260季 始まりの試験、波瀾万丈!?
キャンドルも十字架も愛に力を与えるかわからないが、今日はクリスマスだというのに、卒業試験の第1試験だ。今年は50人は超えているだろう。
「絶対に負けないから」
「頑張ろうね」
そんな声が聞こえるが、戦う相手は己だ。自分との闘い…そう思っていたが…
「はいそれでは配布した番号の人とチームを組んで~」
まさかのランダムな人とのチームだ。しかもこの会場は他の大学からも来ているので怖い。誰か話せる人がいるのだろうか。
「あ、3番ですか?」
「5番の人~」
紙に書かれているのは6番だ。かわいい人もかっこいい人も真面目な人もみんな別の番号の所に吸い寄せられていく。そんななか6番の人を探す声が聞こえた。僕はそこに行った。
「君も6番なんだ!じゃあみんな集まったところだし形だけでも自己紹介しようか!」
「そうですね!浜中大学社会学部の神崎飛翔です!」
「はい、同じく浜大の文学部、内山ひなたです!」
「東町にある中町大学から来ました西佳奈子です!」
「きらら大学天文学部から来ました、蹴上撫子です!」
「あれ?撫子!?てめぇここに何の用だ?」
「その声佳奈子だな!?お前こそなんだよ!」
「ランダムって怖いね。あ、グループワークですって。」
「というより討論ですね…あ、討論のお題だけど…聞いて!」
「うるせぇいいだろ!」
「お前黙れよ!」
「…ひなたちゃん、試験官呼んでほしいんだけど…」
「あぁ。わかったよ。そこの二人、君たちは退場で。」
「はぁ!てめぇのせいだろ!」
「うるせぇお前のせいだ!」
「…星野教授、すみませんでした。」
「こればかりは運がなかったね。二人とも二次に進んでいいから今日は帰りなさい。大丈夫、僕がどうにかする。」
「よかったぁ…!」
「けど、これじゃあだめだね。」
外に出ると、何人か外にいた。
「まさか退場者が出るなんて思わなかった!」
「しかもうちらね。あ、飛翔!」
「あれ?真音じゃん。…もしかして真音の隣にいらっしゃるのは…?」
「わたくし、法学部の涼風麗奈と申します。」
「…涼風さん!?本物だ…いや、畏れ多いです…」
「そうですね…確かにわたくし、お嬢様ですから…って!どうして退場者が出るのですか!」
「そちらはどうしたのですか?」
「まぁ、たまたま仲悪い二人が来てね…」
「わたくしたちもです!まぁ、一人長光大学でしたので…」
「あぁ…」
「さすがに試験官の富内教授も帰りなさいって言われて…あ、君がひなたちゃんだね。学食の大食いチャンピオン…待って、誰?そんな企画立ち上げたの?」
「それ…僕知ってます。犯人はるるとマリアです。」
「あの二人!そうだ、次は二次試験だね。」
「一緒に頑張りましょう!」
「はい!」




