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日常=異世界冒険記  作者: かなた
第1章 〜運命転換期〜
7/7

一難去ってまた一難……ぶっちゃけありえねぇ…

更新がめっちゃ遅れてしまった。

 生まれて初めて人を殺してしまった。


 祐大は、平和な国で生まれた自分は一生人殺しなど無縁だと思っていた。

 だが後悔してるかと聞かれれば祐大は自信を持って、していないと答えられる。あのままではリリーもリリーの妹も酷いなんていうありきたりな言葉などでは表しきれない目にあっていただろう。

 異世界人召喚は国の秘密。あの男のことだから、そのままリリーを解放するなんて真似はしなかっただろう。リリーの妹の件についての約束すら守るのか分からない奴である。

 もし後悔するとすれば、祐大がこの世界に来てしまった事からだ。だが男の話を聞いた限り、祐大がこの世界に来なくてもきっと他の誰かが選ばれているはずだ。


 後悔なんてした所で意味など無い。


 祐大は気持ちを切り替える。落ち着かせる。まず自分が今やらなくてはいけない事を考えなければならないのだ。

 男の死体の近くの床に座ったままのリリーの下へと行き、屈んで話しかける。


「えっと…まぁ…無事で良かったよ」


 さっき事情を知らず思いっきり怒鳴りつけたのでちょっと気まずかったので少したどたどしくなってしまう。

 祐大が起きた直後のあの巫山戯た口調と態度はリリーの防波堤だったのだ。人間は泣くと悲しい気持ちが増す様に、ある行動は感情を大きく昂らせる。悪びれた行動に引き起こされる罪悪感という感情がリリーの心を決壊させないために、命令を全うするために、妹を守るために…道化に徹したのだ。

 でもそうやって感情を抑えようとしても限界がある。他にも様々なものがリリーの心を揺さぶる。それは自身を責める言葉であったり、自身を気遣ってくれる言葉であったり。



 そして感情が抑えきれなくなったリリーは、


「うわああああああんユウダイぐん〜」


 泣きながら屈んでいた祐大に抱きついた。


 さてここで祐大の体格を説明しておこう。幼い頃から父親から苛めっ子にやり返してこいと半ば強制的に体を鍛えさせられている為、筋骨隆々とまでは言わないが無駄な脂肪は一切付いていない。結局苛めがより陰湿なものに変わっただけだったが…。しかしそんな事はこの場ではどうでもいい。重要なのは祐大の身長は同年代の平均身長より低い事である。この身長の低さが原因で祐大は何度もからかわれてきた。実はその話の中で結構大きな事件に発展したものがあるが、まあそれはまた別の話である。ていうかどうでもいいので書くつもりもない。

 話を戻そう。ここで祐大がリリーを自分の胸に抱き寄せ「もう大丈夫だよ」と声をかけながら頭を撫でてあげれば、きっとかっこよかったのであろう。

 だが事実は違う。


 ムニュウッ


(何これ!?柔らかっっっっっっっ!!!)


 リリーの身長はざっと170以上ある。お互い屈んだ状態だとしても、そんな身長差があれば当然胴の長さも違う。そんなリリーが祐大を抱き寄せると祐大の顔面には幸せがいっぱい届くのだ。何の事か詳しく説明するまでも無いだろう。傍目からは祐大がリリーに甘えてる様にしか見えない。


「ヒック…ごめんね…騙したりして、本当にごめんね…ユウダイ君」

「許す!!」


 今の祐大はリリーの全てを許せる気がしていた。随分とちょろい男である。






「さて…これからどうしようか?」


 暫くした後、祐大はリリーに問いかけた。ちなみにもう体は密着していない。


(もう少し脱出が遅れていれば窒息死する所だった……いや、でもそんな死に方もありな気がして……って何考えてんだ僕は!!いやでもあんな幸せなまま死ねるなら…だが、いや、でも)


「とりあえず急いでここから逃げよ〜!出口までの道は覚えてるから任せて!………ユウダイ君?」


 リリーは祐大に話しかけた!!

 しかし祐大は混乱している


「ユウダイく〜ん?」

「は、はい!!とりあえず僕は『たけのこ』ではなく『きのこ』派を貫き通します!!」

「え?あの何の話を…ていうかキノコは分かるけどタケノコって何?」


 どうやらこの世界に竹は無いようである。この世界ならきのこ派大勝利かもしれない。


「そんな事よりユウダイ君。早く誰かが死体を見つける前に逃げなきゃ、兵隊さん達に追いかけまわされちゃうよ〜」

「………はっ!!そ、そうだ早く逃げないと!!この城の出口がどこか分かる?」

「任せて!!」


 2人は気持ちを引き締め、急いで扉へと走る。しかし祐大が扉に触れる寸前、何故か勝手に扉が奥へと開く。そして扉の奥から可愛らしい声が聞こえた。


「儀式…もう終わりました?」

「うぇ!?」


(もうバレたああああああああ)


 祐大は絶望する。これは終わったと。


 声の持ち主の姿は扉に隠れて良く見ることができない。おっかなびっくり覗き込んでるといった感じだ。

(でも、この声は明らかに女性だよな。ここに仕えてるメイドとかなのか?)


 祐大にとって偉い人に仕える女性=メイドなのだ。


「あ、あれ?ジーハ様じゃない?あ、あの貴方はどちら様なのでしょうか?」


 ジーハというのはどうやらあの男(中二病)の事の様だ。


「失礼ですが…ジーハ様はどちらに?」

「え、えっと〜……ト、トイレに…」

「そうでしたか、ありがとうございます」

「い、いえいえいいんですよ」

「……ところで貴方はどちら様でしょうか?」

「た、只の通りすがりです!」

「どうして只の通りすがりの方が服に血をべっとり付けているんですか?」

「え?あ…あああああああああ!!!」


 祐大は思い出す。ジーハを斬った時に返り血をたっぷり浴びてしまった事を。


「…ちょっと部屋に入れてもらいますね」

「それはダメです!!」

「…どうしてですか?」

「えっと…そう!まだ儀式の最中だからです!!」

「ジーハ様は今お手洗いに行っていると貴方の口から聞きましたが?」

「馬鹿野郎!!そいつがル○ンだ!!」

「誰ですかルパ○って!?と、とにかく入りますよ!!」

「ちょっ、待っ!!」


 女性が祐大の真正面に立つ。

 その女性は黒髪に黒い瞳をして、身長は祐大より少し低い。触れば折れてしまいそうな儚いイメージを与える少女だった。簡単に言うと


(超美少女!!)


 である。

 少女は視線を部屋の中に向ける。咄嗟の事でジーハの死体を見られない様に少女の視界を遮ることも出来なかった。少女の目に血だらけになって倒れている死体が映る


「ジ、ジーハ様が…し、ししし死ん………キュ〜」

「わっととと!」


 慌ててこちらに倒れてくる少女を抱える様に支える。

 やはりというか、少女には刺激が強過ぎた様で気絶してしまった。祐大の服に付いた返り血を見ても、殆ど動揺していなかった方が異常なのだ。ちなみに後で分かった話であるが、この時少女は儀式に獣やモンスターの血を使ったのだと思っていたらしい。この描写はつまり後々、この少女と会話する機会がある事を伺わせてしまうが、そんな些細(・・・)なネタバレなどしても、していなくとも、読んでいる方には既に展開を読まれているだろう。このタイミングで登場する人物が後々出て来ない訳が無い。

 美少女と密着してしまい、髪から女性特有の甘い香りがする。思わず顔が赤くなるが、彼女の胸がまだ発展途上である為、それだけで済んだ。

 短時間の間に2人の女性に抱きつかれる祐大。もしこの事を世の男性が知れば、袋叩きであろう。祐大も、もし知り合いがそんな目に合っていれば半殺しにしている。


(自分の身に起こると嬉しがる余裕無いな)


 そんな事を考えていると、なんだか背中から物凄い殺気が感じる。恐る恐る振り返ると…


「ねぇ、ユウダイく〜ん…いつまで抱き付いてるのかな〜?」


(怖っ!!なんでリリーさんが切れてんの!?)


 先程、祐大に抱き付いたせいで血が付いてしまった服を着て、右手には祐大が抱き付かれた拍子に落としたであろうこれまた血が付いた刀を持ったリリーの姿があった。


 ヤンデレ巨乳お姉さんここに誕生である。


「ちょっとお待ちになりませぬかこれは不可抗力であって決して(やま)しい気持ちがあっての行動ではなくただこのまま倒れて頭とか打ったら大変だなーと考えての行動という次第であり、であるからしてつまりですね……こ、殺さないでえええええ」

「こ、ここまで怯えられるとちょっと落ち込むかも…」


 祐大は怯えるを使った!!

 リリーの精神に50ダメージ

 リリーは落ち込んだ


「とりあえず、この娘どうしよう?」

「その辺に寝かせておけばいいんじゃないの〜?」

「でも死体の側に寝かせるのは…なんかカオスすぎるし、この娘が気が付いたとしても、また死体を見て気絶するの無限ループにハマっちゃいそうだし」


 死体の横で起き上がり、また倒れるを繰り返す少女なんて誰も見たくないだろう。


「む〜…ユウダイ君は誰にでも優しいんだね〜、これは近い未来、ユウダイ君が複数の女の子と修羅場になる予感」

「はいはい、そうですねー、ていうかこれ位は人として当然でしょ」


 リリーの言葉を軽く流す祐大。

 年齢=彼女いない歴の祐大が自分がモテるなんて信じられるはずも無かった。


「まあそれはさておき、その娘はどうするの〜?」

「う〜ん」

(この娘を運ぶ途中で誰かに見られたら、この娘も巻き込んじゃいそうだしなぁ。)


 この娘のための行動が裏目に出る可能性が高い。仮に人質として連れて行くとしても、ここは、人は平等だと謳っていた元の世界では無い。相手側は祐大が今抱き留めている命をそこまで大事に扱うとは思えない。隙ありと取られて少女と祐大まとめて切りかかってくる事も絶対にあり得ないとも言えない。


「……連れて行きます」

「本当に連れてくの?この娘は君とは何の関係も無いんだよ?」


 祐大の思考の末、気付いた。この娘が起きた後、また気絶するなんて話どころでは無い。


「考えてみてください。誰か来た時にこの場所はどういう状況になっているか…

 "国にとって重要な人間が殺され、側には何の役にも立たなかった気絶したメイド"

 そうなればこの娘は責任を問われて王宮の仕事を辞職する事になるかもしれない。

 僕達の都合でそんな目に合わせられるわけ、無いじゃないですか…」

「ユ、ユウダイ君……」

(名前も知らない人の為にここまで考えてあげるなんて…なんて良い人なんだろう…)


 リリーは祐大の優しい言葉に深い感銘を受けた。






 だが、リリーが感動している最中、祐大は邪悪な笑みを浮かべていた。


(フッ ちょろいぜ)


 そう、祐大が今喋っていた内容は本心では無いのだ。祐大が少女を連れて行こうと思った本当の理由は











(美少女相手にお姫様抱っこってやってみたかったんだよね〜)


 女性陣から死ねと連呼されかれない酷い理由だった。


 勿論さっき述べた理由も別に嘘では無い。連れていくという考えは先程の理由が切っ掛けである。

 しかし、どうやって運び出すという手順を考えている内にどんどん下心が膨らんでいき、真っ当な気持ちが萎んでいってしまったのである。


(まあ、改めて考えると一介のメイドが責任を取らされるなんてあり得ないし。でもこんな所に置いて行くなんて本気でこの娘の精神衛生上よろしくないし、僕の良心も痛むし)


 この状況で下心丸出しな奴に良心が痛むとか言う資格があるのだろうか。


「さてそれじゃあ僕がこの娘を運んd「私が運ぶ!!」え?何で?」

「何と無くユウダイ君に運ばせたらいけない気がするからダメ!!」


 祐大の下心はリリーに勘付かれていた。


「いやでもあいつの話を聞く限り、僕の力は相当上がってるみたいだから僕が運んだ方が…」

「え〜と……そ、そうだよ!急に力が上がってしまったなら加減ができずにこの娘を傷付けちゃうかもしれないよ!そんな悲しい事故が起こらない様に私が運ぶんだよ!」

「なっ!?」

(い、言い返せねぇ…で、でも何か反論しないと折角の、折角のチャンスがああああああ)


 しかしどんなに焦っても、この不利な状態を覆す言葉が見つからない。

 実の所、祐大自身も力をコントロールできてるのか分かっていない。


 ジーハから大量の返り血が噴き出した事から分かるように祐大はジーハの身体をかなり深く切ったのだ。

 人間の体は柔らかい部分だけで出来ているはずも無い。つまり、祐大は人体の骨を断ち切ったことになる。これはリリーの刀の切れ味のお蔭か、祐大の強化された力によるものか。はたまた両方か。

 もし祐大の力によるものが大きいのならば、素人の太刀筋で骨を断ち切る祐大の力がどれ程のものかは想像に難くない。

 だが祐大はそこまでできるとは思っていなかった。ジーハに対しては、週末、スーパーで多めに買った食品が入ったビニール袋を片手で持ち上げるぐらいの力で斬り付けた。その程度の認識の力だった筈が結果としてこうなってしまった。

 改めて祐大は自分に与えられた力の恐ろしさを再認識する。心内では自分に宿った力に歓喜する自分がいるが他から急にやってきた力に恐怖する自分もいた。


 ―自分はこの力を間違えずに使えるだろうか―











 さてそんな事よりお姫様抱っこである。

 祐大にとってこの命題は何よりも優先すべき事柄であり、早急に解決しなければならないのだ。


「な、なんで祐大君はそんな親の仇を見るような目で私を見るの!?」

「僕が……運びます!」


 祐大が厳かに、そして力強くリリーに言葉を放つ。その姿はまるで獲物に飛びかかる前の獣のようであり、絶対的な強さを持つ敵に対して、志を胸に立ち向かう勇者のようであった。


 要するに言葉じゃ勝てないから雰囲気で押し切ろうとしてるのである。


 自分の望み(よくぼう)の為に強大な敵(リリー)に立ち向かう祐大、祐大の決意に満ちた顔にタジタジになるリリー、祐大の気迫によって(かは分からないが)意識が戻るメイド。


「あ、あれ?私…あれ?」


 起きたばかりで混乱している少女。


「目、目が覚めた…だと…!?

 ……大丈夫?立てる?」

「良かった〜、起きたんだね〜」

「あ、ありがとうございます」


 若干1名少女が目を覚ました事により、お姫様抱っこできる可能性が激変した為、ショックを受けた人間がいたが、根は御人好しな性格なので即座に少女への心配をする。

 少女は起きた途端、自分の近くに知らない人間がいたせいで混乱している。

 もし少女が自分の目の前にいる2人組がさっきまでどっちが運ぶかでずっと争っていたと聞いたらどんな反応をするだろうか。


「えっと…私ってば確かジーハ様に隣の部屋で待つよう言われて、すぐ呼ぶって言ってらしたのに、中々いらっしゃられないから様子を見に来たら知らない殿方…が…」


 少女が自分のとった行動を振り返っていき、遂に自分の気絶する直前の記憶まで辿り着くと…


「キャアアアアアアアア!!!」


 韓流スターを目の前にしたオバ様方もビックリな叫び声をあげた。


 つまり…


 ー今叫び声が聞こえたぞ !

 ー向こうからだ!

 ーであえであえ〜

 ーはっ誰かが私の助けを呼んでいる!!


 こういう展開になる訳である。


「むしろどうして予測出来なかったんだよ自分!」


 あまりにもお決まりのパターン過ぎて自分の不甲斐なさに腹を立てる祐大。あと原因はお姫様抱っこに浮かれてたからに決まっている。


(と、とりあえずこの叫びまくっているメイドさんをなんとかしないt「キュ〜」…はい解決〜)


 安定のキュ〜により、勝手に大人しくなった。この少女は気絶癖でもあるのだろうか?


 兵士と思われる声がどんどんこちらに向かって近付いて来ているのが分かる。しかしこの絶望的な状況でも祐大は落ち着いていた。


「ゆ、祐大君どうしよ〜」

「落ち着いて下さい、ここはリリーさんの出番です」

「わ、私の?…分かった、私に出来る事ならなんでもするよ!!」

「なん…でも…!?」


 名誉挽回とばかりに気合いをいれるリリー。なんでもという言葉に過剰に反応する馬鹿(祐大)とは大違いである。


「さあ、リリーさん今こそ城門の所で言っていた、くらましの魔法とやらの出番です」


 そうリリーが城門前で言っていた魔法。少女が意識のある内は有用性が下がってしまうが、少女が気絶した今、祐大達の姿が見えなければ兵士達は既に逃げてしまったと考えるだろう。

 仕事熱心な兵士達がもう大分近くまで来てしまっている。急がねばならない。


「もう時間が無いです。早く呪文を!」











「えっと…ごめんね…魔力切れです」


 リリーがそう言った途端、数人の兵士達が扉の音を大きく響かせながらなだれ込んで来た。

 しかも兵士の内の1人が











「ひ…姫様!?貴様ら!!姫様からすぐ離れろおおおおお」


 とか言い出したからさあ大変。


「…リリーさんまじぱねぇっす。あとメイドだと思ったらお姫様って……文字通り僕がしようとしたのはお姫様抱っこですね〜」


 悟りの境地に達したかの様な顔をした祐大は現実逃避とばかりに呟いた。

一応祐大君の為に言っておくと、別に祐大はやましい気持ちが強いわけではありません。異世界に来て美少女に会うというテンプレのせいで舞い上がっちゃってるだけです。

…まあそれでも限度があるとおもいますけどね。

どうしてお姫様がメイド服着てたのかの説明は次回になるのかな〜?

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