220季 おやつは三時、迫るリミットは何時?
おやつの時間、初心に帰ればここで戦争が起きるのだろうが、今起きようとしているのはいわゆるチャリティー事業だ。
「何がチャリティーなんですか!こっちは仕事なんです!」
「知らないわよ…あ、さくらちゃん!今日はありがとうね。」
「いえいえ、私も払わずに申し訳ありません…」
「とりあえず払ったのは…ゼミごとに報告をお願いします。」
「今日、先生呼んだから。先生が来てからですね…」
「飛翔!それにみんな!うちのゼミは問題なさそうだ!」
「私の所も問題ないですよ。」
「あ、僕たちも問題ないみたいです。」
「残りは佐原ゼミだけど…」
「あぁ…問題ないと信じたいけどなぁ…あ、生徒がくるみたい。対応して!」
「それじゃあ私たちはこれで!」
「じゃあ私から、富内ゼミの水窪さくらです。」
「南川ゼミの大内俊一だよ!遅れてごめんなさい!」
「はい、受け取ったよ。」
「俊一はこれからデートだっけ?」
「違うよ!僕はこれから家に帰って勉強するんだよ!」
「おう!お疲れ様!」
「さて、次の人~」
「みんなお待たせ~」
「忘れてしまって申し訳ありません…!」
「ゼミと名前をお願いします。」
「南川ゼミの成田美空と!」
「佐原ゼミの松岸みのりです~」
「受け取ったわ。ありがとうね!」
「逆に遅れてごめんな!」
「そういえば佐原ゼミで会費払っているの私だけですよね…」
「そうなんだ!…佐原ゼミってどんな感じなの?」
「本当にね…何もしないんですよ。教授が来ないですし…まぁ、オンラインでやってるんだけど。」
「それでいいのか?佐原ゼミって…」
「次の人、お待たせしてごめんなさい。どうぞ。」
「私が愚痴を聞くぞ~」
「会費…やっと払えるので…どうぞ…」
「…ど…どこの誰でしょうか?」
「あぁ、南川ゼミの一ツ渡瑞穂だよ~」
「瑞穂か!お金大丈夫?」
「最近脱皮した時の皮が高く売れてね~」
「…ケツァルコアトルって、すげぇ~」
「瑞穂!久しぶり~」
「おぉ~あずさじゃないか!支払いに来たの?」
「はい。あ、星野ゼミの高尾あずさです~」
「あずにゃん!」
「次の人どうぞ~」
「初めまして…でいいのだろうか…南川ゼミの幣舞智恵と申します…」
「智恵さんね~知ってるよ~」
「飛翔はね!?智恵さん、ありがとう。次にどうぞ~」
「やっほー!みんなの夢を奏でる一番星!夢川奏です!」
「南川ゼミの奏ね~ありがとう~」
「これで南川ゼミは全員出ましたね!」
「今日はそろそろ終わりですかね?」
「今日は水曜日ですから…明日の3限がゼミですね。」
「そうね…並んでないしもういいや。」
「帰って風呂浴びたいわね~」
「さぁ、家に帰りましょう。」
まだまだ会費は集まらないが、明日も集めることにした。




