ラクシャーサ、
「気に入りませんわ」
ほっぺをつままれる聖なる火を維持する献身使い、なぜか
「ひょんなこといわれても」
李清とその部下がやってきたのはいいが、いくら何でも百人近くを入れられるスペースが
聖なる火を維持する献身使いのところしかなかったからだ
「あなたはいいですわね、もうかって」
まんしんてきな人手不足「だから言ってるじゃん、うちから何人か派遣しようかって」
「いえいりませんわ」
(本当、意地っ張りなんだからもう)
ちなみにナーガの、現在少女は、婚約者といることを望み、、、聖なる火を維持する献身使いの「縁」のところに行った
名前はイラーというらしい、最近いつでも川で泳いでる姿を目にする
「それはそうと今度の、合同練習あなたのところはだれを出しますの」
「うん、李清のところは、、、元兵士ということもあって団結すると強いんだけど
まだ、ほかの面子と組ませた時が危ういんだよね、まぁそこはぼちぼちするとし
合同練習つていっても、あそこだよね」
「あそこ、ですわね」
「下手に練度の低い面子で行くと大けがしそうだし、大将である私と幹部連中でいくけど」
ぷるぷると頬を膨らませる
「わ、わたくしのところはわたくしいがいですわ」
つまりクールと縮れ毛の二人である
かくして合同練習は始まったーー舞台になるのは、足場が険しく、今はアレアはてた
廃村
、、、この村は、ラクシャーサによりほろんだ、この土地をぐるりと取り囲むように
ラクシャーサの縄張りがある
それではなぜここか、弓の訓練にはもってこいの広い野原だからだ
そして、この土地にもまた「武器」しったびしゅじゅ(百の脅威)という名前の武器があった
それはラクシャーサしか気づかず、ラクシャーサにして元人間の大王(呪いをかけられた)が所有している
そう、この土地でまた新たなる戦いの火ぶたが切って落とされる