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267季 試験の神様、もう少しだけ


「いやぁ、合格しちゃった。」

「合格したねぇ…」

「卒業したねぇ…」

「でも学校に行く毎日は変わりませんね。」

「京子、まずは祝おうよ。」

「でも…本当に…良かったです!」

「逆に7人を見たいんだけど…時間大丈夫かな?」

「実は沙恵さんと葉子さんが動画を残したから見てみよう!」


これは卒業試験の後日談だ。でも、動画撮影は禁止だぞ?


「まず、長光大学の本田君、それと神野君。」

「はい。」

「長光大学だからって偉いの?」

「実際国立ですから。偉いでしょ。」

「そんなんじゃ一生卒業できないから。」

「は?」

「そもそもなんであんなFランどもが合格して…」

「そういう考え方で生きてほしくないんだよ。人を見下すような生き方は何もよくない。」

「は…はい。」

「次に宋高大学の板野さん。」

「はい。」

「君はこの卒業試験が合計だということを知らない?」

「知らなかったです。」

「そうだよね。君は討論でもう少し点が取れていれば合格だったよ。次も頑張ろうね。」

「…はい。」

「次に長光国際大学の比嘉さん。」

「はい。」

「君の考えは理解できなかったんだ。不祥事を起こしたのになんで対策を取らなかったの?」

「いらないと感じたんです…」

「別に罰を与えろって言ってないんだよ。ただ、放置するのは少し理解できなかったの。」

「すみません…」

「最後に…中町大学の天海さんと上原さん。」

「どうしましたか?」

「君たち二人ともね…やりすぎだよ。」

「はい?」

「物騒すぎるんだよ!なんで罰が拷問なんだよ!」

「いえ、当たり前かと。」

「はい、そう幽霊が…」

「幽霊が見える話はいいんだよ!もう少し優しかったら百点だったのに!」

「それはすみません…」

「まぁ、中町大の二人は優しくなってから来年頑張ってね。」

「はい!」


動画はここで終わった。


「いやぁ…そうだったんだ…」

「でもさ、飛翔はなんで卒業できたんだろう。今年は女子が多いという年だったのに。」

「確かに多いんだけどさ、地頭はいいからね。」

「…さて、私たちでさなんか協会作らない?」

「奇遇だね!」

「同じこと思ってました…もう敬語じゃなくてもいいんですけど。」

「明日海ちゃんも葉子さんもそう思ってたんだ!」

「ひよりちゃん!」

「やっぱり私たちが出会うのは運命だったの!」

「クロエちゃんも合格おめでとう。」

「実はここに来てたとは思わなかった!」

「待って、わたぼうちゃんときらりんちゃんも…」

「合格したんだけど…」

「話違うでしょ!」

「確かに!」

「…これで私たちの物語も終わるのね…」

「確かに…僕疲れたよ…」

「…そんな2人に朗報です!この話、まだ一生続きます!」

「…京子が言うんだね、そのこと。」

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