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合点がいった。
チラリと露になっている彼女の膝とか、細すぎるくらいな腕を見ると本当に陶器の様に白く、汚れもない。
「盛大にすっ転んでた割には傷がないのはそのせい?」
「そうですね!私、心臓を刺されても破裂しない限りOKです!」
「なにがOKなのか分からないし、イマイチ信用しきれないけれどまあ、いいわ」
「ねぇ、ねぇ!食べていい?」
もう話は終わったでしょと言わんばかりに寿司だけを見る無垢に、色々と聞きたいこと、生活において伝えたい事はあったけれど、堅苦しいのはナシだなと、子供みたいな顔を見て思う。
「ええ、遠慮しないで」
「わっはー!!タマゴ!」
「嬉々としてタマゴから行く人初めてよ」
「うへへ、なら1つ初めてを奪っちゃいましたね!」
「……ええ、そうね。アナタ面白いわ」
「光栄です!」
モグモグと嬉々としてタマゴを頬張っているのを見ると、何だか全てが馬鹿らしく思えてきた。
夜見はタコを嬉々として食べる。




