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262季 クリスマスキャロルの頃には、きっと


クリスマスキャロルが流れる頃を過ぎて、もうすぐ年が明ける頃、2次試験が始まるところだった。


「おはようございますわ。さぁ、今日も一日頑張るぞい…ですわ!」

「結花さん、おはようございます…今日は手伝います…」

「真音さんおはようございます。昨日手伝っていただいたのでお手伝いは大丈夫ですよ。それにしても…昨日から本当にごめんなさい…」

「いいんです。しかし…夜は部屋移動してもうるさかったです…」

「そうですね。さすがに想像もしたくないですわ…」

「…おはよう。ごめん。」

「…飛翔さんは眠れなかったんです。真音さん、一緒に散歩に出かけてください。」

「はい。飛翔、一緒に歩こう。」


こうして飛翔たちは朝の街を歩いた。寒くなった空気、木々の目覚め、鳥のさえずりが響く。それなのに、なぜか目が覚めない。


「まだ眠いわよね…私も今日の試験がうまくいくかわからないわ…」

「…麗奈さん出禁にしてほしいわ。」

「ちょっとこれはね…ところで、卒業試験ってあとどれぐらいなんだろう。」

「2次と3次をやって…そこからだね。2次は筆記だからめんどくさいけど。」

「そうだね。でも、私たちなら大丈夫だよ。それに…」

「1次合格者はメールが来てるし。」

「確かに来てたわ。しかし…戻るかぁ。」


宿に戻ると、朝ご飯ができていた。


「今日はサバの塩焼き、目玉焼き、きんぴら…いいじゃない。」

「豚汁もありますわよ!」

「今日は滅茶苦茶食べていい?」

「もちろんですわ!あと、真音さんと飛翔さん…今日は特別にこのお守りを授けます。」

「これって近くの神社の!」

「そうなんです。あ、おはようございます!」

「…おはよう。ごめんね…私のせいで…」

「わたくしは気持ちよかったですわ。ところで、今日も宿泊して大丈夫でしょうか?」

「麗奈さん、やめてください。さぁ、朝ご飯を食べたら試験頑張ってください!」


そうして試験が始まった。お守り効果かわからないがすいすいうまくいった。試験が終わり、学校を出て、お昼ご飯を食べる。夕方に張り出される試験の結果を待つため、外で食べる。


「お隣大丈夫?」

「ごめんね。まさかここにいるって思わなかったんだ。」

「あぁ。大丈夫ですけど…誰でしょうか?」

「私は大淀桃。コンテストぶりだね。」

「そして私はきらら大学の袈裟丸美柑です。それにしても…筆記は難しかったね。」

「そう?私は普通ぐらいだったよ。飛翔はどう?」

「あれは結構ね…簡単じゃない?」

「さすが浜大生…」

「でも、合格基準が分からないからなぁ…」

「確かにそれはどうなんだろう…」

「番号は貰ったから夕方まで待とう。」

「そうだね。」

「さて、私たちはこれで帰るわ。ところで桃、このすた丼…初めてだったけどおいしかったわ。」

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