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悴む手を擦りながら文化棟へ行く。
特段変わりない授業を受け、放課後何をする訳でもないが、文芸部へ向かう。
文芸部と言っても部員は夜見1人だ。
さっさと家に帰ることも多いが、場所を変えた方が執筆が捗ることもある。
それに、校内に居ると色んな音が聞こえ、想像がはたらく。
ノートパソコンを長テーブルに置き、コンセントで充電しながら描きかけのところを開く。
軽く読み直し、プロットを見て、物語をどう動かすか思案する。
「……全く思い浮かばない」
「なにが?」
悴む手を擦りながら文化棟へ行く。
特段変わりない授業を受け、放課後何をする訳でもないが、文芸部へ向かう。
文芸部と言っても部員は夜見1人だ。
さっさと家に帰ることも多いが、場所を変えた方が執筆が捗ることもある。
それに、校内に居ると色んな音が聞こえ、想像がはたらく。
ノートパソコンを長テーブルに置き、コンセントで充電しながら描きかけのところを開く。
軽く読み直し、プロットを見て、物語をどう動かすか思案する。
「……全く思い浮かばない」
「なにが?」
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