不毛論に本気で反論します
冬月光輝様の投稿「不毛な喧嘩、不毛な努力、ここが変だよ“なろう界隈”」に反論します。
作者と誰かとの個別的な事なら関わろうとはしませんが、なろう屈指の人気作家の投稿でランキングトップになったとなれば、その影響を考慮して反論せねばなるまい。
加えてこれは、なかなか文学的問題をはらんでいます。だから私の興味をそそります。
前提とし私と冬月様とでは立ち位置が違います。
冬月様は投稿直後にランキングトップになれるほどの人気作家である。
対して、
私はまだ投稿を始めて一カ月にも満たない新参者であり、2ポイントとるかとらないかに一喜一憂するいわゆる底辺作家だ。
という事です。
(今回は読者側という立場はとりません)
冬月様の主張には全体的に強者の論理を感じます。
それに対して弱者には弱者の論理があるのです。だから、
反論しないわけにはいかないのです。
冬月様が最も重要視しているのは、その順番と分量から、
「なろうのランキングが健全ではない論争は不毛」
という点でしょう。
冬月様はランキングが不完全であることは認めていらっしゃるようです。以下の文があります。
「ランキングは結果論として傾向が現れるので流行が出来るのは必然なのだ」
「万人に優しいランキングなど作るのは不可能に近い」
つまり、ランキングは傾向や流行があり、万人に優しくない状態なのです。
私もそう思います。
冬月様が不毛だとする根拠は議論が生産的でなく結論に向かっていっていない事にあると読み取れます。
これは私も一部同意します。
私が一番不満なのは、"だから不毛だ"即ち"だからヤメロ"と言ってしまっている所です。
その発想は、極端な現状維持への固執からやってくる発想です。
全体主義的で言論封鎖的で危険ですらあると思います。
私は改善のための模索をするべきだと信じています。
そのための方法の一つが開かれた言論であるのは人類史が証明する所です。
たとえ代替案の提出でなく、不満の表明だけでも、十分改善のための模索に貢献できると考えます。
作者叩き、読者叩きに関しては具体性が全くない主張なので、取り上げませんが、
以下の文には、上で述べた事と同様の危険性を感じます。
「気に入らない奴の一人や二人は絶対に目の前をうろつく。
(略)スルーしろ。嫌なことから目を背けろ。回れ右して見て見ぬふりをしろ。」
その他の主張に関する私の考えは一番下にまとめます。
最後に、
底辺作家の方々も上位作家の方々も今後も主張を続けていただきたいです。
冬月様が不毛とする事まとめ
1、なろうのランキングが健全ではない論争
2、作者叩き
3、読者叩き
4、不定期更新ですって、最初に書いちゃう
5、漢字に出来るひらがなを全部漢字にして誤字報告する
6、作者は豆腐メンタルですとか、書いちゃう
7、わざわざ言わんでいいことを、しかも読者様にも作者様にも喧嘩を売るようなエッセイを、一時間かけて書いた私の労力
4、6
不毛かもしれませんが、作者個人の自己判断に類するので比較的重要ではないでしょう。
5
不毛ですね。
7
ランキングトップなのだから不毛じゃありません。
以上
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