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58.ワールドレイドの予定

ちょっと短めです。誤字などのご報告ありがとうございます。

 ワールドレイドイベントがあるのは現実での来週だそうだ。

 基本的に休みが取れる人の割合が多い為に週末に行われ、貢献度に差がつきすぎない様に、土曜日一日24時間行われる内(ゲーム内24日)最大でプレイヤーが好きな3時間(ゲーム内3日)を選択して参加出来るそうだ。

 1時間だけ参加してもよし、3時間参加してもよし、その辺りはプレイヤーが決めればいいのだ。


 依頼を受ける貴族の娘さんは、こちらの都合に合わせ1日見学する形を取る形にするそうなので、こちらが参加時間を決めていいそうだ。

 ミズキ的には土曜日の夜21時位が都合が良いので、その旨を二人に伝えると特に問題も無いらしいので、21日目にログインして待ち合わせ、22日目に参加する形にした。イベント会場まで結構な距離もあるらしい。


「で、何か準備する事とかあるんです?」


「お前は無さげだよな…武器すら持ってないだろ?犬猫二人は戦闘装備でもいいし、ギルド服が着たいなら、エマにサイズを言っておけば用意させるぞ?」


「んー、僕もギルド服は着たいけど、戦闘するかもしれないし装備を準備しとくよ。」


「じゃ、終わったら渡す形な。」


「らじゃっ♪僕はLで、るぅのはSでお願いね。」


 二人は以前にも参加しているので認識もしているのだろう。

 ミズキは事前知識もなければ、別に無理に何かを準備する気も特にない。強いて言えばスキルをもう少し慣れようかと思う位だ。慣れに関して空間認識的な感覚を可能なら瞬時に発現できるのが理想ではあるが、そんなことよりもミズキが怖いのは護衛対象者がこちらの言う事を守ってくれるか否か…である。


 ミズキの収納によるバリアはかなり強力ではあるのだが、発現させた後に自由に移動出来る訳ではない。あくまで、ミズキを中心としての限られた範囲があるのだから。

 うろちょろするタイプの対象者だと…かなり面倒になるので、事前に話合う必要があるかもしれないと考える。そんな考えを二人に話すと、メグミがさらっと解決策を出してきた。


「そんなの、君が護衛の子を椅子にでも引っ付けちゃえばいいんだよ。」


 …と。

 確かに固定してしまえば問題は無いし、観戦する事が出来ればいいのだから、そのほかの事に関しては文句をいわせなきゃいいのだ。そういう方に持っていけばいいやと考える。

 まぁ…危険を承知で観戦を希望するような人なのだろうから、動かない事を護衛の条件にでもすればいい。動くなら護衛はしませんよと。文句言いそうだけど。

 3か所の収納場所をどう使うべきかを来週迄に考えることにする。


「どんな反応をしてくれますかね?」


 などとミズキは軽口を叩くが、実際にあの拘束を体験した事のある二人は、護衛対象者に対して気の毒だと感じてしまう半面、少し面白がってしまっていたりもする。

護衛対象者は拘束決定の様です(笑)


200808 3時間でゲーム内4日→3日…に。

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