193季 One more time one more chance
〜♪
小鳥の囀りが響く朝、今日もいつも通りの朝が始まる。そろそろ就活とか卒業のための単位取得のため、かなり忙しい日々を過ごす一方…
「飛翔さん、今日も一日が始まりましたわね。」
「…ってあれ!?結局あの後魔王はどうなったの!?」
「現在風早先生と篤史さんでどうにかするそうだよ!」
「というより…ここの解説がまだでしたわね。ここはみんなの広場。要はシェアハウスですわ。」
「で、私がここの住民の佳奈です。」
「わたくしが結花そして…主人公の彼が飛翔ですわ。」
「…ところで遥希とか魅華子はどこにいったの?」
「実は…ねぇ…」
「あの戦争の前後で引っ越したのですわ…」
「2人は今どこなの?」
「この近くで借りたそうだよ。昔住んでいたところの跡地だよ。」
「あ、そうだったんだ…」
「すみません!このシェアハウスが天使の本拠地という噂を聞きました!」
「あら、お久しぶりですわ。」
「千明さん!さすが情報通!」
「それでそれで!本当なんですか!?」
「…その通りですわ。わたくしが副天使長なので事実ですわ。」
「やっぱり。」
「あともう一つ!…アイデアが復活したんですね!」
「3期はかなり真面目でしたからね…今度こそわたくしを殺さないでくださいね!?」
「…これどんな話になるんだろう!」
「テンションが高いわよ。」
「…その声は…誰?」
「私は魅華子…結花、副天使長おめでとう。私もちゃんと手伝うわね。そして…飛翔、佳奈、これからもよろしく。」
「…なぜ通りすがりで話すんだよ…これだけで話1回できると言うのに!」
「メタな話しないでください…でもでも!嬉しいですよね!」
「…今回なんでメインキャラいないのでしょうか…」
「あぁ、これねぇ…魔王の話に繋がるんだけど…」
「もしかして…真音とか京子あたりが魔王なの?」
「いや…」
「なんで口を濁すんだよ!」
「…これ…話していいんでしょうか…」
「千明、もしかして…」
「…彼女たちは魔王選挙の投票中なんです。」
「いや、それ先に言ってくださいよ!」
「…そう言えばわたくし達は投票してないです…あれ選挙権ってありますよね?」
「今日が初日ですので…明日投票所に行きましょう!私も一緒に行きますので!」
「そうしましょうか…なら、夕飯を作らないとですわね…」
「ここのカレー麺じゃダメですか!」
「ダメです!…ふふふ、どうぞお楽しみに!」
「じゃあその間私たちはババ抜きでもやってましょうか!」
「佳奈、その前に自分の部屋の掃除をしましょうね。」
「結花しゃん…」
四季の始まり、そして新しい風。もう一回、ゆるくて楽しい日常を始めよう。