229季 学食のきらら、待つ3人
「課題のための調査をしよう。」
「まさか私を誘うとは…」
「3人1組…かぁ…でも飛翔と組むなんて思わなかったよ!」
「さぁ、始めようか!」
ここはみなみの。最近ホットな街である。しかし、場所の影響か浜大から調査するものはなかなかいない。
「とりあえずここからバスに乗って…そういえばきらら大学って新しくなったんだね…」
「今はひらがなのきららだからね。元々カタカナだったのに。」
「学部も新しくなってね、外国語学部に音楽学部、あと地学部もあるからね!」
「というより…奏ちゃん…本業大丈夫?」
「たまには休み欲しいじゃない。それに、飛翔とすいせいがいるからね。どうにかなるよ。」
「私…まとめられませんよ?パソコンは得意ですけど。」
「まぁ、調査はしような。みなみのの調査は大学の調査の後だよ。」
「はーい…って、バスで何時間なの!」
「次だよ。ほら、きらら大学って。」
きらら大学…過去に一度訪れたことがある…その時と今とでは…
「綺麗だよ!ねぇ、校舎が綺麗だよ!」
「よう、久しぶりだな。飛翔。」
「…あー!宏か、久々だね。」
「俺がこの学校で講師をしているから来たのか?…なるほどな。今案内役探してくるからちょっと待ってて!」
「今のって足立宏だったよね…昔あの人はすごかったんだけどさ…今じゃちょっと落ちぶれたよね…」
「色々あったんだよ。あの戦争で。でも人が増えたんだ。案内よろしくな。」
「どうも、生徒会長の森山梨穂です。本日はよろしくお願いします。」
「副会長の桜木葉子です。私たち2人できら大を案内しますね…そういえばどこを紹介するのでしょうか…?」
「僕たちはこの大学と学食を調査しております。本日はそちらの案内をお願いします。」
「それでしたらこちらへお願いします。それにしても…あなたたちはどちらから来たのですか?」
「加茂からです。」
「…そうでしたか。では、そちらの学食サークルにお伝えください。今度学食の1番を決めるコンテストがあります。あなたたちもエントリーされてますので把握のほどお願いします。」
「…ちょっと僕初耳なんだけど…!」
「そうだよね…あ、会長さん、それっていつでしょうか?」
「来月どこかの金曜日だと思います。また顧問宛てにメールが来ますので、その時までお待ちください。」
「それでは案内…って、もう到着した!」
「これから学食の管理者をお呼びしますので少々お待ちください。あ、食堂で何か食べていても大丈夫です。」
「わかりました!」
他大学の学食は知らないことばかりだ。食券の買い方から料理まで。これはいい調査になりそうだと思いながら待っていた。




