

「わかりました~」

「神川さんの印象だよね。」

「あの人は…そうね、優しいわ。基本的に前の魔王を引き継いでいるんだけど、結構効率よくするために改革しているのと、人をより増やせるようにしているみたい。」

「そのためにできることって…」

「まぁ、ゆっくり決めるんじゃない?」

「ところで…今年の入学試験はいつなの?」

「あぁ、今年の7月みたいだよ。」

「…待って、5期はどうなるの?」

「あるんじゃない?あ、こっちにメイドさんが来る。」

「はい、それではアイコメしましょうか!」

「アイコメ!?」

「いきますよ!美味しくな~れ!」

「萌え萌えきゅん!」


…何だろう、美味しさが変わらないと思うのやめてもらっていいですか!?


「さぁ、帰ろうか。お会計お願いします。」

「あぁ、今日は…1320モイで。」

「…ありがとう、さぁバスに乗って帰ろうか。」

「いってらっしゃいませ!ご主人様!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ