244季 ラーメンの目玉焼き、味玉かゆで卵では?
駅を通り過ぎ、陽の当たる坂道を降りると…そこには公園があった。振り返るたびに思い出というのは美しいものであるが、この公園にも美しい思い出がある…
「という小説を書いてみましたけど…どうでしょうか?」
「京子…もしかして夏休み中ずっと暇だったの?」
「調査以外は何もなくてですね…」
「そうだったの…でも、この文章だと少しエッセイというか…記事っぽくて少し読みにくいね…」
「もしかして…雪って評論家?」
「いや、ただ思ったことを口に出しただけ。ところで、なぜ今になって小説を書いているのかなぁって。」
「俳句みたいで面白いからですね。難しいですけど…」
「難しくてもそれが京子にとって楽しいんならそれでいいんじゃない?」
「ありがとうございます!…ところでこの敬語キャラやめてもいいですか?」
「…それはダメじゃない?もしやったとしたら誰が誰だかわからないわよ…」
「確かにそうですね!」
「しかし…発表の練習で集まったのはいいけど…明日発表だよ!?台本は覚えたの?」
「プレゼンはノリと直感でしょ!大丈夫だよ。」
「まぁ…それでいいならいいんだけど…ところで発表順はどうなってるの?」
「当日になるまで秘密だそうです。」
「そうなの…知らなかったわ…」
「まぁ、運に任せようよ。それより発表の練習をしなきゃ。」
こうして彼女たちは練習を始めた。台本を見ながら、時には目を離しながら彼女たちは楽しみながら練習をしていた。そして当日になる少し前、全てのチームが準備できたのだろうか。学校には朝早くに着いた。
「おはよう。雪!京子!」
「おはようさん。準備はできてる?」
「私はバッチリです!2人とも大丈夫ですね!」
「おぉ!気合いが入ってるじゃないか。それじゃあ君たちを最初にしようかな…」
「西園寺教授…少し静かに。」
「あら、ごめん。でも実は、順番決まったんだよ…!私は関わってないけど。」
「結局何番なんですか!」
「それは言えないなぁ…あ、本番まであと少しだぞ。とりあえず練習しよう!」
「ありがとうございます!」
こうして最後の練習をした。私たちの結果は…
「いや、ちょっと待て。勝手に決めつけるな。」
「だめですか?」
「だめだよ…まだ本番前だからさ。ネタバレは厳禁!」
「書くのは次回ですか…とりあえず昼ごはんはどうしますか?」
「任せちゃってるし…学食を視察しようよ!」
こうして学食に来た彼女たち、接客も料理も成長が早く、とても感動したという。しかし…
「カレーライスに目玉焼きはまだいいけど!レバニラ定食に目玉焼きもまだいいけど!ラーメンに目玉焼きはありよりのなしだよ!」




