SFアクションの傑作・攻殻機動隊に手を出そう!
SFアクションの金字塔「攻殻機動隊」シリーズ、僕も大好きなそのシリーズですが、もっとたくさんの人に見てもらいたく、質問形式で紹介していきたいと思います。
・基本的な世界観、ストーリー
近未来の日本、電脳技術や義体技術が発展した世界。その技術とともに進化した凶悪犯罪やテロに対抗するために設立した警察内部の特殊部隊・公安9課、通称「攻殻機動隊」の活躍を描く。
・内容
公安9課が、巨大な犯罪組織を追う。その中でアクションやSF要素、ミステリー、社会問題が組み込まれている。ミリタリー臭が強く、銃撃戦などの軍事行動や諜報戦(スパイ活動)が多い。サイボーグとかロボットがよく出てくる。
・シリーズの数
漫画が3つ、劇場版7作(今のところ)、小説6作(だったと思う)、アニメシリーズが3つ。自分に合ったメディアを選んでください。
<長編映画>
攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル
・最初の映像化(ゲーム版除く)。ダークな世界観。達観した登場人物。静かな描写。美しくも哀しい人間としての攻殻メンバーを描く傑作。
攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル 2・0
・最初の映像化をデジタルリマスターした物。青かった画面構成からオレンジっぽい映像になっている。
イノセンス
・ゴースト・イン・ザ・シェルの続編。ダークな世界観はより強調され、全身義体(本当に自分は人間であり、自分であるという証拠が何もない)者の哀しみがにじみ出る作品。超越者として描かれていた主人公(素子)と、そうではないバトー。その光と闇を描く。美しく、アニメ史に残る傑作。
攻殻機動隊SAC 笑い男編
・TVアニメ「攻殻機動隊SAC」の総編集版
攻殻機動隊SAC 2ND GIG
・TVアニメ「攻殻機動隊SAC 2ND GIG」の総編集版
攻殻機動隊SAC SSS
・SAC 2ND GIGの続編。最強の敵が時空を超えて蘇る……? 社会問題を交えて繰り広げられる正義の戦い。そして、その果て。
・シリーズ長いなぁ……1つ見るだけで、世界観とか把握できる?
できる作品もあります。それは後に説明したいと思います。
・何から手を出せばいいかわかんない!
アニメシリーズから入ることをお勧めします。「劇場版1995」「イノセンス」「アライズ」は初心者向けではないので、初心者の方は見ないほうがよろしいかと思います。
・具体的に言うと、どんな作品に似てる?
「サイコパス」「機動警察パトレイバー」「メタルギア」「ガンスリンガーガール」とかですかね。アクション、SF、捜査、と言う感じの作品なので上記の作品が好きな人は必ずハマります!!
・かわいい女の子出てくる?
主要キャラとしては一人も出てきません。残念ながら。でも萌ポイントはたくさんありますよ(タチコマとか)
・一回見たことあるけどさ、ぶっちゃけつまんねぇよな
わかります。自分もかなりシリーズ中に好き嫌いがあります。作品ごとに感じがだいぶ異なりますので、別の作品だと面白いかもしれません。
・押井守が関わっているんだよね、じゃあ見ないわ
確かに彼はあくの強い監督ですが、押井さんの息のかかっていない作品もあるので、そちらをどうでしょうか(僕は押井さん大好きなんだけどね)
・専門用語多くね?それだけで見る気失せるわ
電脳、義体を覚えればなんとか見れると思いますよ
・シリーズって繋がってるの?
繋がっている作品とそうでないのがあります。
「攻殻機動隊」時系列 小説、外伝、コミカライズは省いています。
<ARISE時系列>攻殻機動隊ARISE(AAA)→攻殻機動隊新劇場版→ちょっとパラレルな人形遣い編……?
<神山監督時系列>東のエデン→攻殻機動隊SAC→攻殻機動隊SAC 2ND GIG→攻殻機動隊SAC SSS
・他の時系列とのかかわりはない。もしも草薙が〈人形使い〉に出会わなかったなら? というパラレルワールドである。実は「東のエデン」の事件で生き延びた少女と少年が草薙素子と久世英雄である、と言う設定。
<押井作品時系列>攻殻機動隊ゴースト・イン・ザ・シェル→イノセンス
・押井監督の解釈で描かれた作品。他の時系列とのかかわりはない
<漫画版時系列>攻殻機動隊(原作)→攻殻機動隊1・5、攻殻機動隊2~100年後~アップルシード
・原作。他の時系列との関わりはない。同作者の作品「アップルシード」と繋がっている。
・泣ける?
泣けます。どうでもいいですが、私は新作・アライズ1に3回くらい泣かされました。イノセンスも泣けます。
・お色気ある?
ある。おっぱいで圧死するくらいおっぱいが出てくる。
・解説とかしてくれるサイトってある?
ありますよ~「攻殻機動隊の世界」というサイトがとても見やすいので、お勧めします。その他の質問は、わたくしにでもしていただければ答えますよ。
・なんかボトルキャップを目につけている奴がいるけど、あいつは何?
あれはボトルキャップじゃありません。義体の一つ、高性能義眼です。