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<SF初心者へ送る作品群>宇宙人系

第2回は宇宙人系

宇宙人系


「AII YOU NEED IS KILL」

・メディア形態 ライトノベル

・ストーリ

「ギタイ」と呼ばれる宇宙から飛来した生物と人間が戦争をしている近未来。

ギタイと戦う軍隊である通称・統合防疫軍に入隊した主人公キリヤは初戦で死亡する。

しかし意識を取り戻すと出撃前に戻っているという現象に見舞われる。しかも、それは何度も繰り返し、そのループ現象を利用してキリヤは戦士として成長していくが……


・見どころ

この作品は「宇宙人侵略モノ」でありながら、激しい戦闘シーンがある「戦争モノ」でループする「時間モノ」という一作で3つの味を楽しめるお得な作品となっています。

ページ数も少なく、話も簡潔でとても読みやすいです。

アクションシーンもバイオレンスで超かっこいいです。

主人公たち防疫統合軍の装備しているパワードスーツの設定や外見もすごくかっちょいいです。それに主人公のせつない恋も見ものです。

また読書後の切ない気持ちは皆さんにも味わってほしいです。

なんと!トム・クルーズ主演で映画化されると言うのでそちらも楽しみです。

・問題点

戦闘シーンはグロテスクな描写があります。


「涼宮ハルヒの憂鬱」

・メディア形態 ライトノベル(原作) アニメ 漫画 アニメ映画

・ストーリ

高校生になっても超常現象へのあこがれを捨てきれないが、それを隠している男子高校生キョン。しかし入学早々「ただの人間には興味がない。宇宙人、未来人、超能力者がいたら私の所に来い!」という挨拶をかました涼宮ハルヒと共に、気が進まないながら「宇宙人や未来人や超能力者と遊ぶ会」を結成することに。結成後も宇宙人や未来人や超能力者が現れるはずもなく…と思っていたキョンのもとに宇宙人、未来人、超能力者を名乗る人物が現れる。

信じないキョンだったが、彼らにそれぞれの能力を見せつけられ納得せざるを得なくなる。

しかし、それはまだで初めに過ぎなかったのだ。キョンはその後も次々と超常現象に見舞われていく。

・見どころ

それぞれ魅力のあるキャラクターたちのふれあいを見ていているだけでも面白いですが、SFとしてもしっかりしていて、SFファンもそうでない方も十分楽しめます。

原作のページ数も多くはなく、ぐいぐい引っ張られる展開なので、読みやすいです。

それに何より女性キャラクターが全員魅力的です。

(男性陣も魅力はあるのですが)

一応シリーズものですが「憂鬱」で一応完結しているので、一作だけでも楽しめます。

「憂鬱」は宇宙人要素が強いかなぁ…という著者の勝手な考えから「宇宙人」にカテゴライズしました。未来人やら超能力者もちゃんと出てきます。

・問題点

一般的におたくと呼ばれる人が好む「萌アニメ」(萌って死語ですかね…)という印象がとても強く誤解されがちです。

またお色気描写が多いです。(下ネタではないです)

どうでもいいですが、そのお色気描写を著者は母親と見てしまいました。トラウマです。

「映画」とメディア形態欄にありますが「涼宮ハルヒの憂鬱」を読むか見ないかしないと楽しめない作品です。映画を観るに当たっては、原作を読むだけで十分だと思われます。



「E.T.」

・メディア形態 映画

・ストーリ

一人、仲間に置き去りにされてしまった宇宙人と少年の交流を描く。

すいません、あらすじが物語と直結しているので著者の筆力ではネタバレを含まずにはこの程度しか書けませんでした。

・見どころ

宇宙人と少年の交流とありますが、物語を通して成長する主人公の物語が中心であり、SF要素はそれほど強くありません。誰とでも見ることができ、また人によって感情移入する人が変わってきますので色々な人を誘ってそれぞれの反応や感想を聞いてみるのも面白いかもしれません。SFファンにはうれしい過去のSF作品のパロディがちらほら見られ、それを探すのも楽しいでしょう。またバリエーションがいくつかあるので、間違い探しのような感覚で観比べるのも楽しいです(結構違ったりします)

パペットが動く映画が好き!という人にはたまらない演出がありそこもポイントの一つと言えます。


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