235季 面接はそうじゃない、神楽阪で9時
1週間はあっという間。なんと今日は面接官だ。面接を受けるから面接をする側に変わる。学食を作りたい情熱のある者を受け入れようと思うと、やはり気持ちは昂るものだ。
「というわけで面接会場来たけどさ、なんかお金が欲しくなるのは僕だけ?」
「今回はお金が出るよ、何せ本当の面接だからね。」
「そう、今回は志望者に面接をするよ。」
「あ、そうなんだ…出所はどこなの?」
「…さぁね。とりあえず最初の方どうぞ。」
「僕は大内俊一です。南川ゼミ所属です。」
「次。あと君は違うでしょ。もしかして…用があったの?」
「なんとなくです!失礼しました!」
「気を取り直して…」
「次の方お願いします!」
「大聖寺るるです!弁当屋をやっていたのですが…今回統合していただけないかと思いまして…」
「…うん、却下で。そっちの弁当屋も結構いい感じの売り上げじゃない…」
「…まりあんぬ?頼みます!」
「どうも…学生は弁当を買ってくれるけど赤字で…」
「そこで…私たちを救ってくれないでしょうか?」
「…まぁ、良いんじゃないかな…その代わりメニューをどうするかだけど…」
「私たちが手伝いますので!あと…助っ人呼びますよ。」
「3人以外に!?誰を…?」
「恵未さんに任せようかと。」
「あの人って伝説のサキュバスじゃない!どうしてそんなことを!」
「確かに伝説…だけど、いけるはずです!」
「…要検討ということで…あと誰が面接受ける予定なんだっけ…」
「サーシャさん、ことりさん、みなみさん…」
「涼くんと心美ちゃんはどうしたの?」
「あの子たちはわからないわ…解答をくれなかったもの。」
「ちなみに彼女たちは…」
「俊一もだけど合格よ。あとはみんなの思い次第よ。まぁ、内定だと思うよ…これは飛翔のおかげ。私だけじゃ、飛翔がいなけりゃ無理だったよ。」
「そうだよ!飛翔には気づかないだけでそういう能力があるんだよ!人を惹きつけられる…何かがあるんだよ!」
「そうですよ!私…飛翔さんがいなかったら…」
「さくらが帰ってきたことだし、面接を終わりにしよう!とりあえず、るるさんの事は私ではなく教授に任せるわね。」
「そうだね…」
「…学食はこのまま私たちがやるのでしょう…このままずっと…」
「何気に怖いこと言わないでよ!怪談がダメな人がそんなこと言うなって…」
「私実は…クラーケンでして…」
「それを言うと…みんな人外じゃない!どうしてこうなった!」
「そういう世界だからね…僕たち転生したんだよ…いまさらそんなこと言わないで…」
「さて、夏休みもまだまだ続くし、明日は…ライブだからね!」
「神楽阪に9時ですね!」
「遅刻しないように私たちは飛翔さんを」
「言わせないよ?…大丈夫だからね。ひーくん。」




