表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虚構の世界  作者: ちよ丸&朽ちた太陽&シュガーアップル
始まり―邂逅―
1/9

第一話

ちよ丸 著作。

久々に、幼き頃の夢を見た。

周囲から「化物」やら「死神」やらと呼ばれ、オレは人と関わるのをやめた。

目を合わせると相手の顔は青ざめ、体は冷たくなり、二度と目を覚ますことがなくなってしまう。

こんな目さえなければ・・・。

みんなと同じ目を持てたなら、きっと変われる。

そう信じ、オレは夜、あらゆる人から目を奪った。たいして難しくなく、たくさんの目玉が手に入った。

しかし、それでもみんなと同じになれなかった。


『なんでオレだけがこんな目にあわなければならない』



「そんな思考回路してるからdeathよ。」


・・・。声の主はすぐ後ろにいた。月明かりに照らされ、輝く金色の髪。いかにも、裕福な服。・・・誰?


「こんばんは。僕はアスター・ドミニスdeath。あなたも一緒に来るdeathか?」


オレに話しかけてくる時点で不思議で、そこから動くことが出来なかった。

ただ、目を合わせまいと目線を泳がすのに必死だった。すると、急に袖を引っ張られて、つい、目が合ってしまった。



~数分後~



「これで分かったdeathね。あなたの能力は効かないんdeath。それと、いい加減喋ったらどうなんdeathか。」


彼?彼女?とりあえず、アスターにはなんの変化もみられなかった。でも、なんで?

そして、オレの思考回路はショートした。



「っていう夢を見たんだけどね。どう?」


アスターは、とても不機嫌そうに睨み付けてきた。


「相変わらず、妄想が好きdeathね。頭の中はお花畑になってるdeath・・・。」


そんなこんなで、いつもと変わらない日が始まるとオレたちは思っていた・・・。

深夜 テンション!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ